そうだったのか!Chromebook をテレワークに採用するメリットとデメリット

 2019.07.01  電算システムブログ編集部

ひと昔前までは「会社で仕事をして当たり前、家に仕事をもちかえるな」が主流でしたが、総務省からガイドラインが出たこともあり、自分自身の働き方を見直す機会が増えてきました。最近では、金融業界も在宅勤務が認められてきた事例もあったりします。テレワークの浸透は、業界により大きく違いますが全体としては少しずつ進んできているように思います。私自身もテレワークをしたり、お客様とのお約束の合間に喫茶店などで仕事をすることが当たり前になってきました。その時の端末はもちろん、Chromebook です。皆様の中にも Chromebook をテレワーク用の端末として検討されている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

本稿では、Chromebook を外出先や、在宅勤務などテレワークとして採用頂く際のメリットとデメリットを書いていきます。是非、今後の検討の参考にしてみて下さい。

Chromebook の仕様そのものがテレワークに適している

Chromebook をテレワーク用の端末として採用するメリットは、ズバリ製品の仕様です。製品の仕様と聞くと、CPUだったり内蔵ストレージだったり、高速で処理できるかどうかみたいな話や、顔認証でロック解除できるみたいなキラキラ機能の話になりがちですが、そこではありません。電池の持ちであったり、起動する速度です!いやいや、そこそんなにアピールされても…と思われるかもしれませんが、ここが社外で働く上ではめちゃくちゃ重要なんです。

冒頭に書かせて頂いた通り、私自身も社外で Chromebook を使って仕事をしています。時には終日外出という日もあるので、電池の持ちが良いことは思っている以上に重要です。Chromebook は一日充電しなくても全く不安になりません。数年使い続けた Windows や Mac だと2,3時間でバッテリー残量がなくなってしまうことがよくありますが、Chromebook はそもそものバッテリー消費量が少ないんです。この違いの一番の理由は搭載しているCPUの違いです。Windows、Macの端末は、ITの進化とともにどんどんハイスペックなものになってきています。すると、当然一つ一つの処理速度が早くなりますが、その分電力の消費も大きくなります。そのため、高性能であればあるほど充放電を頻繁に行い、バッテリーが劣化し、電池持ちがすぐに悪くなってしまいます。もちろん Chromebook のバッテリーも一般的なものを使っているので、時が経つとともにバッテリーは劣化していくのですが、基本的にWebベースで作業をする端末なので、高性能なCPUを必要としません。その為、消費電力は比較的少なく、バッテリーが長持ちします。私は2年以上同じ端末を使っていますが今でも6時間くらいは普通に仕事できています。

そして、すぐに起動することもメリットとして挙げられます。移動中にお客様にちょっとメールしたいが、会社に帰ってから対応。急ぎ、確認が必要なことがあるが、すぐに確認できない。打ち合わせの時に端末が起動してなく、冒頭の内容がメモできない。昔はこんなことありましたが今ではストレスフリーです。Chromebook の起動は8秒です。座って開いてさぁやるぞ、の気持ちに合わせて起動します。たかが起動時間と思われるかもしれませんが、ビジネスマンとしてはめちゃくちゃ大事です。30分だけ時間が空いたときにさっと開いて2,3通メールを返信したり、至急の電話があったときに資料確認するのも端末を取り出してすぐにできる。応対がスムーズにできて、仕事のスピード感がかなり変わったことを実感します。

失くしても安全な端末、それこそが Chromebook です!

更にお伝えしたいメリットは、落としても安全ということです。当たり前ですが、持ち出す端末の数が増えるほど無くすリスク(数)も増えていきます。無くさない為の対策ももちろん大事ですが、それ以上に無くしても問題ないようにすることのほうが大事です。この対策が別サービスなどを使わずに標準で実現できているのも Chromebook のいいところです。

Chromebook は2つの紛失対策が施されています。1つ目は TPM(端末内に組み込まれたセキュリティチップ)が標準搭載であること。2つ目は紛失報告を受けた時にすぐにロックがかけられ操作不可能な状態にできること。

