皆さんのチーム、ひいては会社の中では、どのように目標を設定しているでしょうか?
そして皆さんは、日々それを意識して仕事ができていますか?
本記事ではGoogle社やFacebook社、Twitter社などが取り組んでいることでも有名な目標管理方法「OKR」について効果的に導入できるように、そのポイントや注意点をご紹介いたします。
OKRとは
OKR=Objectives and Key Results (目的と主な成果)
OKRとはその名の通り、「組織、もしくは個人の目標とそこに至るまでの成果を設定・管理・評価すること」です。
組織単位から個人単位までOKRがつながっていることは、「各個人それぞれの持つ仕事」が最終的に「会社の目標」につながることを意味します。
それらが共有されていることで、一人ひとりの仕事に対するモチベーションが向上し、組織としての一体感も高めることができるのです。
OKR設定のポイント
1.どういう風に考える?
それでは実際にOKRを設定しよう!となった際に、ただ会社から要求されるもの、そのためにやらなければいけないことを挙げるだけではあまり盛り上がりませんよね。
「O」を決める前に、社員皆さんがワクワクする様なミッションを掲げるのが重要なので、トップからの発信も重要になります。
OKRを設定する段階では、なるべく人事評価や報酬と分けて考えると、よりインスピレーションに富んだ目標が集まりやすく、社員のモニタリングもしやすくなります。
《それぞれフォーカスすべき点》
- 「O」:「何を」実現したいか
- 「KR」:「どのようにして」それを実現したいか
「必達」が目的であるMBO評価と違い、「組織の一体化・モチベーション向上」が目標であるOKRは、他部門や上層部からのサイロ化された目標や、リスクを極端に回避した目標設定を防ぐのも利点と考えられます。
想像力に富んだ目標を出し合うこと自体が、社員同士の刺激になるのです。
2.どんな内容がいい?
組織によってやり方は様々だと思いますが、オススメの内容を挙げてみます。
- モチベーションが高まるもの
- 具体性があり、測定可能なもの
- アクション(あるいは考えられるアクション)が明確で、実行しやすそうなもの
ただ設定するだけでなく、OKRを意識する習慣を社員に定着させることも大切です。
フィードバックは頻繁、且つ小出しに。1on1でのこまめな状況確認などができるといいですね。
まとめ
組織を組織として動かすために、OKRを設定することはとても重要であるとお話してきました。
OKRがひとつの強力なコラボレーション活性化の手段と考えた時、導入するにあたってツールの利用も手助けになります。電算システムでは、情報の共有やコミュニケーションに特化した様々なツールを取り扱っております。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。