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【初心者必見】Google Cloud(GCP)完全入門!
4つの基本情報から徹底解説

 2023.03.29  2023.04.14

本記事では「Google Cloud(GCP)入門」についてわかりやすく解説しています。Google Cloudの概要から4つの基本情報、おもな3つのサービス、Google Cloudの5つのメリット、勉強方法と順序まで幅広く説明しています。自社にGoogle Cloudの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

【初心者必見】Google Cloud(GCP)完全入門!4つの基本情報から徹底解説

Google Cloud(GCP)とはGoogleが提供するクラウド上のサービス

Google Cloudは一般的に「GCP」や「Google Cloud Platform」などと呼ばれます。Google CloudはGoogle社内で実際に使用されているテクノロジーまたはインフラをベースに、クラウド上でサービスとして提供しています。YouTubeの動画配信プラットフォーム、配信最大の検索エンジンを保有するGoogleならではのデータ解析系や機会学習系のサービスなどが利用可能です。グローバルにサービスを展開しており、他社が提供する同様のサービスでは、AmazonのAmazon Web Service(AWS)や、MicrosoftのMicrosoft Azureなどがあります。最初から基本的な構成要素がサービスとして用意されているため、パブリッククラウド入門用に利用できます。

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Google Cloudを活用するための4つの基礎知識

Google Cloudは英語で解説されており、日本語で解説する本も少ないため、サイトの流れに沿って手続きするとよいでしょう。Google Cloudにおける、4つの基本について解説します。

アカウント登録が必要

Google CloudはGoogle WorkspaceやGmailなどでも利用する、Googleアカウントを用いて認証します。Googleアカウントを持っていなければ、作成しなければなりません。Google Cloudを利用する際にはまずプロジェクトを作成し、請求先となるアカウントとの紐づけします。1人のユーザーがプロジェクトを複数作成できます。企業として利用する場合、ビジネスに役立つツールがセットとなったGoogle Workspaceを利用すると、おもに3つのプランがあり、ユーザー1人あたりそれぞれ月額680円、1,360円、2,040円です。

権限を設定できる

Google Cloudでは、サービスやプロジェクトごとに権限を設定できます。そのため、プロジェクト内で不具合や不正アクセスが起こった際の影響を小さくできるでしょう。費用はプロジェクトごとに課金されるためコストが明白で、作成プロセスを透明化できます。

物理的なネットワークを仮想化できる

ネットワークの仮想化とは、物理的なネットワーク構成を論理的にまとめたり分割したりして作成する技術のことです。Google Cloudにおいては、プロジェクトごとに仮想ネットワークを構成できます。つまり、1つのプロジェクトごとに、仮想ネットワークの複数を定義できます。

無料トライアル後は有料版にアップグレードする必要がある

無料トライアル終了後に継続してGoogle Cloudを利用するには、有料アカウントにアップデートしなければなりません。料金は、登録した請求先に対して請求されます。

Google Cloudの人気サービス

Google Cloudにはさまざまなサービスが含まれています。そのなかで人気サービスである「BigQuery」「Google App Engine」「Cloud Machine Learning Engine」の特徴を解説します。

BigQuery

BigQueryはGoogle Cloudで使えるサービスの1つです。本来は、Googleが自社で使用するために開発したサービスです。検索エンジンとして知られるGoogleは、ビッグデータの解析にも長けています。エンジニアの入門者でもGoogle Cloud StorageやFile Uploadを利用すれば、Googleドライブなどにデータをインポートするだけで容易に膨大なデータの集計や解析作業が可能です。同様のサービスはAWSやMicrosoft Azureにはなく、独自のサービスとなっています。

Google App Engine

Google App Engineは、アプリケーションを実行するためのサービスです。自分のアプリケーションを、Googleのインフラを利用して動かせることが特徴です。ユーザーが爆発的に増加し、アクセスが集中した場合にもWebサイトのダウンを防げます。GAE上では、SnapChat(スマホ向け写真共有アプリ)や、Khan Academy(無料オンライン講義)などの知名度の高いサービスが提供されています。

Cloud Machine Learning Engine

Cloud Machine Learning Engineは、機械学習向けのツールです。AIの機械学習では、膨大なデータからルールやパターンを発見して、さまざまな物事の予測や判別を可能にします。人の手を加えて調整し、精度を向上させています。Google Cloudはビッグデータの解析で過去を分析しており、導き出されたデータを用いて機械学習で未来を予測するという、両方のサービスを受けられることが特徴です。機械学習を自社に取り入れたいと考えている企業にとって、メリットとなるでしょう。