情報システム部門の方にとって、外出先で業務をさせることは情報漏えいのリスクがあり、その対策をするのにあれもこれも考えて様々なセキュリティサービスの情報を仕入れて、検証して、端末に施して、運用を回して…働き方改革って何?美味しいの?みたいな状態になってしまいますよね。そういった大変な作業を Chromebook なら標準でやってくれるので Google にお任せで、対策できちゃうんです。運用コストは見えない部分なので社内での説明が難しいこともありますが、Chromebook なら楽して、安全で一石二鳥です。

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メリットだけではない、Chromebook を社外で使うデメリットも知っておこう

メリットだけではご判断も付きにくいと思いますので、デメリットも考えてみました。ぱっと思いつくのは2つです。

①社内システムが使えない

外出先から社内ネットワークのシステムを触ることは、Chromebook に限らずできません。ただ、外で働く側としては、社内のファイルサーバが見たい、どこでも同じように仕事したい、と当然思ってしまいます。これを実現するとなるとどうしてもVPN(仮想の専用線)が必要であり、1台あたりの単価も上がってしまいます。しかし、逆に言えばVPN の設定をしてあげれば Chromebook も問題なく社外から社内ネットワークにアクセスできるので、費用対効果が見込めるようであれば検討してみても良いですね。

一方でこんな考え方もあります。「場所に関係なく使えないのであればファイルサーバ使うのやめよう」という解決策です。社内でしか使えないストレージをやめて、Google Drive を使うようにする策です。ひと昔前まではあまり現実的では無かったかもしれませんが、現在は容量無制限のライセンスもあり、チームドライブ(ファイルサーバの様に使える機能)も実装されました。Google のデータセンターは超セキュアなので、ファイルサーバに社外からアクセスさせるパターンと比較してみても良いかもしれませんね。

②ログが取れない

Chromebook はログ取得があまりできません。ログインしたときや、今ログインしているかどうか程度しか取得ができません。ただ、Chromebook の端末内で行う作業はほぼないのでそれほど問題ではないかと思います。他OSのようになにかソフトを用意してローカルでひたすら作業をするという設計ではないからです。なので、Chromebook の場合はWebに繋ぎにいった先で何をしているのか確認できれば良いのです。Webにつないでこそ真価を発揮する端末なので、Chromebook ならではの運用に切り替えることによって解決は可能です。

もう一つ、何か無いかなとデメリットを一生懸命考えました。個人的な意見ですが、「社員が帰ってこない」ことです。使っている側からすると、どこでも仕事ができるようになればおのずとそうなるかと思います。会社に帰らない出来ないと仕事がないので。これについては、変化になれるしかないです。業務がしやすくなり、外でバリバリ頑張っていると思いましょう。

ちなみにGoogleでは、従業員はもちろんどこでも同じ水準の仕事ができてしまいますが、オフィスに来てもらう取り組みとして、フード・ドリンクは無料で、広い1人1席あり、他の人とコミュニケーションが取りやすい環境が整えています。

Chromebook ならテレワークが始めやすい

書かせて頂いたとおり働き方改革、テレワークを実現することは Chromebook であればそれほど難しいいことではありません。多くの企業様で実際にご導入、ご検討頂いていますので試して頂くことをおすすめします。

ユーザを何人か見繕って試しに在宅勤務をさせてみる、出張に持って行かせる、会議で使わせてみる。きっかけはなんでもいいと思います。その使用感がローカルでも何でもできる他OSと比べて大きく見劣りするものならば違う選択肢を考えれば良いと思います。「Chromebook でできないことはやらせない」とドライに考えるケースもありますが、そこまでは難しいという場合でもまずは Chrome OS では本当に駄目なのかを考えます。どうしても駄目なら別OSの選択を視野に入れます。OSが違うものを与えると管理が増えると思われていますが、それを差し引いてもトータルの時間が減ったと言われるデータもあるので、別OSだから考えない、勿体無いです。

仕事は会社でなければ出来ないという従来のスタイルを見直し、自由にセキュアに使いたいときに使える Chromebook で業務効率化を是非検討ください。テレワークデイズをきっかけに始めてみるのも良いですね。

Chromebook️ で クラウド時代の働き方へ!

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