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Google MeetとZoomはどっちがいい?
機能比較とおすすめの利用シーンを解説

 2022.04.18  2022.05.05

リモートワーク普及に伴いオンライン会議用ツールとして有名になったZoomですが、最近はビジネス利用に適した Google Meet の人気も高まっています。この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。本記事ではそれぞれの特徴や機能を比較しながら、適した利用シーンについても詳しく解説します。

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Google Meetとは

「Google Meet」とは、Google が提供するオンライン会議サービスです。2020年4月時点で、毎日200 万人以上の新規ユーザーが利用しており、今後もますます成長が見込まれます。ここからは、その特徴や機能について解説しましょう。

Google Meetの特徴

Google Meet は企業内のコミュニケーションをスムーズに行えるよう、ビジネス目的で開発されたツールです。

PCとブラウザさえあればWeb会議を開催することが可能です。参加者も専用URLにアクセスすることで簡単に参加できます。

Googleカレンダーや Gmail からの参加者招待や、スプレッドシートや Googleドキュメント とも連携できるなど、他のGoogleアプリケーションと相性がよいのも強みです。

Google Meetの機能

次に参加人数や料金、セキュリティといった機能面について詳しく解説しましょう。

アカウント・・・主催者は Google アカウントが必要ですが、他の人は主催者の承認があれば会議に参加可能です。

料金・・・Google アカウントがあれば利用できる無料プランに加え、有料プランは Google Workspace内で利用できる機能に応じて4種あります。お試しで使いたい人向けの「Business Starter(月額680円)」、基本的な機能が充実した「Business Standard(月額1,360円)」、大人数の会議が可能な「Business Plus(月額2,040円)」、さらに高度な機能を備えた「Enterprise(料金は要問い合わせ)」から目的に合ったものを選べます。

参加可能人数・・・無料プランとStarterは100人、 Standardは150人、PlusとEnterpriseは500人まで会議に参加可能です。

最長接続時間・・・無料プランは最長60分、有料プランは最長24時間まで会議を開催できます。

セキュリティ・・・主催者による参加者の絞り込みや強制退出が可能です。Essentials、Business、Enterpriseには、1度の認証で複数のシステムが利用できるSSO(シングルサインオン)機能が付属しています。参加者の承認がなければ会議に加われないため、情報漏洩のリスクは少ないと言えます。

録画・・・有料プランで利用可能です。

Google Meet は他の Googleサービスと連携でき、他のオンライン会議サービスと比べて価格設定が手頃なのがポイントです。また、プライバシー保護機能が備わっており、ビデオ会議は暗号化されるなど、セキュリティ面でも高い性能を誇ります。

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Zoomとは

Zoomとは、Zoom社が提供するオンライン会議サービスです。コロナ禍の影響もあって利用者は急増しており、2019年12月時点で利用者は1000万人に過ぎませんでしたが、2020年4月では3億人にのぼります。

現在、オンライン会議のことをZoom会議と呼ぶ企業があるほど認知度が高まっており、オンライン会議ツールの代表格と言えます。

Zoomの特徴

Zoomはオンライン会議・セミナーに特化したツールなので、専用の機能が充実しているのが最大の特徴です。Web会議用ツール「Zoomミーティング」は録画機能が無料プランから使え、参加者をグループ分けできる「ブレイクアウトルーム」、拍手や挙手などの反応を示せる「リアクション」、バーチャル背景など、Web会議に必要な機能がほぼ網羅されています。

また、100人~10,000人までの大規模なWebセミナーが開催できる「Zoomビデオウェビナー」、会議室同士をつなげてTV会議ができる「Zoom Rooms」といった独自の機能があるのも、Zoomが支持される理由です。

Zoomの機能

次に参加人数や料金、セキュリティなどの機能面について詳しく解説しましょう。

アカウント・・・主催者はZoomアカウントが必要ですが、他の参加者は不要です。

料金・・・無料プランの「Basic」のほか、有料プランは購入できるID数に応じてプランが分かれています。9つまでIDを購入できる「Pro(月額2,000円)」、10~99IDまで購入可能な中小企業向けプラン「Business(月額2,700円)」、50ID以上購入可能な大企業受けプラン「Enterprise(月額2,700円)」の3種類があります。そのほか、各有料プランには年額払いのサブスクリプションも用意されています。

