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【AWS・Azure・GoogleCloud】
世界3大クラウドサービスを徹底比較!
特徴・料金・ストレージ機能の違いを詳しく解説

 2026.01.20  株式会社電算システム

クラウドサービスは、IT技術の発展によりさまざまな機能やサービスが生まれ、ビジネスで活用する人が増加しています。場所や時間にかかわらず使用できる利点から、さまざまな業界や分野で業務の効率化に貢献しているサービスです。クラウドサービスの活用によって、自社の生産性を大きく向上できます。数多くあるクラウドサービスの中から自社に合うものを選ぶには、サービスの基礎知識が必要です。

この記事で紹介しているクラウドサービスを選ぶ際のポイントや世界3大クラウドと呼ばれている有名なサービスについて知り、業務のサポートや自社の成長を後押ししてくれる優れたサービスを見つけましょう。

クラウドサービスとは?世界3大クラウドについても解説

クラウドサービスの利用を検討している方は、まずはクラウドサービスの基礎知識を身につけてからサービスの選定をすると良いでしょう。クラウドサービスや有名なサービスの概要は、以下の通りです。

クラウドサービスはインターネット経由でさまざまなサービスを提供する形態

クラウドサービスとは、インターネットを介してソフトウェアやインフラなどを利用できるサービスです。従来のようにソフトウェアをパソコンにダウンロードする必要がなく、利用開始の契約が完了した直後からサービスを利用できます。

また、クラウドサービスでは、サービス事業者がサーバーをはじめとしたシステムの運用・管理を行うため、利用者は管理者の工数や負担を大幅に削減可能です。

世界3大クラウドはAmazon・Microsoft・Googleが提供するサービス

世界3大クラウドとは、世界中にあるクラウドサービスの中で特に高いシェア率を持つ以下の3つのサービスを指します。

世界3大クラウド サービス事業者
Amazon Web Services(AWS) Amazon
Microsoft Azure Microsoft
Google Cloud Google

ある調査会社の調べでは、世界3大クラウドの世界でのクラウドインフラのシェア率が、2023年第1四半期時点で65%になっていることがわかりました。中でもAmazon Web Services(AWS)は、65%の内30%以上のシェア率を誇る世界的に有名なサービスです。

世界3大クラウドサービスの概要

世界3大クラウドと呼ばれている3つのサービスの概要は、以下の通りです。

  サービスの特徴 セキュリティ 向いている企業
Amazon Web Services(AWS)
  • サービスの種類が多い
  • サービスの信頼性と多様性が高い
  • 国際的なセキュリティ基準の規格を取得している
  • 不正行為や情報端洩への対策が行われている
  • 中小企業
  • 大企業
  • エンジニアの人材が不足している企業
Microsoft Azure
  • Microsoft製品と連携できる
  • すでにMicrosoft製品を使っている企業はクラウドへの移行がしやすい
  • 国際的なセキュリティ基準の規格を取得している
  • AIと機械学習を活用した脅威検出機能を備えている
  • ハイブリッドクラウドを構築したい企業
Google Cloud
  • Google製品と連携できる
  • 複雑なデータ分析を高速で処理できる
  • インフラ環境の安定性が高い
  • 物理的なセキュリティ対策が施されている
  • サービス専用の内部監査チームが設置されている
  • 他のGoogle製品との連携やより効果的な活用を考える個人や企業

以下の解説を読んで、サービスの特徴をより深く理解しましょう。

Amazon Web Services

Amazon Web Services(AWS)は、2006年に提供が開始されたAmazonのクラウドサービスです。クラウドサービスの中でサービスの歴史が最も長いとともに、世界トップのシェア率を誇っています。

Amazon Web Services(AWS)の大きな特徴は、サービスの種類が多い点です。PaaSやSaaS、IaaSのサービスがバランス良く備わっており、利用者の声をもとにして積極的にサービス改善も行われているため、ニーズに合ったサービスが数多く提供されています。また、シェア率が高く、提供年数が長いサービスであることから、インターネット上に日本語のナレッジも豊富に掲載されています。

Microsoft Azure

Microsoft Azureは、2010年に提供が開始されたMicrosoftのクラウドサービスです。Microsoft 365やActive DirectoryといったMicrosoft製品と連携でき、より便利な機能を利用できます。

Microsoft Azureは、セキュリティの信頼性が高く、大企業や官公庁でも利用されているクラウドサービスです。複雑なセキュリティ要件にも対応でき、セキュリティ監視サービスも提供されているため、機密レベルの高い情報を扱う企業や団体に適しています。

また、すでにWindows Serverベースのサーバーをオンプレミス環境で利用している企業は、クラウドへの移行がしやすくなるというメリットが得られます。

Google Cloud

Google Cloudは、2008年に提供が開始されたGoogleのクラウドサービスです。Googleの社内で実際に利用されているインフラ環境が活用されており、安定した高い処理能力を持っています。

また、Google Cloudにはビッグデータ解析やアプリケーション開発ができる機能も備わっているため、データ分析やシステム開発といったさまざまな業務で活用できます。他のGoogle製品とも連携でき、サービスの導入によってAIや機械学習も活用した便利な機能を利用可能です。

