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学校に必要な端末導入時の心構えとは

 2022.03.18  株式会社電算システム

コロナ禍の影響により企業ではテレワーク化が、そして学校では自宅から授業に参加できるリモート授業・オンライン授業の導入が進められ、学校教育のデジタル化が進められています。

学校における1人1台の環境整備が急速に進んでおり、小・中学校から高等学校へと整備の中心がシフトしています。GIGAスクール元年と言われた今年度の取り組みや活用の様子などから、学校に必要な端末導入時の心構えを整理したいと思います。

誰のための・何のための端末なのか

GIGAスクール構想によって、1人1台の端末整備と高速通信ネットワーク環境が各学校に構築されました。文部科学省が示している新しい学習指導要領や「令和の日本型学校教育」によれば、生徒たちが主体的に学ぶなかで、1人1台の端末をフル活用して、他者と協働しながら学んだり、個別に最適な支援を受けたりして、学習者が中心となって学んでいくことが求められています。

クラウドと1人1台のフル活用が前提となっているからこそ、学び方が変わり、結果的に教え方も変わっていくことになるでしょう。

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もちろん、一足飛びにそうした転換に行き着くことは難しいため、最初は教師も生徒も徐々にできることが増えたり、使い方をマスターしていくなかで、やりたいことが増えたり、もっとチャレンジしたくなるようにしていきたいものです。

その点では、日常的な活用こそが何より大切です。充電保管庫に保管しっぱなしにすることなく、使いやすい場所に置いて、生徒たちが生徒たちのペースで端末活用していけるよう調整を図っていきましょう。

日常的に活用するための前提を考える

とはいえ、野放図に日常的に使いましょうというのも乱暴です。

なぜならば、クラウドや端末が便利な道具であることに異論の余地はありませんが、世の中にある便利な道具には、便利な側面と、使い方を間違えた場合には危険な側面が潜んでいるからです。

例えば、通勤やレジャーに便利な自動車は、人々の行動範囲を広げるだけでなく、運転によるリラックス効果をもたらしますが、交通法規を無視した乗り方は人々に恐怖を与え、大きな事故につながる可能性があります。

便利な道具を使うには、道具の特徴を知り、ルールやマナーを守り、安全に使うことが社会の鉄則です。

情報端末に目を向けてみます。掲示板による誹謗中傷、学校裏サイト、無料通話アプリによるいじめなど、従来から情報端末を使ううえでの危険性は指摘されていました。

情報セキュリティの側面も同様です。個人情報の漏洩やUSBによる機密情報の持ち出し事故は後を絶たず、フィッシングや詐欺メールは巧妙化しています。加えて、1人1台の端末活用にクラウド活用を前提とした時代にあっては、IDやパスワードの管理、パスワードによるロック、二要素認証なども、端末を安心して使っていくには習得が必須の事項です。

こうした情報モラルや情報セキュリティの指導は、クラウドや1人1台の端末を安全に安心して使っていくには必要不可欠です。

また近年では、デジタル・シティズンシップという考え方も唱えられています。日本デジタル・シティズンシップ教育研究会のフェイスブックページによれば、「従来の情報モラル教育では、危険が多いネットワークやICTの利活用を規制し、知的創造力の育成を阻害している、という課題が指摘されています。デジタル・シティズンシップでは、ICTの活用を前提とし、行動規範をそのまま教えるのではなく、善し悪しを自ら考える力を身につけさせることを原則としています」といい、これからの情報社会で適切な活動を行うための基となる考え方と態度を学ぶための教育を提案しています。

常にアップデートを心掛ける

安全な使い方が先か、危険性を教えるのが先かという二項対立ではなく、1人1台を学習者の端末として上手に使っていくための方策をすべての学校で講じる必要があります。頭でっかちになるのではなく、最低限のリテラシーを習得させるとともに、使う際のルールを”バランスよく”決めることが何より大切でしょう。

例えば、朝、充電保管庫から自分の端末を取り出したら、机の中にしまう。授業中に使うときには、端末は机の左側において、右側には教科書やノートを置く。授業で使い終わったら机の中にしまうといった一連の動きは、初期に徹底しておけば、後々効いてくる指導方法です。

帰宅時には、ログアウトしてから翌日に備えるために充電保管庫に戻すことを徹底します。IDやパスワードは他人には教えない、プライベートIDでログインしないといったことを決めておくことも肝心です。もちろん管理者側で、プライベートIDでログインさせない、無駄なアプリをダウンロードさせないといった制御は可能ですから、生徒のITリテラシーの向上と安心・安全に使えることのバランスを取りながら、管理者側では万が一に備えてMDMを導入するなどして制御を働かせることも必要でしょう。

とにかく、あれはダメ、これもダメと規制ばかりかけてしてしまうと、自由に使えないのは便利さがないとなってしまう可能性も高いので、生徒たちにも学習用端末の意味を考えさせながら使わせると、自然とその学校に馴染んだ使い方が見えてくるかもしれません。

先日、端末の持ち帰りを進めているものの、家庭ではインターネットに接続してはいけないという学校の事例を耳にしました。もはや何のために持ち帰りをしているのか意味が不明なわけですが、こうしたことが起こる背景には”バランス感覚の欠如”が起因しているように思います。

いずれにしても、こうした環境に身を置くのはみな初めての経験なのですから、いろいろなことをがんじがらめにするのではなく、都度更新して見直しをしていくのが賢い選択です。

生徒たちが自分たちはこういう使い方をしたいという思いが表出しているのであれば、生徒自身でどのように使っていきたいか考えるといった方法も有効な一手になるでしょう。

学校現場の1人1台環境に最適な Chromebook
Google Workspace for Education のご紹介
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まとめ

今回は、学校に必要な端末導入時の心構えを整理しました。

これから導入を控えている高等学校様や、1年回してみたけれどあまりうまく活用が進まなかった学校様などの参考になれば幸いです。

電算システムでは、 Google for Education のソリューションを中心に学校現場におけるDXを支援しています。学校現場における豊富な導入実績を誇る弊社ならではのご提案も可能です。Google Classroom はもちろん、Chromebook や Google Workspace for Education などの導入や活用についてお困りごとなどございましたら、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

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