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Google Cloud(旧GCP)のパートナー経由で契約する
メリットと選定時の比較ポイント

 2024.02.27  株式会社電算システム

Google Cloud(旧GCP)は、Googleと直接契約するか、パートナー企業を経由して契約するか、2つの方法が選択できます。そのため、どちらの契約形態を選ぶべきか、迷っている方も多いのではないでしょうか。

パートナー企業を経由する場合、その役割や認定制度など、最低限の基礎知識を押さえておくことが重要です。

そこで本記事では、Google Cloudのパートナーについて詳細を深掘りします。パートナー企業の充実したサポートを受けたい方は、ぜひ参考にしてください。

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Google Cloud(旧GCP)のパートナーとは代理店契約を結んだ企業

Google Cloudではパートナー制度が採用されており、1,300社以上の選択肢から提携先を選択できます。パートナーとして認定された企業は、代理店のような形でGoogle Cloudの提供が可能です。その代わり、認定には高度な知識や豊富な経験が求められます。

パートナー企業の役割

パートナー企業の主な役割は、Google Cloudの提供とともに導入サポートを行うことです。サポート内容は、導入時の初期設定や運用支援など、パートナー企業によって大きな違いがあります。

パートナー経由でGoogle Cloudを導入すると、Googleと直接契約を交わすよりも専門的で数多くのサポートを得られるのが利点です。

Google Partners プログラムとの違い

Google Partners プログラムという、よく似た言葉と混同しないように注意が必要です。

Google Partners プログラムは、Google広告のパートナー企業(広告代理店)を認定するための制度です。主にGoogle広告の導入支援や運用代行を目的としています。

Google Cloudのパートナー制度とは対象製品が異なるため、依頼する企業を間違えないようにしましょう。

Google Cloud(旧GCP)におけるパートナーの認定制度

Google公式サイトのパートナー企業一覧ページには、それぞれの企業の特徴や得意分野が掲載されています。

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パートナーの認定制度について理解を深めれば、どのような基準で企業を選ぶべきかが判断しやすくなります。ここからは、認定制度の仕組みを解説します。

パートナータイプ

Google Cloudのパートナー制度には、次の3種類のタイプが存在します。

  • メンバー
  • パートナー
  • プレミアパートナー

これらのうち、最も資格を取得するのが難しいのはプレミアパートナーです。その分、Googleから提供される独自のウェビナーや技術トレーニングを受けられます。

つまりプレミアパートナーは、メンバーやパートナーに比べ、より高度な知識や技術を有している可能性が高いといえるでしょう。クライアントの専門的でテクニカルな要望にも応えられるのが強みです。

スペシャライゼーション

次の条件を満たしたパートナー企業は、スペシャライゼーションとして認定を受けます。

  • Google Cloudの運用手段が十分に確立されている
  • 導入・運用サポートの実績が豊富
  • 第三者評価機関による審査を通過
  • Professional Cloud ArchitectといったGoogle指定の資格保有者が在籍

このように高度な資格が設定されているため、スペシャライゼーションとして認定を受けるのは困難です。裏を返せば、スペシャライゼーションとして認定されていると、認定制度において最も位が高いパートナー企業だといえます。

高度で充実したサポートを受けるなら、スペシャライゼーションの認定企業がおすすめです。

エキスパティーズ

特定の分野における専門的なパートナーはエキスパティーズとして認定されます。Google指定の資格保有者の人数によって、「サービスパートナー」や「販売パートナー」といった形で認定を受ける仕組みです。

エキスパティーズは、特定のパートナー企業の得意分野を見極める際に役立ちます。

例えば、一概にGoogle Cloudといっても、アプリケーションのモダナイゼーションやAIの活用など、その活用シーンは多岐にわたります。あらかじめパートナー企業の強みを把握すれば、アドバイザーとのミスマッチを回避し、特定領域で的確なサポートが得られるでしょう。

エンゲージメントモデル

エンゲージメントモデルとは、パートナー企業がGoogle Cloudと提携し、具体的にどのような取り組みを行っているのかを可視化した指標です。取り組み内容により、次の3つの種別に分かれます。

  • Sell エンゲージメントモデル:主にGoogle製品を代理販売する企業
  • Service エンゲージメントモデル:Google製品に付随するサービスを提供する企業
  • Build エンゲージメントモデル:システム上で稼働する独自ソリューションを展開する企業

このような指標を確認すると、各パートナーのサービス内容を一目で把握できます。パートナー企業を選定する際に参考にすると良いでしょう。

Google Cloud(旧GCP)をパートナー経由で契約するメリット

Googleと直接契約する場合に比べ、パートナー経由で契約すると次のようなメリットが生まれます。

  • 優遇価格でGoogle Cloudを利用できる可能性がある
  • 導入前や運用中に不明点を解消できる
  • 新たな課題を発見したうえで大きな事業成長につながる
  • スピーディーにトラブルへと対処できるので安心
  • クレジットカード以外の決済方法も使える可能性がある

優遇価格でGoogle Cloudを利用できる可能性がある

パートナー企業によっては、Google Cloudの契約時の料金が優遇されることがあります。その場合、独自の割引や特典といったキャンペーンの適用を受けるのが一般的です。

