Chromebookとは?

 2019.03.25  ラクまるブログ編集部

近年、Googleが開発したオペレーティングシステム「Google Chrome OS」を搭載したノートパソコン「Chromebook」の人気が上昇しています。日本国内でChromebookが初めて販売開始したのは2014年11月であり、Dellから「Dell Chromebook 11」が発売され、その数日後にAcerから「Acer C720 Chromebook」を発売しています。実は4年以上も前から、Chromebookは市場に流通していたわけです。

しかしこのChromebookの人気が上昇しはじめたのはここ最近であり、ビジネスシーンでもChromebookの導入検討を進める企業が続出しています。それはなぜか?

本稿では、Chromebookとはどういったノートパソコンなのかを、その基本から概説していきたいと思います。

Chromebookに搭載されているGoogle Chrome OSとは?

現在、市場に流通しているデスクトップパソコンとノートパソコンのほとんどは、オペレーティングシステムにWindowsかiOSを搭載しています。WindowsはMicrosoftが開発しており、iOSはAppleが開発しています。それと同じように、Googleが開発しているオペレーティングシステムがGoogle Chrome OSです。

その歴史をさかのぼると2009年7月にGoogleよりGoogle Chrome OS開発に関する発表がされ、同年11月にGoogle Chrome OSのオープンソース版(登録商標未使用版)である「Chromium OS」のソースコードが公開。2010年12月にはGoogleから非売品のプロトタイプ「Cr-48」が発表されています。つまりChromebookの発売が開始したのは2014年でも、Google Chrome OSはその5年前から開発が進められていたというわけです。

そのGoogle Chrome OS最大の特徴であり、WindowsやiOSと決定的に異なるポイントは「ブラウザベースのオペレーティングシステム」ということです。

WindowsやiOSには、オペレーティングシステムの他にパソコンを動作するための様々なアプリケーションを搭載されており、インターネットを利用のブラウザ(Microsoft EdgeやSafari)があらかじめインストールされていたり、Microsoft Officeをインストールしたりして使用します。こうしたパソコンにインストールするアプリケーションを「ネイティブアプリケーション」と呼びます。

これに対しGoogle Chrome OSでは、ネイティブアプリケーションをインストールすることはなく、すべての操作やアプリケーションはGoogleのブラウザ「Google Chrome」上で動作するよう設計されています。つまり、パソコンを起動すると同時にGoogle Chromeが起動し、それをメインインターフェースとして使用するのです。

Chromebookの特徴

Google Chrome OSを搭載したChromebookは、これまでのノートパソコンの概念を一新するようなデバイスと言って過言ではありません。ノートパソコンがブラウザベースで動作することによって、どのような特徴が生み出されるのでしょうか?

デバイス起動がとにかく早い!

Chromebookを実際に使用しているユーザーの所感として一番多いのが、従来のノートパソコンに比べてデバイス起動が早いことです。ブラウザベースのオペレーティングシステムを搭載していることから、WindowsやiOSに比べて動作に必要なシステムを圧倒的に削減できているため、起動時間がとにかく早く、ストレス無く使用することができます。パスワード入力も含めてわずか数秒でデバイスを起動させることができます。

本体価格が安い

ブラウザベースのオペレーティングシステムであり、余分なシステムが存在しないChromebookは本体価格の低コスト化も実現しています。価格帯は30,000~80,000円台となっており、基本的にメモリは4GBを搭載。ディスプレイは10.1~15.6インチ、SIMフリー機種を選択しない限り、30,000~50,000円台で購入できます。MacBookを購入するとなると最低でも100,000円以上はかかるので、それと比較すると圧倒的低コストでデバイスを入手することができます。

ウイルス対策ソフト不要

Chromebookは常に最新の状態にアップデートされ、最新のウイルス対策などのセキュリティ対策が施されています。そのため、WindowsやiOSのようにウイルス対策ソフトは不要であり、かつ堅牢なセキュリティによってウイルス感染を効果的に防ぎます。実はこれもネイティブアプリケーションを使用しない利点であり、多くのウイルスはネイティブアプリケーションに潜む脆弱性からデバイスに侵入します。つまり、ネイティブアプリケーションが搭載されていないChromebookはウイルス感染の危険性が非常に低いということです。

ウイルス対策ソフトが不要であることも低コストでの導入を実現できる理由の一つです。

バッテリー駆動時間が長い

余分なシステムが存在しないことで、Chromebookは長時間のバッテリー駆動を実現しています。11.1インチかつ軽量化されたデバイスでも10時間以上のバッテリー駆動を可能にし、ビジネスシーンでの持ち運び用デバイスとしても重宝します。

バッテリーの持ち出しが必須ではなくなることによって、カバンの中身もスマートにできます。

データはすべてクラウドに保存される

Chromebookで発生するデータはすべてGoogle Driveなどのクラウドストレージに保存されます。データがデバイスに保存されることはないため、万が一デバイスが故障したり、コーヒーをこぼしたりしてもデータを失うことはありません。かつ、新しいChromebookを購入した際も非常に簡単にデータの引継ぎを行うことができます。

Googleサービスをフル活用できる

Google Chromeをベースに動作するChromebookを利用することで、Googleサービスをフル活用してビジネスを円滑に進めたり、コミュニケーションを促進したりすることができます。ユーザーはオフライン時でもGmailやGoogleドキュメントなどのサービスを利用でき、オンラインになったと同時に同期されるため、通信環境に関わらず業務を遂行することが可能です。

Chromebookでビジネスを円滑に

いかがでしょうか?以上がChromebookの特徴であり、ビジネスシーンでもChromebookが大いに活用できることが理解できます。国内でも企業規模問わず、多くの企業がChromebookへの移行を進めています。皆さんの企業でも、Chromebookを検討してみてはいかがでしょうか?

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