世界3大クラウドサービスの料金比較

世界3大クラウドの3つのサービスは、いずれも従量課金制になっており、利用した分だけ料金を支払う仕組みです。具体的には、利用量や利用時間によって料金が変動しますが、課金される時間の単位は、サービスによって異なります。サービスごとの料金体系は、以下の通りです。

サービスの種類 料金体系
Amazon Web Services(AWS) 1秒単位課金(最小60秒)
Microsoft Azure 1分単位課金(最小1分)
Google Cloud 1秒単位課金(1分以降)

3つのサービスでは、お試し利用ができる無料利用枠が提供されています。サービスごとの無料利用枠の違いは、以下の通りです。

  上限金額 対象サービスの数 利用期間
Amazon Web Services(AWS) $200 30以上 最大6ヶ月間
Microsoft Azure $200 22 なし(毎月無料枠が提供)
Google Cloud $300 20以上 なし(毎月無料枠が提供)

世界3大クラウドのストレージサービスの比較

世界3大クラウドのストレージサービスは、以下の通りです。

  オブジェクトストレージ ブロックストレージ ファイルストレージ
Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) Amazon S3 Amazon EBS Amazon EFS
Azure Blob Storage Azure Blob Storage Managed Disk Azure Files
Cloud Storage Cloud Storage Persistent Disk Cloud Filestore

ストレージの種類には、データの保存形式によってオブジェクトストレージ、ブロックストレージ
、ファイルストレージという3つに分類されます。以下の表では、オブジェクトストレージにおいて3つのサービスを比較した情報をまとめました。

  特徴 ストレージ容量 オブジェクト上限 利用料金(従量課金制)
Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)
  • 高い可用性とスケーラビリティを誇る
  • AWSサービスと連携可能
  • 無制限
  • 無制限
  • 0.025/GB(東京リージョン/S3標準ストレージ)
Azure Blob Storage
  • 高い可用性
  • 安全なデータ移行が可能
  • 500TB
  • 無制限
  • 0.02ドル/GB(東日本リージョン/汎用v2(ホット)/LRS)
Cloud Storage
  • 豊富なセキュリティ機能を利用可能
  • Google Cloudサービスと連携可能
  • 無制限
  • 無制限
  • 0.023ドル/GB(東京リージョン/Standard Storage)

Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)

Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)は、容量無制限で大容量のデータ保管に適したストレージサービスです。Amazonによれば、99.999999999%の耐久性を誇っているため、機密レベルの高いデータ保管にも向いています。

Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)は、データ数やデータ容量の事前設定をしなくても利用でき、複数拠点でバックアップデータを管理していることから、利用のしやすさと安全性を兼ね備えています。また、Webサイト、データレイク、クラウドネイティブアプリケーション、アーカイブ、バックアップ、機械学習、分析といったさまざまな種類のデータを保存可能です。

Azure Blob Storage

Azure Blob Storageとは、テキストや画像、動画といった非構造化データを、大容量で格納できるよう設計されたストレージサービスです。画像や動画、ログファイルなどの保存に多く活用されており、高い可用性とスケーラビリティを備えています。

Azure Blob Storageでは、ストレージ上の保存データを「BLOB」と呼び、BLOBの保存場所を「コンテナー」と呼びます。

Cloud Storage

Cloud Storageは、さまざまな形式の非構造化データを保存できるGoogle Cloudのストレージサービスです。データのバックアップやアーカイブ、データレイクなどに多く利用されており、容量無制限で使用できます。Cloud Storageは、Google Cloudの他のサービスと連携できるだけでなく、高いセキュリティや可用性、耐久性も有しているため、大企業でも導入されています。

世界3大クラウドサービスの機械学習・AIの比較

世界3大クラウドサービスには、以下のような機械学習プラットフォーム・自然言語処理サービス・画像認識サービスがあります。

  機械学習プラットフォーム 自然言語処理 画像認識
Amazon Web Services  Amazon SageMaker Amazon Comprehend Amazon Rekognition
Microsoft Azure   Azure Machine Learning Azure Text Analytics Azure Computer Vision
Google Cloud   Vertex AI Natural Language AI Vision AI

機械学習プラットフォーム

世界3大クラウドサービスの機械学習プラットフォームは、以下の通りです。

Amazon SageMaker

Amazon SageMakerは、データの収集から機械学習モデルのモニタリングまでの工程をサポートするAmazonの機械学習プラットフォームです。Amazon RedshiftをはじめとしたAmazon Web Services(AWS)に含まれる他のサービスと連携できます。

Azure Machine Learning  

Azure Machine Learning は、一連の機械学習サイクルをサポートするMicrosoftの機械学習プラットフォームです。複雑な機械学習モデルの構築もでき、Visual Studioとの連携でより効率的に機械学習を利用できます。

Vertex AI  

Vertex AIは、機械学習モデルのトレーニングやデプロイ、モデルを使った予測ができるGoogleの機械学習プラットフォームです。AutoMLとの連携によって、ノーコードで機械学習モデルをトレーニングできます。

