Google ドキュメント に絵文字でのリアクション機能が追加され、ドキュメント上での意見やコメントのやりとりがよりスムーズにできるようになりました。今回は円滑なコミュニケーションを実現するこの機能について、ご紹介したいと思います。
絵文字のリアクション機能とその効果
チャットやスペースなどで日常的なコミュニケーションをしていると、いちいちテキストで返信をするのが面倒なときには、絵文字を用いることも多いでしょう。
嬉しいときにはたくさんの絵文字で祝福すると、チャットやスペースに参加している他のメンバーからもたくさんの「いいね」がつくことで、さらにやる気が湧いたり自己肯定感が高まったりするものです。逆に悲しいときや落ち込んだときには、「がんばれ」の絵文字に励まされたりすることもあります。
テキストにするのは気恥ずかしいけれど、絵文字だったら伝えやすいー。
コミュニケーションの手段の一つとして、絵文字によるリアクション機能が搭載されました。
■豊富な絵文字で快適なコミュニケーションを
実際の操作手順
Google ドキュメント の絵文字によるリアクション機能は、コメント機能と連動して使えるようになっています。
利用する方法は2つあります。
まずは、コメントしたい部分のテキストを範囲指定します。すると、今までは「コメント」「提案」と表示されていた場所に「絵文字」が追加されていることがわかります。
■テキストを範囲選択したあとの表示画面
真ん中の「絵文字のリアクションを追加」を選択すると、絵文字画面が立ち上がり、チャットやスペースなどと同様に予め用意された数多くの絵文字から適切な絵文字を選択することができます。
■絵文字の追加画面
追加した絵文字はコメント機能と同様に、ドキュメント右端に表示されます。
■絵文字が追加された画面
コメント機能と連動して使えるようになっているというのは、この画面表示からもご理解いただけるかと思います。絵文字にアイコンを近づければ、誰がリアクションしたのか表示されます。
さらにリアクションを追加したい場合には、絵文字をクリックすることで付け加えることもできます。
■絵文字を追加する画面
絵文字でリアクションした箇所については、意見交換が終わったり、提案を受け入れたりしたら「解決」することもできます。
■絵文字によるリアクションを解決する
「解決」した履歴はコメントなどと同様に、変更履歴から確認することができるので、誰がどういった反応をしたのかはいつでも遡って確かめることができます。
■変更履歴の画面
もう一つの操作方法は、メニューバーの「挿入」から絵文字のリアクションを追加する方法です。この方法も説明したいところなのですが、いかんせんキャプチャーが縦長になってしまってスペースを無駄に使ってしまうのでww、ぜひ詳細はご自身でお確かめいただければと思います。
まとめ
今回は、ドキュメントに新たに搭載された絵文字のリアクション機能をご紹介しました。
コメント機能に連動して使うことができるので、豊かなコミュニケーションを実現する手段として利用いただければと思います。みなさんがたくさん使うことで、そのうち Google スプレッドシートとか Google スライドにも絵文字のリアクション機能が搭載される日がやって来るはずです。
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