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八丈町教育委員会

「地域DXのモデルケース」を目指す
八丈町が挑む校務ゼロトラストと働き方改革

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東京都に属する伊豆諸島の一つで、人口約 6,500 人の自然豊かな離島である八丈島。同町では教育環境の高度化に向け、ネットワークのクラウド化とともに、校務用デバイスと Google Workspace for Education(以下 Google Workspace) を連携させた先進的なICT環境を構築しました。

本事例では、離島の教育現場における「ゼロトラスト環境」の実装や「Jamf」による端末管理が、教職員の働き方や業務効率にどのような革新をもたらしたかをご紹介します。

導入前の課題

文部科学省が推奨するゼロトラスト構築を目指す同町では、校務用と学習用のネットワークが 2 系統に分かれ、従来の校務用端末が職員室や校長室でしか使用できないことが大きな課題でした。

ネットワーク統合によって校内全域や出張先でのロケーションフリーな働き方を実現するには、従来の境界線防御から「ゼロトラスト」に基づく認証制御への移行が不可欠だったのです。さらに、学習者用iPadと校務用端末の管理が分断され、運用管理やデータ連携などIT担当者の負担・コストが増大している点も、一本化による解消が急務となっていました。

実施した対策

2 つのネットワークを 1 つに統合し、Google ソリューションを中核に据えた認証基盤のクラウド化を推進しました。新たな校務用端末としてMacBook Airを採用し、MDM(*1)にはJamfを導入しました。さらにJamf Connectを活用して Google Workspace をIdP(*2)とすることで、アカウント管理を Google へ一本化しました。

これにより、Google Workspace の「多要素認証」や「リスクベース認証」、「シングルサインオン」機能に加え、Chrome Enterprise Premium によるOS情報等に基づいたリアルタイムな「アクセス制御」を組み合わせることで、強固な「校務ゼロトラスト環境」を構築しました。

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(*1) MDM(Mobile Device Management)とは、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどのモバイルデバイスを一元管理・監視するための仕組みやソフトウェア
(*2) IdP(Identity Provider)とは、クラウドサービスや業務アプリケーションにログインする際の「ユーザーID」と「パスワード」を一元管理し、安全な本人確認(認証)を提供するシステム

導入の効果と今後の展望

ネットワーク統合とロケーションフリー環境の実現により、教職員が場所を選ばずに働けるようになり、業務効率が大きく向上しました。

また、Google Workspace や Chrome Enterprise Premium、の連携によって高度なゼロトラスト環境が構築され、セキュリティリスクの低減も実現しています。さらに、校務用・学習者用どちらの端末においても、アカウント管理を Google、端末管理をJamfへ一本化したことで、管理工数とコストの大幅な削減に成功しました。

今後は、削減できたリソースを活かして「Google AI Pro for Education」の活用を推進し、より質の高い教育・校務を行う「地域DXのモデルケース」を目指します。

導入ソリューション

GoogleWorkspace Education PLUS、Chrome Enterprise Premium、Google AI Pro for Education

八丈町教育委員会

東京都八丈島八丈町大賀郷2551番地2

https://www.town.hachijo.tokyo.jp/

Google for Education の導入事例