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Google Cloud SDKとは?
概要からインストール手順まで基本情報を解説!

 2022.09.07  株式会社電算システム

Google Cloud では、Google Cloud(GCP)と合わせてGoogle Cloud SDKを提供しています。このサービスは、Google Cloud の開発環境を構築するのに欠かせないツールです。そこでここでは、 Google Cloud SDKの概要とインストール方法について解説します。

Google Cloud SDKとは

Google Cloud SDKとは、Google Cloud(GCP) の各コンポーネントに対してコマンドプロンプトやターミナル上から直接コマンドを打ち込んで操作するためのCLIツールです。コマンドラインでツールを動かせるようにすることで、操作の簡略化や定型作業のパッチファイルでの実行が可能となります。また、下記クライアントライブラリにてAPIと結合も可能です。

  • Python
  • Java
  • Node.js
  • PHP
  • Ruby
  • Go
  • ・.NET

元々SDKには、ソフトウェア開発キットという意味合いがあり、さまざまな種類のものが提供されています。たとえば、有名なものとして挙げられるのがAndroid SDKです。これはスマートフォンのAndroidに適用されるソフトウェア開発キットで、パソコンのコマンドラインからAndroid端末に直接命令を送れます。

その他にも、アプリケーションにGoogleのモバイル広告を埋め込むGoogle Mobile Ads SDKなどがあります。このような開発キットによって、1からプログラムを開発することなく、簡単に開発ができるようになるのです。

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Google Cloud SDKで提供されているツール

Google Cloud SDKでアクセスできる初期コンポーネントについて解説します。ここではコマンドについても解説しますが、後述するセットアップを行なっていないと動作しません。そのため、コマンドを試す場合は、Google Cloud SDKをインストールしてから行なってください。

gcloud

gcloudとは、Google Cloud の基本的な操作をするためのコマンドです。主に以下のようなことが可能です。

  • VMのインスタンス・リソース操作
  • Cloud SQLの操作
  • Kubernetes Engineのクラスタの管理
  • Dataprocのクラスタ・ジョブ管理
  • DNS操作
  • デプロイ

gcloudコマンドは、下記のような仕組みとなっています。
[gcloud 操作するサービスや機能 動作 動作の対象 オプション]

たとえば、VMを起動するコマンドは以下となります。
[gcloud compute instances start起動するVMの名前]

ここでは、VMを起動するために「compute instances」を操作して、動作として「start」を指定しています。さらに動作の対象として、すでに作成してある「VMの名前」を入力するとVMが起動します。

また、コマンドラインにgcloudと打ち込んでからTABキーを2回押すと、サービス一覧が確認できます。この一覧のコマンドを元に操作を行うわけですが、使用方法が分からない場合は以下の方法で使い方が確認できます。

[gcloud help サービス名]
参照した後は、「q」を押すことでhelpから抜け出せます。

bq

bqとは、BigQuery™を操作するためのコマンドです。BigQueryのテーブルやデータセットの管理、クエリの実行ができます。主要なコマンドとしては、以下のようなものがあります。

ls:データセット一覧出力
mk:データセット・テーブル作成
rm:データセット削除
head:レコード一覧出力
cp:テーブルコピー
insert:レコード挿入
query:クエリ発行
update:データ更新

たとえば、mkコマンドでデータセットとテーブルを作成する場合は以下となります。

  1. [bq mk --data_location=US データセットの名前]
  2. [bq mk データセットの名前.作成するテーブル名]

上記の場合データセットはUSとなっていますが、任意で変更してください。このようにbqコマンドのほとんどの構文は「bq コマンド 対象」となります。もしコマンドの使い方がわからない場合は、gcloudと同様にhelpコマンドが使用できます。

[bq help ls]

また、shellコマンドを打ち込むと、コマンドプロンプトをbqコマンド環境に切り替えられます。これにより「bq」を入力せずに、コマンドの操作が可能です。

  1. [bq shell]
  2. [mk --data_location=US データセットの名前]

gsutil

gsutilコマンドとは、Google Cloud Storageに対するCLIツールです。主に以下のようなコマンドがあります。

ls:バケット・オブジェクトの一覧出力
mb:バケット出力
rb:バケット削除
cp:ローカルファイル・オブジェクトコピー
rm:オブジェクト削除
mv:オブジェクト移動・リネーム
rsync:バケット・ディレクトリ内容の同期
cat:オブジェクト内容の出力
du:オブジェクトサイズの表示
hash:ローカルファイルのハッシュ値計算