Google Cloud 事例
Google Cloud

Google Cloudの5つのメリット

Google Cloudにはどのようなメリットがあるのでしょうか。入門者にとっての、5つのメリットを解説します。

90日間無料で利用できる

Google Cloudの無料トライアルでは、90日間・300ドル相当のクレジットを無料で利用できます。利用条件は、Google CloudとGoogle Maps Platformの新規ユーザーであることです。過去に無料トライアルを利用したことがあったり、いずれかのサービスもしくはFirebaseを利用したことがあったりすると対象外となります。無料クレジットを使用すると、Google CloudやGoogle Maps Platformの使用感を確認できるでしょう。クレジットは1つだけでなく、複数のプロダクトを試すことが可能です。ただし、VMインスタンスへのGPUの追加や割当上限の引き上げのリクエストなどは利用できないという制限があります。300ドル相当のクレジットを使い切るか、登録から90日が経過するとトライアルは終了です。残りの日数とクレジットは、コンソール画面上の請求先アカウントの概要から確認できます。無料期間が終了するとリソースが停止するため、続けて利用するには早期に有料アカウントへアップグレードする必要があることに注意しましょう。

信頼性に優れている

Google CloudはGoogleが自社のために開発して利用するサービスを提供しているため、実行結果の信頼性が高いとされています。サービスだけでなく米国連邦情報処理規格FIPS140-2を取得しているため、データの保管や送受信におけるセキュリティの面でも信頼できます。

インフラ環境が安定している

世界規模の光ファイバー網に加えて冗長性にも長けており、世界中に複数のPOPが配置されています。データの管理においても、複数のストレージに自動的に複製が作られるなど、複数の対策が用意されています。アクセスが急増しても影響を受けにくく、作業に集中しやすいでしょう。

ネット環境が安定している

Google CloudはGoogleデータセンターが運営し、ネット環境の安定のために独自開発した機器を導入しています。独自のネットワークにより、常に高速かつ安定した通信を可能にしています。

機械学習サービスが豊富に用意されている

Google CloudではCloud Machine Learning Engineや、オープンソースで公開されているTensorFlowなどを利用できます。低価格でありながらGoogleの環境を活用して、機械学習により膨大なデータを高速かつ高精度に解析できることは大きなメリットです。

Google Cloud入門として勉強する方法

Google Cloud入門として、どのように勉強すればよいのでしょうか。勉強の方法と順序を解説します。

知識を習得する

Google Cloudのサービスについて、まずは広く浅く知りましょう。Google Cloudには多くのサービスがあり、すべてについて詳しく理解しようとすると大きな時間と手間がかかってしまいます。理解しても使用しないサービスもあるため、広く理解するほうがよいでしょう。その際の手順は、まずはYouTubeといった動画サイトにある動画で概要を知りましょう。見て概要がわかると、続いて書籍やGoogle公式のドキュメントなどで詳しい内容を学びます。
これからGoogle Cloudを利用し始める入門者レベルの方で、自主学習で不安な方は、外部パートナーと協力して学習を進めることもおすすめです。

知識を実践する

Google Cloudのサービスについて幅広く理解できたら、使用頻度の高いサービスについて深く理解しましょう。活用シーンを意識しながら使用頻度の高いサービスについて深く理解できると、Google Cloudの利用はもちろん、環境の構築についても理解が進みます。

クラウドは自社に最適なサービスを選ぶことが大切

Google Cloudとは、Googleがクラウドを通して提供するサービスです。Googleが実際に使用するサービスであり、アカウントを保有していればプロジェクトごとに権限を設定できたり、仮想ネットワークを構成できたりします。無料トライアルもあるため、興味がある人は気軽に試せるでしょう。

Googleのプレミアムパートナーを務める株式会社電算システムでは、資料をとおして、Google Cloudの各種サービスについて紹介しています。基本概念から、Google Cloudのコンピューティングsサービス、ストレージやデータベースの比較、AI・機械学習のサービスの全体像、ユースケースなど幅広くまとめています。少しでも興味があれば、まずはフォームに記入のうえ、資料をダウンロードしてみてください。

Google Cloudと 機械学習

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