
対話を重視するオンライン授業の実現に向けた Google Workspace for Educationの有償エディション導入!
筑波大学附属高等学校様
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学校法人 清風学園
関西の名門進学校である清風学園。中高一貫校である同校では「徳・健・財」を身につけ、社会の全てから安心、尊敬、信頼される人間を育てるという方針のもとに、仏教を中心とした宗教教育を実施しています。清風学園は、常に本質を重視した教育を目指しています。
同校では、ICT教育にも積極的に取り組んでいます。ICTは目的ではなく、学びを加速し、充実させるための新しいツールとして捉え、安心安全に活用できるための環境作りを心がけています。
同校では、2021年から Google Workspace for Education(以下、Google Workspace)の有料プランである Education Standard を導入しています。
課題
対策
効果
中高一貫校の清風学園は、生徒数約3,000人、教職員数約300人を抱えるマンモス校です。規模が大きいため、情報システムを管理する専任の部署として、学校全体のシステムを管理する情報システム部の中に、生徒の端末管理も行うICT室があり、担当しています。
同校では、2018年6月から Google Workspace の活用を開始しました。生徒は共用端末を使っていましたが、2021年度新入生から Chromebook™ を導入し、一人一台体制となりました。教職員向け端末は当初は教職員の私物を使っていましたが、2022年4月からWindows端末を支給することになりました。
「無償版の Google Workspace を活用している時から、セキュリティ上の課題がありました。セキュアな環境を構築するための方法を検討し、エンドポイントセキュリティを施したいと考えました。調べたところ、Google Workspace 有料プランである Education Standard には、アクセス制限ができるコンテキストアウェアアクセスの機能があることを知り、セミナーに参加して情報を収集しました」
その後、Google Workspace のエンドポイントセキュリティについての具体的な情報がなかなか見つからず困っていたところ、Google for Education より電算システムを紹介されました。
「電算システムは、Chromebook に関するブログなどを読んでいたので知っていました。Google Workspace のセキュリティ対策についても詳しいだろうという期待がありました」
有償版の Education Standard のコンテキストアウェアアクセスの設定については、電算システムのサポートが役に立ったそうです。
「セキュリティのスペシャリストではないので、アクセス制限を実現するにはどうしたらよいのかわかりませんでした。電算システムの担当者に質問すると、丁寧に機能について答えてもらえました。オンラインでの説明会も実施してもらえて、やりたいことを実現するための具体的な設定についても教えてもらえました。特に、Chromebook だけでなく、Windows端末や iPadも対象にしたかったので、その場合の対応方法について教えてもらえたので、助かりました」
セキュリティと利便性のバランスをとって設定したセキュリティポリシーは次のようなものです。
教職員が支給端末で外部から利用することもあるので、登録端末であれば外部からでもアクセスできるようにしました。また、クラブ活動などで連絡することがあるので、個人のモバイル端末やパソコンからでも、Gmail™ などのコミュニケーションツールは利用できるようにしました。
セキュリティを厳しくしすぎると現場が回りません。情報が一番入っている Google ドライブへのアクセスを登録端末のみに制限することで、セキュリティリスクを下げて、利便性を維持しました。
アクセス制限ポリシーは、案を考えて、同校の教頭、事務長、教職員などから構成されるICT推進委員会で議論して、承認されました。
今後校務システムのクラウド化に向けて、教職員のクライアントパソコンのセキュアな環境は必須と思っているため、リスクの低減につながると考えています。
どこからでも、いつでもアクセスできるクラウドサービスの利便性を活かしつつ、セキュリティを担保して、スムーズに運用ができています。
Google Workspace for Education の無償版を使っている学校も多いと思います。本校では、当初は教員の私物端末を使っていたこともあって、セキュリティの不安があって有償版の Education Standard を導入しましたが、安心安全のためには他校にもおすすめしたい機能です。
セキュリティ対策がしっかりできたので、今後はさらなる活用を考えています。一つは共有端末を増やして、生徒が学校外からでも端末を使った学習をしやすい環境を作ることです。もう一つはデータを活用してICT教育をより充実させることです。
「Google Classroom のログデータが蓄積されれば、ビッグデータ分析ができます。クラスごと、学年ごとの利活用の状況を確認したり、効果的な使い方をしている先生の特徴を見て他の先生にも共有したりと、より充実した授業ができるようにしていきたいです」
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