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GAEとはアプリケーションの開発・運用プラットフォーム!
メリットや利用方法も解説

 2023.08.30  株式会社電算システム

GAEとは、Googleが提供しているWebアプリケーションの開発・運用プラットフォームです。今回の記事では、GAEのメリットや利用手順について詳しく解説します。GAEの導入におすすめのサービスも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

GAEとはアプリケーションの開発・運用プラットフォーム!メリットや利用方法も解説

GAE(Google App Engine)とは?機能や活用例についても解説

GAEの概要や機能、活用例について詳しく解説します。GAEに関する基礎知識を身につけて、どのようなサービスなのか把握しましょう。

GAEとはアプリケーションの開発・運用プラットフォーム

GAEとは、Google App Engineの頭文字を取った名称で、Google Cloud Platform内で提供されているサービスの1つです。規模の大きなWebアプリケーションの開発・運用ができるプラットフォームとして、多くの企業に利用されています。

GAEは、マイクロサービス(※1)のように動作しており、サービス内に異なるバージョンのアプリケーションの用意もできます。イベントやテストなど、必要に応じて異なるバージョンへの切り替えが可能です。また、GAEは、異なる用途によって利用できる環境を変更できます。利用できる環境の種類は、以下の2つです。

  • スタンダード環境:細かい設定がなく、開発に注力できる。低コストで運用できる
  • フレキシブル環境:細かい設定ができて、ニーズに応じて幅広くカスタマイズできる

GAEはPaaS(※2)であるため、より汎用的なGoogleの仮想マシン「Compute Engine」との比較はできませんが、Webアプリケーションを運用する用途に関しては、有効なサービスの1つでしょう。

※1. マイクロサービス:いくつかのサービスを組み合わせて、アプリケーションを構築する手法
※2. PaaS:インターネットを通して、アプリケーションの実行に使うプラットフォームを提供するサービス

GAEの活用例

GAEの具体的な活用例は以下の通りです。

  • 社内評価アプリケーション:社員のコミュニケーション活性化とピアボーナス(※1)の導入
  • ソーシャルゲーム:少数精鋭でのソーシャルゲームの開発・運用
  • ソフトウェア開発者向けのSaaSサービス:自動コードレビュー・修正、APIドキュメントの生成・運用
  • 工場向けクラウドサービス:3Dプリンターの製造・顧客・会計の管理をワンストップで提供
  • スマートフォンゲーム関連のプラットフォームサービス:スマートフォンゲームをパソコンで稼働させるプラットフォームの開発
  • Web広告支援アプリケーション:アプリケーションにおけるユーザーのアクセス解析機能の構築
  • 行動分析プラットフォーム:ビーコン(※2)とGPSを活用した行動分析プラットフォームの開発

※1. ピアボーナス:従業員同士が双方にボーナスを贈れる仕組み
※2. ビーコン:無線によって情報伝達をする手法

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GAEの5つのメリット

GAEのメリットは、以下の5つです。

  • 可用性が高い
  • 開発に便利な機能が豊富
  • 対応言語が豊富
  • スケーリングを自動で行う
  • 無駄な費用を削減

メリットを把握して、自社での開発にに役立つサービスか確認しましょう。

可用性が高い

GAEは、Google Workspace(※1)と同じインフラによって提供されており、可用性(※2)が高い特徴があります。また、GAEは、フルマネージドサービスであるため、サーバー管理業務を自社で担う必要がありません。強固なセキュリティ監視や障害対応サービスとも簡単に連携して利用できるため、システムの監視や障害復旧にかかる手間と時間も不要です。GAEでは、これらの充実したサポート機能に加えて、月間稼働率99.95%がSLAとして提示されています。

※1. Google Workspace:ビジネスに役立つさまざまなアプリケーションを備えたクラウドサービス
※2. 可用性:障害が発生しても、システムを停止させずに継続して稼働できる能力

開発に便利な機能が豊富

GAEには、以下のような開発を補助する機能が、数多く用意されています。

  • アプリケーション診断機能:GoogleCloudのモニタリング機能と統合されているので、特別な設定無しでアプリケーションの状態とパフォーマンスを詳細に監視でき、バグが発生した際は、すばやく診断・修正できる
  • アプリケーションのバージョン管理:バージョンの異なるアプリケーションをすばやくサーバーでデプロイ(実行環境で利用可能にする)して、開発やテスト、障害発生時の迅速な切り戻しを可能にする
  • アプリケーションのセキュリティ:ファイアウォール(※1)やSSL(※2)を利用できる

※1. ファイアウォール:不正アクセスを遮断できるセキュリティシステム
※2. SSL:インターネット上のデータ通信を暗号化する仕組み

対応言語が豊富

GAEは、多くの開発言語に対応しているサービスです。GAEで対応している開発言語は以下のとおりです。

  • Ruby
  • Java
  • Node.js
  • PHP
  • Python
  • Go
  • C#

上記のように、多くの開発言語に対応しているため、開発内容に応じて最適なプログラミング言語を選択可能です。また、GAEのスタンダード環境とフレキシブル環境で利用できる開発言語は、以下のとおりです。

  • スタンダード環境: Ruby、Java、Node.js、PHP、Python、Go 
  • フレキシブル環境:Ruby、Java、Node.js、PHP、Python、Go、.NET、カスタム

