さらなる DX 推進に向けた、アクティオの Google 活用法とはアクティオの Google Workspace 導入事例
株式会社アクティオホールディングス様
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株式会社スポーツフィールド
「スポーツが持つ可能性を様々なフィールドで発揮する」ことを理念に掲げ、体育会学生やアスリートといったスポーツ人財の採用・就職支援に特化したサービスを全国で展開するスポーツフィールド。新卒者向け就職支援サービス「スポナビ」や、転職者・アスリート向け転職支援サービス「スポナビキャリア」、さらに、採用コンサルティング事業や教育・研修事業なども手がけています。近年では、大学部活動のスポンサー獲得支援や、スポーツ用品メーカー「リンドスポーツ」のM&Aによる事業拡大など、さらなる成長を遂げています。
同社では、2024 年より、Google Workspace with Gemini を導入開始。2025 年からは全社での活用を推進したことで様々な業務効率化を実現しました。
(取材はオンラインで Google Meet を利用)
課題
対策
効果
株式会社スポーツフィールドが生成AIの活用を本格的に検討し始めたの は 2024 年 8 月頃です。ICT部門でサポートデスクや新サービスのキャ ッチアップなどを担当する楠本氏は、次のように振り返ります。
「役員の一人である上司から生成AI活用の話がありました。そこで、Google Workspace 向け Gemini 機能の有料アドオンを購入することになりました。Gemini を選んだのは、既に Google Workspace を活用しており、セキュリティ面での懸念が少なく、また、既存業務とシームレスに連携できるため、外部生成AIサービスを導入するよりも安全面と利便性でベストな選択だと考えたからです。当初は私、上司、小西など、社内の 6 名で先行導入しました。
これまで、サポートデスクに質問があると、まずは Google 検索で調べて回答することが多かったのですが、Gemini を使うことで調査工数を大幅に削減できました。その他にも、アイデア出しや壁打ち、Google スプレッドシート 関数入力の支援など、業務全般で効率化につながる手応えを感じました」(楠本氏)
同社が業務効率化に注目した背景には、入力作業などの事務負担が大きいという課題がありました。
「当社では、一人の営業担当者が求職者の面談・サポートと、求人企業との商談の両方を担当しています。その面談や商談で得た情報を整理・集約し、システムへ入力するのですが、そこに膨大な時間がかかっていました。また、マネジメントを担当する私は、部下の入力内容の確認にも多くの時間を費やしていました」(外山氏)
同社は、生成AIの活用意識を高めるため、2024 年 12 月と2025 年 1 月に、外部講師を招いた研修を実施しました。研修では生成AIの基礎やプロンプトの考え方について学び、役職者や各部署の代表者など、約 20 名が参加しました。
2025 年 1 月からは、Gemini が Google Workspace の標準機能となったため、全社で活用を開始しました。楠本氏は、全社チャットで Gemini の利用開始を告知し、その後も月 1回程度、新機能のリリース情報などを発信しました。
全社利用の開始後、事業部横断型のプロジェクト「AI活用推進室」が立ち上がりました。同社は全国に拠点があるため、全事業所への浸透を目指し、各部署から 20 名がプロジェクトメンバーとして参加しています。プロジェクトリーダーを務める小西氏は、次のように話します。
「週 1 回メンバーが集まり、活用アイデアの共有や成功事例の報告、課題と改善方法について議論をしました。現在は、私が生成AI関連のチャットスペースを引き継ぎ、週 3回、新機能や活用事例、推奨機能などを発信し、利用促進を図っています」(小西氏)
2025 年 10 月には、生成AI活用に関するポリシーを策定し、全社展開しました。
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同社では業務効率化のためにさまざまなシステムを導入しており、Gemini もその一つです。特に効果を実感している具体的な活用方法は、以下の通りです。
「主に転職者や第二新卒の支援を担当しており、履歴書や職務経歴書の添削に Gemini を活用しています。また、面接対策では、求人票と求職者の情報を NotebookLM に入力し、想定質問と模範解答を生成。それをもとに模擬面接を行い、そのフィードバックも Gemini で作成しています」 (小西氏)
「営業資料の作成や、来年度の就職イベントの準備など、膨大な資料を扱う営業サポート部門でも活用が進んでいます。この部署では、イベント実績や受注企業の金額データなどを NotebookLM に集約し、今年度の目標額や受注予測、さらには 3 年後の見通しなどを算出して、資料作成に役立てています。
また、営業担当者からの依頼で企業動向や学生の傾向をまとめた資料を作成する際の作業時間も大幅に短縮されました。以前は複数のシステムをまたいで情報収集する必要があり、担当者によってはデータの収集・整理に迷うこともありましたが、NotebookLM に情報を集約したことで、正確で一貫したデータを取得可能になりました」(外山氏)
Gemini の活用によって、求人企業と求職者の最適なマッチングが実現しています。
「エリアごとに求人票の情報を NotebookLM に登録し、求職者との面談内容をチャットに入力すると、自然言語に基づいて最適なマッチング結果を得ることができます。これまでのように条件を指定して求人検索を行うだけでなく、従来の条件指定による検索では見つからなかった企業が候補に上がるようになり、提案の幅が広がりました。
さらに、関東エリアのキャリアアドバイザーが関西の求職者をオンラインで支援するといったケースでも、 Gemini を活用することで、馴染みのない地域でも的確なサポートが可能になりました」(小西氏)
経営陣の積極的な活用も利用促進の後押しになっています。
「毎週、役員が主体となって任意参加の社内研修を実施しています。その際に使用する資料を Gemini で作成しているという話もよく聞きます。社長をはじめ役員が日常的に活用しているという姿勢が、社員の心理的ハードルを下げ、特に若手社員の意欲にもつながっています」(外山氏)
全社的な効果測定はまだですが、小西氏としては次のような成果を実感しています。
「求人応募には、求職者の履歴書、職務経歴書、推薦状の 3 点が必要です。面談データを文字起こしして専用システムに入力すると 6~7 割完成しますので、その情報を Gemini でブラッシュアップしています。ゼロから作ると 1 時間ほどかかる作業が、今では約 20 分で完了し、作業時間が 3 分の 1 程度に短縮されました」(小西氏)
同社は、今後もさらなる社内活用の拡大を目指しています。
「Gemini を業務フローに組み込むようにしていますが、現状では一部手作業が必要な箇所があるため、API連携によって自動的に送信・処理される仕組みを構築していきたいです」(小西氏)
「他社での活用事例を調査し、自社にも展開できる部分を取り入れていきたいです。業務の効率化が進めば、私たちの強みである求職者と求人企業の人間関係づくりに、より注力できるようになります」(楠本氏)
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