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Google BigQuery の料金体系を解説

 2020.03.17  電算システムブログ編集部

ビッグデータ分析サービスとして注目されている Google Cloud の BigQuery ですが、環境構築が不要で手軽に利用できることもあり、データ分析を行うプラットフォームとして多くの方に利用されています。一方で思わぬ出費にならないよう、正しく料金体系を理解しておくことが大切です。本稿では BigQuery の価格面と利用時に注意すべきポイントについてご紹介します。

 BigQuery の料金体系

まずは、Google が発表している BigQuery の料金体系を表にまとめました。

< BigQuery の料金体系>

東京(asia-northeast)

課金対象

料金

詳細

アクティブストレージ

$0.023 / GB

毎月10GBまで無料。

長期保存

$0.016 / GB

毎月10 GBまで無料

 BigQuery Storage API

Unavailable※

 BigQuery Storage APIは無料枠に含まれません。

ストリーミング挿入

$0.012 / 200MB

挿入に成功した行が対象課金となります。

最小サイズ1KBで各行が計算されます。

クエリ(オンデマンド)

$6.00 / TB

毎月1TBまで無料。

クエリ(月定額)

$12,000 / 500 slots

追加スロットは500スロット単位で購入できます。

クエリ(年定額)

$10,200 / 500 slots

追加スロットは500スロット単位で購入できます。

 ※米国(マルチリージョン)の場合、$0.010 / GB
  引用:「Google Cloud BigQuery 」の料金

G Suiteで実現するこれからの時代のコミュニーケション

 BigQuery の大きな特徴は、上表にまとめた項目だけを課金対象としており、それ以外の操作に関しては課金が発生しないということです。たとえば、ストリーミングインサートではバッチ処理のようなインポート・エクスポートには料金が発生しません。

さらに、データを1TB保存したとしても、月額料金はわずか$23.00(約2,550円)です。50TBのデータをクエリで処理したとしても$60.00(約6,655円)です。加えて BigQuery では毎月最初の1TBのクエリ処理は無料になるので、想像以上に低価格なビッグデータ分析サービスということが分かります。

 BigQuery 無料のオペレーション

次の表にまとめられている BigQuery のオペレーションは、どのロケーションを選択したとしても無料で使えます。

オペレーション

詳細

データの読み込み

 BigQuery でデータセットを作成するときは、データのロケーションを選択する必要があります。US を選択すると、他のリージョンにある Cloud Storage バケットからデータセットのテーブルにデータを読み込むことができます。現在のところ、米国以外のリージョンのデータを米国のデータセットに読み込む場合には、インターネット下りの料金は発生しません。

 

US以外のロケーションを選択する場合は、次のいずれかを行う必要があります

l  そのリージョンの Cloud Storage バケット(マルチリージョン バケット、またはデータセットと同じリージョンにあるリージョン バケット)からデータを読み込みます。

l  そのリージョンのバケットにデータをコピーします。

データのコピー

テーブルのコピーは無料ですが、新しいテーブルやコピーしたテーブルの保存には料金が発生します。

データをエクスポートする

BigQuery から Cloud Storage にデータをエクスポートする場合、エクスポート オペレーションは無料ですが、Cloud Storage へのデータの保存では料金が発生します。

データセットの削除

データセットの削除は無料です。

テーブル、ビュー、パーティション、関数の削除

テーブルの削除、ビューの削除、個々のテーブル パーティションの削除、ユーザー定義関数の削除は無料です。

メタデータオペレーション

list、get、patch、update、delete の呼び出しは無料です。たとえば、データセットの一覧表示、データセットのアクセス制御リストの更新、テーブルの説明文の更新、データセット内のユーザー定義関数の一覧表示などが該当します。

疑似列の読み取り

次の擬似列のコンテンツに対するクエリは無料です。

l  _TABLE_SUFFIX - ワイルドカード テーブルにクエリを実行する場合

l  標準 SQL でテーブル デコレータのセマンティクスを実現する場合

l  _PARTITIONDATE - 取り込み時間パーティション分割テーブルにクエリを実行する場合

l   _PARTITIONTIME - 取り込み時間パーティション分割テーブルにクエリを実行する場合

l  _FILE_NAME - 外部データソースのテーブルにクエリを実行する場合

メタテーブルの読み取り

次のメタテーブルのコンテンツに対するクエリは無料です。

l  __PARTITIONS_SUMMARY__ - パーティション分割テーブルまたは取り込み時間パーティション分割テーブルのパーティションに関するメタデータを取得する場合

l  __TABLES_SUMMARY__ - データセットのテーブルとビューのメタデータを取得する場合

UDFの作成、置換、呼び出し

現時点では、永続的なユーザー定義関数(UDF)の作成、置換、呼び出しは無料です。現在、永続的 UDF はベータ版リリースです。料金設定は変更されることがあります。

 BigQuery を利用する際の注意ポイント

では最後に、 BigQuery を利用するにあたって価格面で注意すべきポイントを紹介します。

1. 「SELECT *」を避ける

「SELECT *」の使用はデータを照会するにあたって、最も費用がかかる方法です。これを使用すると BigQuery はテーブル内のすべての列をフルスキャンします。データのテスト、または探索には「SELECT *」ではなく、データプレビューオプションを使用しましょう。

2. プレビューオプションを使用してデータをサンプリングする

テーブルデータを検索またはプレビューするためにクエリを実行してはいけません。データを調べる場合はテーブルプレビューオプションを使用すると、割り当てに影響することなく無料でデータを表示できます。

3. クエリを実行する前に料金を見積もる

クエリを実行する前に、プレビューして費用を見積もります。クエリは読み取られえたバイト数に基づいて課金されます。クエリを実行する前に費用を見積もるには、以下の操作を行ってください。

  • Cloud Console または従来のウェブ UI でクエリ検証ツールを表示する
  • Google Cloud Platform 料金計算ツールを使用する
  • 以下を使用して、ドライランを実行する
  • CLI の --dry_run フラグ
  • dryRun パラメータ(API を使用してクエリジョブを送信する場合)

 BigQuery は注意ポイントさえしっかりと押さえていれば、かなりお得に利用できるビッグデータ分析サービスです。ビッグデータ分析に関するあらゆるニーズに応えるための機能が揃っています。

まとめ

いかがでしょうか。今後ビッグデータ分析に取り組みたいという場合は、プラットフォームやツールの選定が重要になります。まずは手軽に始められ大規模なデータプラットフォームとしても利用できる BigQuery は大変おすすめです。

また、電算システムでは、GCP資格所有者による独自トレーニングなど BiqQuery を快適に利用するために必要な Google Cloud Platform 向けに各種GCPサービスをご提供しています。是非お気軽にご相談ください。

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