2021年11月26日(金)2021年度 Looker Partner Forumが開催されました。このイベントはパートナー向けのイベントとなっており、私達のようなLooker™ を販売するパートナーや、テクノロジーパートナーが参加しております。
そのイベントの中で、弊社は Google Cloud よりLooker パートナーアワード にてLooker Demo Award を受賞致しました!
今回のブログでは、Demo Award とはどんな賞なのか、デモの内容と何故デモを作ろうと思ったかについて書いていきます。
Looker Demo Award とは?
Looker Demo Award は、Google Cloud からのLooker パートナーへ提供するパートナーアワードの1つです。当社は運輸業様や物流部門様向けに弊社がLooker のデモを作成し、お客様のLooker理解促進に貢献したことを評価頂きました。
弊社は2019年にもPartner Award を頂いており、2020年は開催されなかったので2回連続受賞となります!
Looker についてはブログ記事がございますので、ご興味のある方はお読み頂けますと幸いです。
物流デモのご紹介
ここからは表彰いただいた物流デモについて大まかにご紹介致します。
詳細が見てみたいという方はご案内いたしますので是非お問い合わせください。
デモは以下の3つのパートで構成されていて、ポイントは2つあります。
<デモの構成>
①来月の在庫予測の可視化と安全在庫を下回るor 欠品のリスクを発見し、Looker上から在庫の調達依頼や配車手配等を行う
②需要予測を作っている計画チームへの欠品リスクなどの連携をLooker上で行う
③配送品質の可視化(遅配とか急ブレーキの数など)
<ポイント>
①Looker 上で関係者へデータを共有したり指示を出すことができるので、いちいちメールやTeamsを開かなくてもよい
②品目×拠点 の数だけある管理項目をアラートによってリアルタイムに気づくことができる
デモ作って分かったLooker の良さとは?
今回は実際のお客様の声や過去に実務に関わっていたGoogle Cloud の方のアドバイスを取り入れながらデモを作成しています。最初にデモのストーリーを考え、サンプルデータを用意し、実際のダッシュボードを作っていくという感じです。その中で改めて実感したLookerの良さについて改めて書いていきます。
ユーザ目線から感じた Looker の良さとは?
たくさんあるLooker の良さから1つ挙げるのであれば、ツール連携だと個人的に思います。Looker 上で状況把握したあと、入庫やトラック手配の指示を出せるのは、業務効率をすごく高めてくれると考えられます。システムやツールを行ったり来たりするのは地味に時間が取られますが、システムのデータを統合し可視化したLooker から更に指示出しまでできるのであれば、Looker上で解決出来ることはとても多いのではないでしょうか?
開発側から感じるLooker の良さとは?
今回はBigQuery™ の構築とLooker の作り込みを役割分担して2人のエンジニアがやってくれたのですが、Looker を担当したエンジニアは文学部出身の新卒1年目。エンジニア経験ゼロでド文系ながら、夏頃にLooker を触り始め、見事にデモを作り上げてくれました!
Looker を初めてみた方からは「難しそう」という反応をされることもよくあるのですが、担当したエンジニア曰く「最初は手こずりましたが、LookMLの構造ってシンプルでとてもすっきりしていてとても理解がしやすかったと思っています」とのことでした。
意外にコツさえ掴めばすんなりできるのかもしれません。
まとめ
最近、物流に関わる方々からデータについてのご相談を頂く機会が増えており、データ活用の難しさを感じているお客様からのお声を多く頂くことになったのがデモ作成の背景でした。
少しでもデータ分析をして頂くイメージを持っていただきたい、何かヒントになればと思っていたのですが、幸いにもこのデモをお客様に見て頂く機会が何度もあり「このポイントについてやってみたい」という前向きなお言葉も頂いています。
このようなお客様に対してのデータ活用ご支援、そしてLooker 導入をより一層推進していきたいと思います。