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GIGAスクール構想で最も選ばれた端末、Chromebook の強み

 2022.01.06  株式会社電算システム

小中学校でのGIGAスクール構想実施において、教育現場で圧倒的なシェアを獲得したのがChromebook でした。ここでは、あらためてGIGAスクール構想の概要や目的を再確認し、実際の導入事例などを参考にしつつ、Chromebook が選ばれた理由やその強みをご紹介します。

GIGAスクール構想とは?

GIGAスクール構想の「GIGA」は、データ容量を表すギガではなく「Global and Innovation Gateway for All」を略したものです。「すべての子どもたちに等しくグローバルで新しい教育を提供する」ことを目的とした、文部科学省が推進する施策です。具体的には、学校教育において、児童や生徒に1人1台のパソコンもしくはタブレットの貸与します。それとともに、高速大容量の通信ネットワークを整備して、教師と児童生徒との双方向のやり取りを実現します。これにより、校内システムの運用やデータの一元管理などが可能になり、教員の働き方改革にもつながるとの狙いもあります。今までは学校にパソコン室は設置されていても、全児童生徒に1人1台の貸与というわけにはいきませんでした。ところが、コロナの流行をきっかけに、当初5年計画だったGIGAスクール構想を前倒しして小中学校への環境整備が早急に進められました。ただし、小中学校に比べると、高校での整備は未だ不十分であると言わざるを得ません。これは、公立でも私立でも大差なく、自治体により端末の費用が公費負担あるいは保護者負担と地域差があるため足並みが揃わないことが起因しています。

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GIGAスクール構想で重要なポイントとは

GIGAスクール構想は、コロナ禍での自宅学習に大きく貢献しました。ただし、そもそもGIGAスクール構想の真の目的はオンライン授業ではありません。ここで、教育現場におけるデバイス活用の重要性についてあらためて確認しましょう。

クラウド化による業務効率化

従来の端末にインストールして利用するオンプレミスソフトは、保守メンテナンスや更新コストなどの維持管理に大きな負担がかかります。ITに詳しい教職員が対応に追われることになるでしょう。その点、オンプレミスからクラウド化すれば、すべての管理をクラウドサービス側に任せることができます。そのため教職員の負担なく運用コストの削減にもつながります。学習ツールや校務システムをクラウド化することにより、教職員や児童生徒は、校内だけでなく家庭でも端末のスペックやOSを選ばずに利用できます。教師と児童生徒や教職員同士の情報共有も簡単に行えるため、リモート学習や職員会議もスムーズに行え、欠席者にプリントを届ける必要もありません。

学習用PC導入にあたっての選定

児童・生徒が使うパソコンやタブレットについては、文部科学省で標準的な仕様を定めています。小中学校ではほぼ導入が終わっていますが、高校ではこれからのところも多いでしょう。義務教育でないため、自治体負担でなく保護者負担とするところもあり、PC選定も自治体が決めるのか、学校が決めるのか、そもそも統一しなければならないのかなど意見が分かれています。いずれにしても、学習で使用する教材やソフトウェアが対応できるOSやスペックでなければなりません。また、オンラインで双方向のやり取りをするには、ストレスなく通信できる高速ネットワークも必要です。大容量の通信では映像が途切れたり画質が悪くなったりすることもあるため、メモリ容量の少ない端末では動作が保証できません。文部科学省の標準仕様では、最新のWindows11が正常に動作するのかも不安視されています。今は問題なくても、将来的には標準仕様を見直すことになるでしょう。保護者負担でPCを準備する場合は特にPC選定に慎重にならざるを得ないでしょう。

学校内のLAN整備

通信の接続が途中で途切れたり遅くなったりして授業に支障が出ることのないよう、校内ネットワークの環境を整えなければなりません。今まではパソコン室や職員室などで限定的に使っていたネットワークを、特別教室も含めた各教室、自習室や体育館などでも使えるように校内のLANを整備する必要があります。大勢のアクセスが集中しても問題なく利用できるインフラ環境を構築しなければなりません。

ICTを活用した学習

ICTは、「Information and Communication Technology」の略で、情報通信技術という意味があります。ITがデジタル機器や、デジタル化した技術や情報を指すものに対して、ICTは、デジタル化した情報をやり取りする技術や使い方を指します。教育現場でのICT活用事例は、デジタルの教科書や電子黒板を使用してリモート授業をしたり、学校からの連絡を配信したり、運動会や合唱祭などの学校行事を動画配信したりといったものです。GIGAスクール構想では、導入することがゴールでなく、いかに有益に活用できるかがポイントです。Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)のPDCAサイクルを回して、継続的に改善を図りましょう。

「Chrome OS」が小中学校のGIGAスクール構想で最も選ばれた端末

GIGAスクール構想における教育現場での導入実績を見ると、GoogleのChromebookが全体の40.1%を獲得しています。ほかの、iPadやWindowsパソコンは28%程度ですので、半数近くの学校が選んでいることになります。Windowsが最下位で、Chrome OSが人気であることを意外に思われる人もいるでしょう。教育現場でChrome OSが信頼される理由は、セキュリティ性能の強固さにあります。セキュリティアップデート、情報漏洩対策、アカウント管理などのセキュリティ対策に高評価を得ているのです。高校のGIGAスクール構想でも、Chromebookがシェアを拡大するものと予想されています。

https://www.mext.go.jp/content/20210827-mxt_jogai01-000017383_10.pdf

Chromebook

Chrome OSの特徴と強み

GoogleのChrome OSは、WindowsやmacOSと比較して、快適に動作させるためにスペックの高いパソコンを必要としません。インターネット接続環境での使用を前提としているため、端末能力への依存度が低いのです。Chrome OS搭載のchromebookは動作が軽く、電源を入れて数秒で使える高速起動を実現しています。バージョンアップの際も、無料で自動的にアップデートされるため、いつも最新の状態で使える上、コストパフォーマンスにも優れています。本体のストレージ容量は少ないですが、多くのデータをクラウド上で保存できます。先述したようにセキュリティの堅牢性が高く、ウイルス対策ソフトは不要です。特定のソフトウェアを使いたい人、重たいオンラインゲームや動画編集をしたい人には不向きですが、学習として利用するには必要十分の機能を備えています。

GIGAスクールの事例

Chromebookを導入しているお茶の水女子大学附属中学校の実例を紹介します。同校では、GIGAスクール構想に先駆けて、既に2019年9月にはChromebookを150台設置しています。それ以前に他社製ノートPCやタブレットなどのデバイスを導入していました。しかし、データ管理のトラブル頻出、端末ごとのデータ取り込みが煩雑、プリント配布の管理コストなどの課題があり、その対策としてChromebookへの切り替えを決断したとのことです。その効果として、Chromebookでは作業中のデータがクラウドに自動で保存されるためデータ管理が不要になり、データの消失や取り込みなどの手間がなくなりました。Googleが提供するClassroomを活用することで、情報共有や進捗管理がスムーズになり、印刷物にかけるコストや労力も低減したため大きな効率化が実現しました。

まとめ

文部科学省が推進するGIGAスクール構想により、GoogleのChromebookが全国の小中学校で広く導入されました。Chromebookは低価格ながら、セキュリティの安全性、動作の軽快さ、コストパフォーマンスの高さ、優れた機能性などで多くの支持を集めたことが背景にあります。これからChromebookの導入を検討する場合は、その特徴や強みをよく把握して、他社製品などと比較するとよいでしょう。

学校現場の1人1台環境に最適な Chromebook

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