バケットを作成する場合は、以下のコマンドを入力します。
[gsutil mb バケット名]

構文はbqコマンドとほとんど変わらず、コマンドだけ若干変わるイメージです。gsutilでもhelpコマンドが使用できるので、全てのコマンドを一度確認してみましょう。

Google Cloud SDKのインストール手順

Google Cloud SDKのインストール手順を「mac」「Windows」「Linux」の3つからご紹介します。まずGoogle Cloud SDKでは「Python2.7.9以降、3.5〜3.7」を使用しますので、自分のパソコンにインストールされているか確認します。アプリケーションからターミナルを起動して、以下のコマンドを記述してください。

[python -v]

Pythonがインストールされている場合は、バージョンが出力されます。もしインストールされていない場合は「command not found」という文字が表示されるので、「https://www.python.org/」からソフトウェアをダウンロードしてください。

  • mac・Linuxのインストール方法

下記のURLから、Google Cloud SDKをダウンロードします。

OSの種類によってインストールするファイルが32bit版と64bit版に分かれるので注意しましょう。環境がわからない場合は、以下のコマンドで調べられます。
[uname -a]
「x86」「i686」「I386」などと記載がある場合は32bitとなり、「amd64」「x86_64」のいずれかである場合は64bitです。

SDKのアーカイブファイルをダウンロードしたら、ホームディレクトリ直下に解凍します。Macの場合、「Macintosh HD/ユーザー/ユーザー名(自分の名前)」のファイルに解凍してください。
解凍後、以下のコマンドでインストールを行います。
[./google-cloud-sdk/install.sh]
インストール後、2つの選択肢が出るので[y] で決定を押します。最後にリターンキーを押すとインストールが完了するので、コンソールを再起動します。起動後、以下のコマンドを入力してインストールが適切にされているか確認しましょう。
[gcloud version]
正しくバージョンが表示されていれば、正常にインストールが完了です。

  • Windowsのインストール方法

下記URLからWindowsのSDKをダウンロードします。

ダウンロード後、インストーラーを実行して以下の手順で実行してください。

  1. Nextを選択します。
  2. I Agreeをクリックします。
  3. ALL usersにチェックをしてNextを選択します
  4. Nextをクリックします。(インストールする場所を変更する場合は、フォルダーを変えます)
  5. Installを選択します。(インストールするコンポーネントを変更する場合はチェックを変えます)
  6. Nextをクリックします。
  7. Finishを選択します。(このまま「gcloud init」が実行されます。自分で設定する場合は、「Run ‘gcloud init’ to configure the Cloud SDK」のチェックを外してください)

最後にコマンドプロンプトから以下のコマンドを入力して、インストールされたかを確認します。
[gcloud version]
正しくバージョンが表示されれば、適切にインストールが完了しています。

Google Cloud
Google Cloud 事例

DSKが提供するデータ分析サービス

電算システム(DSK)では、データ分析に関する多様なサービスを提供しています。お客さまのお悩みにお応えするコンサルティングから、分析基盤の構築まで幅広いサポートが可能です。知見のあるデータエンジニアに加えて、新しいソリューションを用いることで論理的にデータ分析の手法を提案いたします。

さらにワークショップや教育、トレーニングといったサービスも提供しています。ただシステムを構築するだけでなく、自社でデータ分析の人材を育てたいという場合もご活用いただけます。また、Google Cloud を使用した、データ分析のシステム構築や開発にも対応しています。「Google Cloud を利用したいけどわからない」という場合も、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ

Google Cloud SDKは、Google Cloud をコマンドで動かすためのツールです。これを利用することにより、直接Google Cloud コンポーネントの操作ができるため作業効率の向上が期待できます。

とても便利なソフトウェア開発キットですが、コマンドラインを理解していないと導入が難しいという点がネックです。そこでDSKでは、Google Cloud の運用支援も行なっています。Google Cloud SDKを導入したけどうまく使いこなせない場合など、どのようなご相談にも対応いたします。

GCP 技術コンサルティング

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