スケーリングを自動で行う

GAEを利用するメリットの1つが、自動スケーリング機能です。トラフィック(※1)の増減に応じて、稼働するサーバー台数を調整し、サービスに適した処理能力を提供できます。自動スケーリング機能があれば、自社でサーバーの立ち上げやロードバランサー(処理を均等に振り分けて、負荷を分散できる装置)の用意をする必要がありません。スケーリングに必要な人員を削減して、少人数による開発に貢献します。また、ゼロスケーリングにも対応していますので、アプリケーションの利用が無い時には稼働しているサーバーをゼロにすることで、後述する無駄な費用の削減にも繋がります。

※1. トラフィック:ネットワーク上で一定時間内に転送されるデータ量

無駄な費用を削減

GAEの料金システムは、従量課金制です。利用時間に応じて、料金がかかります。利用環境ごとの料金がかかる単位は、以下の通りです。

  • スタンダード環境:1時間単位
  • フレキシブル環境:1分単位(仮想マシンは、1秒単位で料金が発生)

料金が月額固定であれば、利用時間が短い場合に余分な費用が発生しますが、従量課金制であれば、無駄な費用がかかりません。これにより、利用状況の変動に応じて、コストを最適化することができます。また、スタンダード環境では、無料枠が提供されており、一定の範囲までであれば、費用をかけずにGAEでアプリケーション開発が行えます。

GAEによるアプリケーションの構築6ステップ

GAEでアプリケーションを構築する際のステップは、以下の6つです。

  1. アカウント作成
  2. 開発環境を整える
  3. プロジェクト作成
  4. 設計
  5. デプロイ
  6. 運用

アプリケーションの構築方法を把握して、実践する際の参考にしてください。

アカウント作成

事業にGAEを活用する場合は、Google WorkspaceもしくはCloud Identityのアカウントを作成しましょう。GAEは、Gmailアカウントでも利用できます。アカウント作成をした後の作業は、サービス利用料金の請求先となるアカウントの設定です。Google Cloud内の各種サービスを利用する際にかかる料金が、設定されたアカウントに請求されます。

Google Cloud Platformに登録する場合は、自社で利用しているドメイン名と、ドメイン所有権の証明が必要です。

開発環境を整える

Cloud SDK(GAEをコマンド操作する際に使うソフトウェア開発キット)のインストールと設定を行います。併せて、アプリケーション開発に使用するプログラミング言語をインストールしましょう。プログラミング言語をインストールする際は、開発に使用するプログラミング言語用のGAE拡張機能を含めた「gcloud CLIコンポーネント」をインストールします。

プラグインやライブラリなどのほかのオプションツールは、必要に応じてインストールしましょう。

プロジェクト作成

プロジェクト作成のステップは、以下の通りです。

  1. Google Cloud Consoleの「プロジェクトセレクタ」から、プロジェクトを新規作成する
  2. プロジェクトに対して、課金が有効な状態かどうかを確認する(請求先であるアカウントが停止・閉鎖されていないかどうかと、プロジェクトにアカウントがリンクしているかどうかを確認する)
  3. Cloud Build APIを有効にする
  4. gcloud CLIを初期化する
  5. コマンド「gcloud app create」でGAEを有効にする

設計

プログラミング言語やマークアップ言語を使用して、アプリケーションを構築します。構築した後は、デプロイの前に、ローカル環境でアプリケーションの機能をテストしましょう。併せて、プロジェクトオーナーがGAEを有効にしているかどうかと、アカウントに必要な権限が許可されているかどうかも確認します。

デプロイ

コマンドを使用して、アプリケーションのバージョンと構成ファイルをデプロイします。アプリケーションは、コマンドの実行によって、常に最新のバージョンに更新可能です。

運用

デプロイした後のステップは、アプリケーションの監視と管理です。例えば、レイテンシー(遅延)やエラー、トラフィックの変動などのデータを取得して、必要に応じてトラブルシューティングを実施します。GAEは、Google Cloud内のデータ分析ツール(BigQuery)やGA(アナリティクス)と連携して、効率的にアプリケーションのイベントを監視・分析できます。

Google Cloud 事例
Google Cloud

GAEの導入や活用にお悩みの方は「電算システム」への相談がおすすめ

GAEの基本設定について知りたい方や、環境構築支援の導入を検討している方には「電算システム」への相談がおすすめです。事業におけるニーズのヒアリングや現状分析をして、適切な支援を提案してくれます。

電算システムは、Google認定資格を取得したプロフェッショナルが多数在籍していて、2,500件以上の豊富なサポート実績を持っています。また、災害リスクを軽減させる目的で、国内に自社のデータセンターを持っているため、安心してGAEの導入が可能です。

電算システムでは、リセールサービスを行っており、GAEを導入した企業は、以下のような3つの特典が得られます。

  • サービス利用料の3%割引
  • 最大1億円の保障が受けられる無償のIT保険
  • メールサポートの利用

Google Cloudや電算システムについて興味がある方は、以下の資料をダウンロードしてみてください。

GAEの使い方や構築方法を理解してから導入しよう

GAEとは、Googleが提供しているWebアプリケーションを開発・運用するためのプラットフォームです。GAEには、以下のようなメリットがあります。

  • 可用性が高い
  • 開発に便利な機能が豊富に備わっている
  • さまざまなプログラミング言語に対応している
  • スケールアウト・インを自動で行える
  • 利用料金が安い

GAEの導入を検討している企業は、「電算システム」のリセールサービスがおすすめです。電算システムのリセールサービスでGAEを導入すれば、以下の3つの特典が得られます。

  • サービス利用料の3%割引
  • 最大1億円の保障が受けられる無償のIT保険
  • メールサポートの利用

Google Cloudや電算システムについて、以下のダウンロード資料で、詳しく解説しています。GAEの導入を検討している企業は、ぜひご覧ください。

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