Googleと直接契約する場合でも、300ドル分のクレジットが用意されています(2024年1月時点)。しかし、パートナー企業のキャンペーンを適用したほうが、トータルコストが安くなる場合もあるため、それぞれの費用対効果をしっかりと検証しましょう。

導入前や運用中に不明点を解消できる

Googleと直接契約する場合は、Web上で申込み手続きが完結するため、利用者側から問い合わせしない限りサポートは得られません。

その点、パートナー企業の支援サービスを利用すると、疑問や悩みを抱いた段階でいつでも相談が可能です。

企業によっては導入前だけでなく、ツール導入後から定着、機能拡張まで、幅広いプロセスでサポートを行ってくれることもあります。さらに、高度な知識や技術を有した専門家に相談すると、Google Cloudに関するさまざまな知見が得られ、運用成果の改善にもつながります。

新たな課題を発見したうえで大きな事業成長につながる

本来、組織内の何らかの課題を解消するために、Google Cloudを導入するのが一般的です。しかし、事業成長のために複数の課題を探ろうにも、組織内で働いている従業員では主観的な視点に陥りやすいものです。

一方、パートナー企業では専任担当者とともに、現状のヒアリングや目的設定などを実施するため、客観的な視点が加わります。自社が抱えている課題に対し、多角的にアプローチを行えるので、社内でツールの導入を進める場合に比べて、いままで発見できなかった課題が見つかりやすいのが利点です。

明らかとなった課題が多層的であるほど、自社の根本的なボトルネックが特定されます。その結果、より大きな事業成長につながる可能性が生まれます。

スピーディーにトラブルへと対処できるので安心

パートナー企業によっては、24時間365日体制の運用サポートを提供している場合があります。

このようなサービスでは、何らかのトラブルが発生しても即座に対応を依頼できます。Google Cloudやクラウドサービスの運用に慣れない、あるいは社内に技術者が少ない場合でも安心です。

クレジットカード以外の決済方法も使える可能性がある

Googleと直接契約する場合、サービス利用料の支払いにクレジットカードが必要です。

一方、パートナー企業によってはクレジットカード以外の決済方法が用意されています。

例えば、株式会社電算システムのGoogle Cloud リセールサービスを利用すれば、同社がサービス利用料を立て替えた後、お客様へ請求書を発行します。その請求書をもとに銀行振込が可能なので、クレジットカードを作る必要がありません。

Google Cloud(旧GCP)をパートナー経由で契約する方法

Google Cloudをパートナー経由で契約する方法は次の通りです。

  1. 公式サイトのパートナー企業一覧ページから希望のパートナーを探す
  2. 導入前や運用中に不明点を解消できる
  3. 新たな課題を発見したうえで大きな事業成長につながる
  4. スピーディーにトラブルへと対処できるので安心

Googleの公式サイトでは、1,300社以上の提携先のなかから、条件を指定してパートナー企業を探せます。指定できる条件は地域やパートナータイプ、スペシャライゼーションの有無などです。ある程度条件が絞り込めている場合は、キーワードで検索するのも良いでしょう。

Google Cloud(旧GCP)のパートナーは電算システムがおすすめ

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株式会社電算システムは、Google Cloudのパートナー企業として、ツールの導入支援サービスを提供しています。以下のように、目的に応じて最適なサポートを得られるのが特徴です。

  • Google Cloud スターターパックサービス:
    管理コンソールの体系的な設定方法を学べる
  • 技術コンサルティングサービス:
    企業独自の環境設定や目的別のサポートを行うサービス
  • データプラットフォームサービス:
    AIや機械学習を用いてデータ基盤を構築するサービス
  • 生成AI支援サービス:
    生成AIの導入や安全な活用に向けたサポート
  • Google Compute Engine 構築支援サービス:
    オンプレミスのサーバーをクラウドへと移行するサービス

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株式会社電算システムには、Professional Cloud DeveloperやAssociate Cloud Engineerなど、認定資格を取得したエンジニアが多数在籍しています。プレミアパートナーとしての実績は15年、2,500社以上の企業を支援してきたからこそ、さまざまな事例をもとに適切な解決策を提案できるのがポイントです。

どのようなサービスを選べば良いかわからない場合は、現状の課題をお伺いしたうえで最適なプランを提案します。ツールの導入や運用に不安を抱えている方は、気軽にお問い合わせください。

Google Cloud (GCP) サービス

パートナーの導入支援を活かしてGoogle Cloudのスムーズな定着を図ろう

パートナー企業を経由してGoogle Cloudを契約すると、課題の特定や環境構築、活用方法のアドバイスといったさまざまなサポートが得られます。Google Cloudの導入・運用に関して少しでも不安を抱えている場合は、契約を進める前にパートナー企業に相談するのがおすすめです。

なかでも実績を重視する方は、株式会社電算システムが提供する導入支援サービスを検討してみてはいかがでしょうか。同社は15年以上のサポート実績を誇るプレミアパートナーなので、個別の課題に即した最適なプランの提案が可能です。

Google Cloudの詳細なサービス内容や、株式会社電算システムの取り組みについては、以下の資料で解説しています。無料でダウンロードできますので、ぜひ一度ご確認ください。

Google Cloud と 電算システムのご紹介

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