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Google Cloud Next 2019 まとめ

 2019.08.13  2023.03.29

今年も東京で Google Cloud Next 19 in Tokyo(以下NEXT)が開催されました!19,000名を超える登録があり、当日の各セッション、各ブースは大変な盛り上がりでした。NEXTでは、 Google の最新情報や活用事例、各パートナー企業が独自で展開するサービスやソリューションをお届けしています。電算システムは 例年 Google Workspace(旧 G Suite)を中心としたソリューションをご紹介しておりましたが、今年は Google Cloud Platform を利用したデータ分析をご紹介させて頂きました。本稿では、NEXTに行きたかったけど行けなかった方々、NEXTに行ったけれども電算システムのブースを残念ながら見つけられなかった方々に当日の様子を掻い摘んでご紹介させて頂きます。

Google Cloud Next 2019 まとめ

Google Cloud Next とは?

NEXT は Google Cloud に関する最新技術や事例などを共有するためのイベントです。デベロッパー、パートナー、業界の専門家など、様々な方が応募したセッションをお届けします。また、セッションだけではなく、Google が用意した体験ブースであったり、各パートナー企業が独自のソリューションをブースでご紹介しています。本イベントは、参加者の皆さまが知識を深め、有益な情報を手に入れ、ビジネスの発展や、個人のスキル向上が加速するように設計されています。

freee株式会社様導入事例
花王株式会社様 導入事例

Google Cloud Next 2019 注目キーワード

人それぞれ注目したキーワードはあるかと思いますが、私個人としては『Anthos』と『データ』の2つのキーワードに注目しました。Anthos はクラウド環境とオンプレミス環境で一貫性のある開発と運用ができるアプリケーション管理プラットフォームであり、日本の製造業から非常に注目を集めています。Anthos の登場は、製造業のクラウド化、そしてデータ活用を進めるきっかけとなるのではないでしょうか。

また、『データ』については各ブースやセッションで目にする機会が多かったように感じました。これはAIへの期待が高まっている表れではないかと感じました。Google は以前より、「AIを民主化する」と語っていました。数年前まではまだまだAI(データ)の活用が進んでいる企業様はごく少数だったかと思いますが、近年では様々な企業様がAI(データ)を活用し始めています。これはAIの民主化が本格的に進み始めてきたことの表れだと思っています。ブースに来ていただいたお客様とも会話しましたが、やはり多くの企業様が「自社データを使って何かしたい」、「既にデータ分析に取り掛かり始めている」と仰っていました。

個人的に面白いと思ったサービス

こちらも完全に個人的な意見です。「非構造データの分析」です。テキストデータの分析がこれに当てはまります。利用用途として、イメージしやすいのはコールセンター業務です。コールセンターのお客様との会話を音声認識して、データ化します。データ化した会話情報を分析して、ポジティブ or ネガティブ判定をします。これによってネガティブな会話に素早く気付くことができ、素早いフォローをすることができます。結果的に顧客からの信頼の獲得やコールセンター業務の精神的なストレスを軽減することが出来ます。このような仕組みは以前からありましたが、これが Google を使うことによって、より簡単に実現できることに改めて面白いなと感じました。

Google Cloud 事例
Google Cloud

電算システムのデータ分析ソリューション

電算システムが今回ブースとセッションでご紹介したソリューションをお伝えします。一言で言うと、「お客様のビジネス課題をデータを使って解決するソリューション」です。ちょっとこれだけだとピンとこないですよね。例えば、お客様がこんな課題をお持ちだとします。

“POSデータを使って需要予測をして、売上を伸ばしたい”

これに対して弊社はお客様のデータをお預かりし、分析ができる状態にデータを加工し、可視化をします。可視化をした結果、「雨の日はスポンジケーキと生クリームが売れている」という気付きを得られたとします。これを元にデータサイエンティスト(データエンジニア)がお客様とディスカッションをして、新しい仮説を立てます。「雨の日は外に遊びに行けないからお母さんが子供と一緒に家でお菓子作りをしているのではないか?それであれば、インスタ映えするデコレーションを店舗内サイネージに表示させ、関連商品をまとめてみてはどうだろうか?」 このようにデータを分析しながら仮説を立て、検証をするサイクルを回していき、ビジネス課題を解決していきます。(あくまでも一例です)

弊社にはデータサイエンティストとデータエンジニアが在籍しており、Google Cloud Platform のエンジニアも多数在籍していますので、お客様の課題をデータとクラウド技術を用いて解決します。どんなことをやっているのかはデータ分析ページを御覧ください。

8月中旬以降にセッションの続きを動画で配信予定

今回のセッションは『<QAありセッション>AIを使う鍵は、データへの理解度!!データエンジニアとデータ活用専門家が答えるデータの本当の価値』というタイトルで行い、電算システム マーケティング部 相村、電算システム データエンジニア 園田、ゴーガ解析コンサルティング 代表取締役 中村、ディーオーシャン 山本の4名でお届けさせて頂きました。本セッションでは、データに精通したメンバーがデータの価値についてお話させて頂きました。本当にありがたいことに当日は満席となり、たくさんのご質問を頂きました。時間も限られていた為、全てのご質問にお答えすることが出来なかったのですが、「後日でもいいから答えよう!」とその場で急遽決めました。 というわけで、8月中旬以降にセッションの続きを動画で公開致します。当日参加された方も当日参加されなかった方も是非見てみて下さい。動画が完成しましたらメルマガで配信致しますので、今しばらくお待ち下さいませ。 一点だけ、ご注意頂きたいことがございます。データの話をするとアツくなる4人なので、見て頂く際には部屋の温度を低めに設定して頂くことを推奨致します。

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次回の NEXT でまたお会いしましょう!

今回、弊社セッションに参加頂いた方、ブースに来ていただいた方、少しでも気にして頂いた方、本当にありがとうございました。また、今回は参加されなかった方、電算システムのブースに気付くことが出来なかった方、次回のNEXTでは是非立ち寄ってみて下さい。 次回のNEXTでまたお会いしましょう!!

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