参加可能人数・・・Basic、Proは最大100人まで、Businessは300人、Enterpriseは500人まで参加が可能です。有料プランは追加料金で人数を増やすこともできます。

最長接続時間・・・Basicは最長40分、Pro、Business、Enterpriseは30時間、会議が可能です。

セキュリティ・・・主催者による参加者の絞り込みや強制退出が可能です。BusinessとEnterpriseにはSSO機能も付属しています。ただし、設定によっては不正アクセスにより、会議URLの漏洩リスクがあります。

録画・・・すべてのプランで録画が可能です。ただし、Basicの保存先はローカルのみになります。その他のプランでは保存先にクラウドが利用できます。

オンライン会議専用の機能が充実していて、特に無料プランでも録画ができる点は魅力です。ただし、Google Meetに比べ、セキュリティ面ではやや劣るところもあります。

Google MeetとZoomを比較

では、Google Meet とZoomではどのような違いがあるのでしょうか。利用環境や機能性など、細かく比較しながら見てみましょう。

利用環境

Google Meet はPCで使用する場合、専用アプリをインストールする必要がありません。会議用URLにアクセスすることで手軽に会議に参加できるのがメリットです。

一方、Zoomは、PC利用の場合でも、専用アプリのインストールが前提です。ブラウザからも会議に参加はできますが、画面共有など一部の機能が使えない可能性があります。

インターフェース

Google Meetでは、4〜16人の参加者をタイル状に映しながら会議を行えます。さらにサイトバーやスポットライトなど、レイアウトも豊富です。

一方、Zoomは Google Meet に比べるとレイアウトの種類は少なくなりますが、「ギャラリービュー」で1つの画面に49人まで参加者を映せます。これだけの人数を1画面に映せるレイアウトは、Google Meet にはありません。大人数が参加し、複数の人が発言する会議では非常に有効なレイアウトです。

参加できる人数と時間制限

Google Meet の無料版を利用した場合、会議に参加できる最大人数は100人で、3人以上の会議の場合、最長接続時間は60分です。

一方、Zoomで無料プランの「Basic」を利用した場合、会議に参加できる最大人数は100人でGoogle Meetと変わりません。しかし、最長接続時間は40分と少し短いです。

Google Meet、Zoomともに有料プランを利用すれば、参加人数や利用時間を増やせます。

機能性

最後に、オンライン会議ツールとしての機能性を、機能ごとに比較してみましょう。

インタラクション・・・Google Meet ではテキストでコメント入力や手を挙げるが機能が付いています。一方、Zoomでは手を挙げる機能に加えて絵文字などでリアクションも可能です。

プレビュー・・・Google Meet ではビデオや音声の状態は自身の状況しか確認できませんが、Zoomでは参加者もチェックできます。

バーチャル背景・・・Google Meet よりZoomの方が、種類が豊富で充実しています。

録画・・・Zoomでは無料プランでもローカル保存で録画できますが、Google Meet は有料プランにしか録画機能は付いていません。

ウェビナー機能・・・Google Meetではプランに制限はありますが、ライブストリーミング機能が付いています。Zoomの方はオンラインセミナーに特化した「ウェビナー機能」が備わっています。

以上のことから、オンライン会議ツールとして機能が豊富なのはZoomと言えます。ただ、Google Meet でも基本的な機能は充分備わっているので、Google の各種ツールとの連携や、コストパフォーマンスを重視する人にはおすすめです。

Google Workspace
Google Workspace 事例

Google MeetとZoomのおすすめの利用シーン

同じオンライン会議ツールでも、Google Meet とZoomでは特性や機能が少し異なるため、目的に応じて使い分けるとよいでしょう。

小規模な会議やクライアントと1対1のやり取りを行いたい場合は、セキュリティ機能にもすぐれたGoogle Meet がおすすめです。

一方、大規模な会議やWebセミナーを開催したいなら、豊富な機能を備えたZoomが適しています。

まとめ

オンライン会議で Google Meet を利用するなら、クラウドベースのビジネスソリューションである「Google Workspace」の導入をおすすめします。このサービスを活用すれば、Google Meet の利用だけでなく、ドキュメントの作業なども複数人で共有できます。

電算システムは、Google Workspace の導入コンサルティングを行っています。Google Workspace を導入したいけれど、クラウドについてくわしいことが分からないとお悩みなら、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

はじめてのオンライン授業 Google Meet でつながろう vol.1

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