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KPI分析で次の一手を明確にする!
実務で使える基礎知識とメリット

 2021.08.23  株式会社電算システム

KPI分析は、企業活動において目標達成までの各段階に指標を設ける分析手法です。近年では導入する企業が増加傾向にあるため、ますます注目が高まっています。
この記事では、KPI分析の概要やその必要性、導入後のメリットなどを紹介します。また、効率化を実現する分析基盤とツールの活用事例までを詳しく解説します。

KPI分析とは

「KPI」とは「Key Performance Indicator」の略で、日本語に訳すと「重要業績評価指標」「重要達成度指標」を意味します。目標達成へ向かうプロセスにおいて、達成度合いの計測・評価を行うための指標がKPIです。

「業績の向上やブランド力の強化」「顧客満足度の向上」など、企業活動を行う上ではさまざまな目標が存在します。しかしこうした抽象的な目標に対して、達成度の評価基準を明確に定めるのは難しいでしょう。そのような課題を解決するには、KPIにより定めた指標で達成度の可視化を行い、社内全体に分かりやすく共有することが有効です。
このように、数値で明確な指標を設け、目標達成までの過程で評価基準をつくることを「KPI分析」と呼んでいます。KPI分析は、どのような業務内容にも適しているため、幅広いビジネスシーンで活用されているのです。

KPI分析の必要性

KPI分析を実施すると、目標の達成度が可視化できるのはもちろん、目標を達成できなかった場合でも要因を分析しやすくなります。そのため、振り返りや改善に向けた取り組みにも活用できるでしょう。
例えば、「売上高の前年比20%アップ」という目標に対して、新規顧客獲得数・リピート率・直帰率というKPIを設定したとします。そうすると、最終的な目標達成に至らなかったとしても、「新規顧客は獲得できたが、リピート率や直帰率が達成できていなかった」という課題が明示されるのです。このように現実的な状況が把握できると、何が原因だったのか、今後はどのように改善すればよいのか具体的に考えられるようになるでしょう。

上記で述べたように、KPI分析はただ単に目標までの進捗を明確化するだけのものではありません。「現状の把握・分析・改善」を効率的に実行するためには必要不可欠といえるでしょう。近年では、こうした必要性を実感する企業が多くなってきていることから、KPI分析の導入が増加傾向にあるようです。そのため、KPIについてより深く理解することが重要だといえるでしょう。

KPI分析のメリットを得るためには、チームが抱える課題の重要性を正しく理解した上で進捗管理を行うことが大切です。分析にかかる手間を低減させるには、自社のニーズに合ったデータ分析基盤の活用が有効になります。大量の顧客データを迅速に処理できれば、KPI分析の実施自体が負担になるのを避けられるでしょう。

初めてのデータ分析
初めてのデータ活用

KPI分析のメリット

主なメリットとして挙げられるのは、「プロセスの可視化」「従業員のモチベーションアップ」です。

プロセスの可視化

現実的な指標を設定すれば、目標を達成するために必要なタスクが明確になり、これからすべきことが把握しやすくなるでしょう。プロセスの可視化により、目標に向けて1つずつ着実に業務を遂行すれば、結果として成果につながる確率は高くなります。

抽象的な目標ほどKPI分析は大きな役割を果たします。例えば、製造業において重要視される「工場生産の効率化」という漠然とした目標を設定した場合に、KPI分析を活用するとしましょう。稼働率・不良率・事故発生件数など、数値で分かりやすく算出したものを従業員と共有します。そうすれば、目標達成までの過程で自分がすべきことやチームで取り組むべきことが明確に把握できるのです。
KPI分析の数値と現状の数値を比較すれば、稼働率を上げるためのさまざまな対策が明確に浮かび上がるでしょう。このように、抽象的な目標に対して、達成プロセスを具体化する指標となるのがKPI分析です。

従業員のモチベーションアップ

KPI分析の実施は、従業員のモチベーション向上にもつながります。これは、目標達成までのプロセスが明確化されることに起因します。プロジェクトメンバーそれぞれに業務を割り当てるという一般的な方法を用いた場合、見た目では真剣に取り組んでいても「自分の業務がどのように全体へ貢献しているのか」「どの程度影響を及ぼしているのか」といった詳細までは不明瞭でしょう。そのため、手応えを感じられずにモチベーションの維持が難しくなると考えられます。
そこで「自分の担当する作業が目標達成へどう結び付くのか」明確な指標を用いて従業員に提示するのです。目標がはっきりしたことで、プロジェクトメンバーそれぞれがやりがいを感じられるようになり、モチベーションの向上が期待できるでしょう。