自然言語処理

世界3大クラウドサービスの自然言語処理サービスは、以下の通りです。

Amazon Comprehend

Amazon Comprehendは、ドキュメント上のテキストや他の非構造化データから情報を素早く発見できるAmazonの自然言語処理サービスです。PDFやWord、UTF-8形式のテキストファイルなどのファイルに対応しています。

Azure Text Analytics

Azure Text Analyticsは、非構造化テキストから分析に必要な情報を抽出できるMicrosoftの自然言語処理サービスです。Azure Speech to TextをはじめとしたMicrosoft Azureの他のサービスと連携できます。

Natural Language AI

Natural Language AIは、テキストの感情分析やエンティティ感情分析、エンティティ分析、構文分析、コンテンツ分類などができるGoogleの自然言語処理サービスです。トレーニング済みのAPIを活用したAIでテキストを分析して、さまざまなタスクを実行できます。

画像認識

世界3大クラウドサービスの画像認識サービスは、以下の通りです。

Amazon Rekognition

Amazon Rekognitionは、コンピュータビジョン機能を使って画像や動画から情報を抽出できるAmazonの画像認識サービスです。専門知識がなくても使用でき、低コストで画像や動画を解析できます。

Azure Computer Vision

Azure Computer Visionは、画像や動画を分析できるMicrosoftの画像認識サービスです。画像や動画からテキストや物体、人物を検知・分類してラベリングできます。

Vision AI

Vision AIは、画像や動画から分析情報を抽出して、テキストの理解や感情の検知などを行うGoogleの画像認識サービスです。画像認識や顔検出、OCRといった機能を持っており、さまざまな画像処理タスクを自動化できます。

クラウドサービスを選ぶ際の4つの比較ポイント

クラウドサービスは、デジタル技術の発達によって今では数多くのサービスがリリースされています。多くのサービスの中から自社に適したものを選ぶには、以下の比較ポイントが役立ちます。

  • サービス内容
  • サポート体制
  • セキュリティ対策
  • コスト

比較ポイントを把握して、サービスを選ぶ際の参考にしましょう。

サービス内容

クラウドサービスの比較ポイントとしてまず重要なのは、サービス内容です。自社の利用目的を満たす機能を備えているかどうかをポイントに、サービス内容を確認していきます。例えば、自社の利用目的ができるだけコストを抑えて大容量のストレージサービスを導入するというものであれば、容量無制限や低コストで利用できるかどうかを基準にサービスを検討すると良いでしょう。サービス内容の比較ポイントとしては他にも、以下のようなものが重要です。

  • ストレージ容量
  • 初期費用の有無や課金の単位
  • アップロード・ダウンロードにおける最大容量
  • 契約後のプラン変更の可不可
  • 他社サービスとの連携可不可

サポート体制

クラウドサービスでは、サービスのサポート体制も重要な比較ポイントです。トラブルが発生しても、サービスのサポート体制が万全であれば、被害を最小限に抑えられるとともに、機能の使い方がわからない場合も素早く窓口へ確認できます。

クラウドサービスを選ぶ時は、窓口への連絡手段や対応時間といったサポート内容を確認してサービスを比較検討しましょう。サポート内容を確認する際は、導入時に相談が受けられるかどうかも併せて確認しておけば、スムーズにサービスを導入できます。

セキュリティ対策

企業や団体がクラウドサービスを利用する場合、クラウド上に機密情報も入力・保管されるため、サービスのセキュリティ対策の内容も重要になります。一度の情報漏洩が自社に甚大な被害をもたらす現代では、万全なセキュリティ対策が必要です。

クラウドサービスの導入を検討する際は、二段階認証やIPアドレス制限、暗号化通信といった効果的なセキュリティ対策があるかどうかを確認しましょう。

コスト

クラウドサービスを選ぶ際は、コスト面も重要なポイントです。サービスを比較する時は、価格とサービス内容のバランスを見ながら、月もしくは年単位でのランニングコストを確認します。世界3大クラウドは、価格とサービス内容のバランスが良く信頼できるサービスですが、利用状況によっては追加料金が発生して割高になるケースもあるため、料金体系の細かい確認が必要です。

比較したうえで自社に合ったクラウドサービスを導入しよう

世界3大クラウドとは、高いシェア率を誇るAmazon Web Services(AWS)・Microsoft Azure・Google Cloudの3つのサービスを指します。Amazon Web Services(AWS)は、クラウドサービスの中で最もシェア率が高く日本語のナレッジも多いため、初めてクラウドサービスを利用する場合でも安心して導入できます。

Microsoft Azureは、Microsoft製品と連携できる点やセキュリティの高さで評価の高いクラウドサービスです。Google Cloudは、Google社内でも活用されている強固なインフラ環境を利用でき、Google製品との連携による便利な機能やAI・機械学習を活用した機能などが大きく注目されています。3つのサービスそれぞれに異なる特徴があるため、サービス内容を見ながら自社との相性を確認すると良いでしょう。

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