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クラウドサービス9選を一覧で紹介!
法人・個人別におすすめ製品を解説

 2023.01.16  2023.04.18

本記事では「おすすめのクラウドサービス」を9つ厳選し、一覧にして解説しています。法人向け、個人向けそれぞれに適したツールと3つの選ぶときの基準も紹介しています。クラウドサービスの導入を検討しているが、適切なサービスの選び方がわからない方はぜひ参考にしてみてください。

クラウドサービス9選を一覧で紹介!法人・個人別におすすめ製品を解説

クラウドサービスとはネット上のサービス

クラウドサービスとは、インターネットなどのネットワークを経由してサービスを利用する形態です。従来はパソコンにソフトウェアをインストールするか、自社でソフトウェアを開発して使用しなければなりませんでした。しかし、クラウドサービスならばソフトウェアを用意することなく、サービスを利用できます。ネットワークさえあれば、どのような場所からでも、さまざまなデバイスからでも同じサービスを利用できます。

なお、クラウドとは、雲という意味です。クラウドはデータを保存している場所が見えないため、物理的な場所を意識することなく利用できます。雲によって見えない場所からサービスが提供されているというイメージから、この名前で呼ばれるようになりました。クラウドの対義語は、オンプレミスです。オンプレミスは施設内にサーバーやネットワーク機器、ソフトウェアなどを設置して、自ら保有・運用することを指します。

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【法人向け】おすすめクラウドサービス5選

クラウドサービスはさまざまな会社が提供しています。この項では、法人に適したおすすめのクラウドサービスを5つ解説します。

OneDrive for Business

Microsoft社が運営する、企業向けに作成された、オンライン上のストレージサービスです。提供する操作画面がシンプルで、マイクロソフトのさまざまなアプリケーションと相性がよいことが特徴です。2つのプランが用意されており、「Plan1」は1ユーザー月額540円、「Plan2」は1ユーザー月額1,090円です。セキュリティ面などに差はありますが、どちらも1TBまで使用できます。ただし、Macを使用して圧縮したzipファイルをWindowsで開こうとすると、文字化けするケースが見られます。

Dropbox Business

Dropbox社が運営し、世界中に5億人ものユーザーを有しています。共有フォルダにファイルを入れるだけで自動的に保存や同期され、登録したすべてのデバイスでファイルを同期可能です。企業向けプランは2つあり、「Standard」は1ユーザー月額1,500円で5TBまで、「Advanced」は1ユーザー月額2,400円で、必要に応じて容量を追加できます。

Box

Boxが運営する、企業向けクラウドサービスです。容量が無制限であることが大きな特徴です。クラウド上のファイルを自動的に保存してくれるBox Drive機能、タスク・進捗の管理を行うBox Relay機能などを備えています。Businessプランは、1ユーザー月額1,980円で容量無制限で、最少人数は3名です。Business Plusは高度な検索フィルターなどが付いて、月額3,300円で容量無制限で、こちらも、最少人数は3名です。

Bizストレージ ファイルシェア

NTTコミュニケーションズが運営する、企業向けのファイル転送サービスです。セキュリティ対策の強固さが特徴です。5つのプランがあり、月額16,500円で1GB、1,000人まで利用可能のものから、月額220,000円で1TB、10,000人まで利用可能のものまであります。

Google Workspace

Google社が提供する、クラウドサービスです。GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなど、Googleのソフトウェアと連携できます。個人向けもあるが、法人はセキュリティ対策を考慮してBusiness Standardのプランから選ぶとよいでしょう。Google公式価格月額1,360円で、1ユーザーあたり2TBまで利用できます。

Google Cloud 事例
Google Cloud

【個人向け】おすすめクラウドサービス4選

続いては個人向けの、おすすめのクラウドサービスを4つ解説します。

One Drive

Microsoft社が提供している、クラウドサービスです。Microsoft社のOfficeアカウントへと紐づけられ、ファイルをさまざまなデバイスを通して保存・共有可能です。また、Officeアプリで作成した文書であれば、直接保存できます。無料で5GBまで利用でき、有料版は年額2,244円で100GB、年額12,984円で1TBです。

iCloud Drive

Apple社が提供する、クラウドサービスです。Apple IDで紐づけて、Apple製のデバイス・ソフトのデータを管理しています。無料で5GBまで利用でき、有料版は月額130円で50GB、月額1,300円の最大のプランで2TBです。ただし、Apple IDがないと利用できません。

Google Drive

Google社が提供する、クラウドサービスです。Googleアカウントを保有していればすぐに利用でき、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなど、Googleのソフトウェアと連携できます。無料で15GBまで利用できます。有料版は「ベーシック」が月額250円で100GB、「スタンダード」が月額380円で200GB、「プレミアム」が月額1,300円で2TBです。

Dropbox

Dropbox社が提供する、クラウドサービスです。複数のユーザーで共有フォルダを作成できることが特徴です。無料で2GBまで利用でき、有料版は「Plus」が月額1,200円で2TB、「Professional + eSign」が月額2,900円で高度な機能が付き3TB、家族向けの「Family」は月額2,000円で最大6人まで利用できます。