また、業務内容に合わせたタスクや課題、問題点を明確にし、組織やチーム全体の連携がうまくいけば、最終的な結果として企業全体の生産性改善も見込めます。

KPI分析の効果を最大限に引き出すには、その支えとなるデータ分析基盤が必要です。エクセルなどを用いて手作業で処理を行うには、それ相応の時間が必要になるでしょう。
近年では、ビッグデータがビジネスのあらゆる場面で活用されるようになり、データ分析に関して迅速な対応が求められています。多種多様で複雑な内容のデータでも、分析基盤のシステムを用いれば効率よく情報を抽出でき、現状に即した施策を講じられるのです。

KPI分析の活用事例

ここからは、KPI分析により得たデータが実際のビジネスシーンでどう活かされているのか、具体的な活用事例を2つ紹介します。

Aiming

「株式会社Aiming」(エイミング)は、主な業務としてオンラインゲームの制作・プロデュースを行う企業です。自社で開発したログを収集するための基盤と併せて、Google Cloud Platform(GCP)でDWHのBigQueryを動かしながらKPI分析を実施しています。

BigQueryを利用する以前に使っていたデータベースでは、処理・分析に多くの時間を費やしていました。しかし、現在ではあらゆるデータがBigQueryで迅速に処理されるようになり、圧倒的な効率化が実現したのです。

それ以降、同社ではBigQueryで分析を行う際に「売上高・アクティブユーザー数・継続率・人気アイテム」などでKPIを設けています。KPI分析の結果に基づいて、的確にユーザーの動向を把握し、ゲーム制作の改善につなげています。このような成功事例により、現在では「クラウド活用の先進例」として紹介されるほどの企業になりました。

参照元:https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/codeiq/trend/codeiq-68916

Retty

実名制のグルメサービス「Retty」を運営する「Retty(レッティ)株式会社」は、店舗情報・料理の写真・ユーザー投稿・アクセス履歴など、容量の大きいデータの扱いに悩みを抱えていました。

そこで、この問題を解決するため「標準SQLやスプレッドシートが使える」「テーブルの設計変更が行いやすい」「安定したレイテンシとスループットを備える」といった点を評価して、「GCP」を採用しました。

DWHとしてBigQueryを導入し、結果としてインフラ管理の必要性をほぼなくすことに成功しています。運用効率を向上させる目的でGCPのデータ分析基盤を活用し、KPI分析を確実に実行できる環境を整えたのです。サービスの拡大と併せて増え続けるデータを、GCPとBigQuery で管理しながらKPI分析を実施してきた結果、2017年9月の月間利用者数は3000万人を突破するまでになっています。

参照元:https://ascii.jp/elem/000/001/605/1605062/

データ分析

KPI分析基盤を整える上で重要なこと

上記で紹介した活用事例のように、さまざまなシステムやツールを連携させると、自社の目的に合わせて多様な使い方ができるということに気が付くでしょう。なかでも、KPI分析に必要な正確な数値や効率化には、分析基盤が大きく関わっていると理解できます。

データ分析基盤の種類には、何も手を加えていないデータを蓄積する「データレイク」、分析用にデータを整形して格納する「データウェアハウス(DWH)」そして、用途に応じた特定の情報のみを保管する「データマート」があります。

まず、データの取り扱いに関して、問題点をよく把握しておきましょう。次に、どのようなデータを何に使いたいのかといった用途について明確にしておきます。そして最後に、データをどのように分析して活用したいのか、部門ごとのニーズに合わせて明確に定めておきましょう。

振り返りのレポーティングだけに重点を置くのではなく、これから何が起こるのかを予測をするために、KPI分析を実施することが大切です。分析基盤を導入してもそのメリットが得られなかったり、どのような分析を行っても成果につながらなかったりする場合、切り捨てられたデータの中に最善の解決策が埋もれているかもしれません。

BigQueryでKPI分析の環境作りを

数千万件・数億件にもなるデータを素早く処理・分析できるBigQueryは、難しいセットアップや面倒な管理作業が不要です。特に、企業でGoogleのサービスを利用している場合、GCPで提供されるさまざまなツールと相性よく連携できるため、前向きに導入を検討してみてはいかがでしょうか。

専門知識がなくても使えるBigQueryを取り入れることで、客観的なKPIの設定が可能になります。自社に合った分析ツールを選定して、KPI分析に必要な環境を整えてみませんか。https://cloud.google.com/bigquery?hl=JA

まとめ

KPI分析の概要と必要性、データ分析で需要な役割を果たす分析基盤の具体的な活用事例などを解説しました。あらゆるビジネスのシーンに用いられるKPI分析は、自社の方針やニーズに合わせて多彩な活用法があります。GCPで提供されているBigQueryを導入すれば、分析のために要する負担を大幅に削減でき、データの活用法に重点を置けるようになるでしょう。

DSKでは、GCPの導入をサポートしています。業務や目的に合わせた基盤設計など、データ分析に関して抱えるあらゆる課題を解決に導きます。大きな目標達成に向けて、KPI分析を積極的に取り入れてみましょう。

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