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プロジェクト管理のフレームワーク4選!
管理に役立つツールも解説

 2022.10.11  2022.10.12

プロジェクト管理がうまくいかない、という悩みを抱える管理者は少なくありません。もしプロジェクト管理に課題を感じているのなら、フレームワークを活用してみませんか?本記事では、プロジェクト管理に役立つフレームワークや、おすすめのツールを紹介します。うまく活用し、課題解決に役立ててみましょう。

プロジェクト管理のフレームワーク4選!管理に役立つツールも解説

プロジェクト管理のフレームワーク4つ

ビジネスで用いられるフレームワークとは、思考を整理し、問題解決や意思決定に役立てられる枠組みを指します。効率的なプロジェクト管理の実現に役立つフレームワークをご紹介します。

PMBOK

PMBOKとは、Project Management Body of Knowledgeの略であり、プロジェクト管理に要するナレッジや手法を体系的に整理したフレームワークです。プロジェクト管理に関する世界標準の参考書、マニュアルとして知られており、多くの企業が導入しています。

PMBOKを用いると、プロジェクトのQ(品質)・C(コスト)・D(納期)の管理が可能です。5つのプロセスと10の知識エリアを用いて管理を行い、プロジェクトを成功へ導きます。

体系的に整理されたノウハウを活用することで、効率的なプロジェクト管理を行えるのはメリットといえるでしょう。

CCPM

CCPMは、Critical Chain Project Managementの略であり、プロジェクト期間の短縮、納期遅延の回避に役立つフレームワークです。長期にわたるプロジェクトでは、予期せぬトラブルやイレギュラーな事態が発生することもあります。そうなると納期遅延のリスクが介在しますが、CCPMを活用すれば遅延防止に繋がります。

CCPMでは、あらかじめ余裕のない予算や納期を設定しておきます。納期まで50日、タスクが5つある場合、10日ずつ均等に割り当てるのではなく、6~7日など短めに設定します。

この状態で進めれば、タスクを短縮した分余裕が生まれ、イレギュラーな事態が発生したときに予算や人員を投入できます。その結果、納期遅延を防止でき、万が一超過しても最小限に留められます。ただし、CCPMは基本的に残日数で進捗管理を行うため、短期プロジェクトには向きません。

PPM

PPMは、Project Portfolio Managementの略であり、複数のプロジェクトを効率よく進めるために用いられています。複数プロジェクトを一括管理することで、適切なリソースの配分を行えます。

PPMでは、複数のプロジェクトを「問題児」、「花形事業」、「金の成る木」、「負け犬」の4つの概念に当てはめ、投入すべきリソースを判断します。4つの概念は市場占有率と市場成長率を軸としており、双方の関係性を見極めつつ、どこにどれくらいのリソースを投入するか優先順位を決めていきます。

P2M

P2Mは、Project & Program Managementのことで、プログラムマネジメントの考え方をプロジェクト管理に活用する手法です。プログラムマネジメントは、複数プロジェクトにおける一括、連携的な管理のことであり、この手法と従来におけるプロジェクト管理を融合させたものがP2Mです。

P2Mは、日本発祥の手法で、経済産業省がガイドブックを発行しています。規模の大きなプロジェクトを同時に進める場合、1つが遅れるとほかにも影響を及ぼすおそれがあります。そのため、P2Mのような横断的に複数プロジェクトを管理できる手法が求められるのです。

プロジェクト管理を成功させるには

プロジェクト管理が適切に行われていないと、コストがかさんだり、納期に間に合わなかったりといった事態を招きます。このような事態を回避しプロジェクトを成功へ導くには、「QCDを意識する」、「ツールを導入する」の2つが有効です。詳しく見ていきましょう。

QCDを意識する

QCDとは、「Quality(品質)」、「Cost(コスト)」、「Delivery(納期)」の頭文字を取ったものです。プロジェクト管理を成功させるには、QCDを意識することが大切です。

理想的なのは、高品質かつ低コスト、短納期の実現ですが、現実的にはそう簡単なことではありません。品質にこだわればコストが高くつき、納期を短くしようとすれば品質低下を招くことはよくあります。

基本的には、品質>コスト>納期となるよう意識し、それぞれをどうすれば向上させられるかを考えなくてはなりません。品質向上のため検査基準を明確にする、予算を適切に配分する、進捗をリアルタイムで把握し納期遅延を回避する、といった施策が考えられます。

ツールを導入する

ツールの導入も、効率的なプロジェクト管理に有効です。特に、複数のプロジェクトを同時に進行させるケースや、フレームワークをより活用したいときには、ツールの利用が有効です。

ツールを導入すれば、プロジェクトの進行に必要なあらゆる情報を可視化でき、一元管理を行えます。しかも、情報はリアルタイムでシステムに反映されるため、常に最新の情報に基づいた意思決定を行えます。

プロジェクト管理にExcelを使用するケースも少なくありませんが、扱う情報量が多くなると管理が煩雑になるデメリットがあります。一方、ツールであればこのような心配がありません。ツールによっては、コミュニケーションの活性化やルーチン作業の自動化を行えるものもあります。

Asana 事例
Asana

プロジェクト管理に役立つツール3選

プロジェクト管理に役立つツールは多々ありますが、ここでは特に優秀なツールを3つご紹介します。ツールの特徴を比較しながら自社に合うツールを検討しましょう。

Asana

Asanaは、チームの取り組みを1つのプラットフォームで管理できるツールです。タスクやプロジェクトの進捗をリアルタイムでチェックでき、潜在的な課題の抽出も行えます。

ルーチン作業を自動化できる機能もあるため、さらなるリソースの有効活用が可能です。GoogleカレンダーやSlackなど外部ツールとの連携もでき、チームのコミュニケーション活性化やスムーズな情報共有も実現します。

また、使いやすいUIを採用しているので誰でも簡単に使用でき、導入から運用までを短縮化できるメリットがあります。

OBPM Neo


OBPM Neoは、PMBOKに国内で唯一準拠しているツールです。プロジェクトを成功に導くQCDの管理はもちろん、介在するリスクやリソースなど統合的な管理を行えます。

プロジェクト管理を標準化でき、組織における管理レベルの向上に役立つのも同ツールのメリットといえるでしょう。また、複数のプロジェクトを1つのプラットフォームで一元管理できるため、プロジェクトを効率よく進められます。

Wrike


Wrikeは、世界の2万社以上に導入実績のあるツールです。1つのプラットフォームに情報を集約させられ、情報共有やコミュニケーション、状況把握をサポートしてくれます。

多機能なプロジェクト管理ツールとして評判です。ガントチャートやカンバンボードでプロジェクトの全体像を把握でき、各タスクのコメント欄でスムーズなやり取りも行えます。

タスク管理機能のほか、ファイル共有やチャット機能も備え、400以上の外部ツールと連携が可能なのも特徴です。業務をサポートする主要ツールとの連携により、プロジェクトを成功へ導きます。クラウドサービスですが、堅牢なセキュリティ環境を構築しているため安心して利用できます。

まとめ

プロジェクト管理にフレームワークを活用すれば、より効率的な管理を実現できます。フレームワークごとの特徴を把握したうえで、どれを活用するか検討するとよいでしょう。

プロジェクト管理を成功させるにはツールの導入が有効です。電算システムでは、多機能かつ使いやすいと評判のツール「Asana」の導入サポートを行っています。こうしたツールを初めて導入する企業も、スムーズに利用開始できるよう万全のサポートを行っているので安心して始められます。

日常的な業務フローをAsanaで効率化するには?

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