クラウドサービスを選ぶときの3つの基準

どのように、クラウドサービスを選ぶとよいのでしょうか。3つの基準を解説します。

データ容量と料金のバランスから選ぶ

基本的に、データの容量と料金は比例します。文字データであれば容量は小さいものの、動画など大容量のファイルを多数保存するのであれば、大容量が必要です。どのようなファイルを保存するのか、予算はいくらなのか、ということを考えてサービスを選びましょう。

使用頻度の高いサービスから選ぶ

OneDriveであればOffice365など、GoogleDriveであればGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなどと、相性よく作られています。そのため、使用頻度の高いサービスと連携がしやすいサービスを選ぶと、作業効率を向上させられるでしょう。

利用可能人数から選ぶ

企業で導入する場合、大人数で利用することが想定されます。しかし安いプランのクラウドサービスの場合、利用できる人数が少数となっていることがあります。事前に利用する予定の人数を確認し、プランの内容と照らし合わせて選びましょう。

クラウドサービスを導入する5つのメリット

従来のオンプレミスではなく、クラウドサービスを導入することでどのようなメリットがあるのでしょうか。おもなメリットを、5つ解説します。

初期費用やランニングコストを抑えられる

クラウドサービスはネットワーク環境さえあれば利用でき、サーバーやソフトウェアなどを自ら用意する必要がないため、初期費用を抑えられます。またサーバーなどの運用に必要な人件費、運用の電気代なども不要なため、ランニングコストも軽減できます。

システム構築の時間を大幅に短縮できる

オンプレミスであれば自らシステムを構築しなければならず、運用を始めるまでには大幅な時間と手間が必要です。その間の、人件費なども必要となります。クラウドサービスであれば、速やかに運用を開始できます。

メンテナンスや更新の作業が不要

オンプレミスは定期的に、メンテナンスや最新のバージョンへのアップデートが必要です。しかし、クラウドサービスであれば価格が変わらない限り、追加の料金をかけずに最新のバージョンにアップデートできます。自動的に、最新のバージョンへとアップデートされるサービスもあります。

場所を問わないため、テレワークに活用できる

クラウドサービスは、ネットワーク環境さえあればどこからでも情報にアクセスできます。会社や出先、自宅からも同じようにサービスを利用できるため、働き方や社会情勢に合わせてテレワークや在宅勤務へと手軽に移行できるでしょう。

災害時にも早期に復旧できる

万が一災害に見舞われた場合、オンプレミスはサーバーなどが被害を受けると利用できず、復旧まで時間がかかります。クラウドサービスならば、ネットワーク環境さえ復旧すれば早急に再開できます。そのため、損失を抑えられるでしょう。

クラウドサービスの5つのデメリット

多くのメリットがあるクラウドサービスですが、デメリットも存在します。クラウドサービスの、おもなデメリットを5つ解説します。

カスタマイズの自由度が低い

クラウドサービスのカスタマイズには制限が設定されていることが多く、オンプレミスと比べカスタマイズの自由度が低くなっています。従来のオンプレミスであれば、自社で管理しているため、自由にカスタマイズできます。ただし、カスタマイズには専門知識が必要です。知識を有する社員が欠かせず、相応の時間もかかるでしょう。

ネットワーク環境が必須

クラウドサービスは、ネットワーク環境がないと利用できません。たとえば地下鉄や山間部など、ネットワーク環境が整備されていない場所では、活動が制限されます。場所によっては業務を進められなくなるため、注意が必要です。

サービス停止のリスクがある

クラウドサービスを運営している企業に不都合があった場合、サービスが縮小されたり停止されたりするリスクがあります。自社でクラウドサービスの利用を決定した際には、前もって代替サービスを調べておきましょう。また、サーバーの障害やメンテナンスなどによって一時的にサービスが停止となった場合、その作業が終わるまでの間は、クラウドサービスが関わる業務を進められません。前もって対応策を考えておくとよいでしょう。

他サービスとの連携が必要になることも

利用しているクラウドサービスに求めるサービスがない場合、他のサービスと連携するか、運用フローをサービスの範囲内に変更する必要があります。どのようなサービスが含まれるか調べたうえで、他のサービスとの連携が容易なクラウドサービスを選ぶと、運用のストレスが軽減されるでしょう。

セキュリティ対策は事業者次第

クラウドサービスは手動でのアップデートやメンテナンスが不要であるものの、セキュリティが万全だとは限りません。実際に、サイバー攻撃を理由にサービス停止となった例もあります。万全を期すには他社のクラウドサービスを併用して、マルチクラウド化するといった対策を検討しましょう。

クラウドサービス一覧から最適なものを選ぼう

クラウドサービスとは、ネットワークを経由して利用するサービスです。法人向けと個人向けのものがあり、それぞれ容量や料金が異なります。普段利用しているサービスとの相性など、自身に適したものを選ぶことが大切です。

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