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今回限りの補正予算で、校内のICT環境を充実させよう

 2021.12.02  株式会社電算システム

先週、令和3年度の補正予算が閣議了承され、教育✕ICT分野では215億円の予算案が成立しました。GIGAスクール構想で整備された環境を生かしたり、拡充させるための施策に予算配分されていますが、このなかにとりわけ注目すべき事業として、「学校のICTを活用した授業環境高度化推進事業」があります。なぜなら、今回限りの措置という但し書きがついているからです。そこで今回のブログでは、この事業について最速解説したいと思います。

今回限りの補正予算で、校内のICT環境を充実させよう

GIGAスクール構想を推進するための補正予算

個別最適な学びを実現するため、GIGAスクール構想を前倒して1人1台の端末整備などが進められてきましたが、いくつかの課題も浮き彫りになってきました。

具体的には、ネットワーク回線が遅いという問題や、教師に設定等の負担が集中してしまう人的リソース不足、指導者用端末などが未整備、デジタル教科書の導入が不十分といった点などが挙げられます。

運用を開始すれば、さまざまな課題が顕在化するのは世の常ですので、必要な措置を講じることで、これを乗り越えて次のステップへと歩みを進めていかなければなりません。

そこで今回の補正予算では、「支援の加速によるGIGAの実装」としてそれら課題に応える支援策が講じられています。

■課題と支援策の対応表(文科省資料を元に作成)

課題 支援

①学校の運用支援、教師のサポート

【GIGAスクール運営支援センター整備事業(52億円)】

  • 運用に地域差がある
  • ネットワーク回線が遅い
  • 教師に設定等の負担が集中
  • 学校への支援をワンストップで担う「GIGAスクール運営支援センター」を各都道府県等に緊急整備、全国一斉に学校ネットワークの点検・応急対応の実施が必要

②教室環境の改善

【学校のICTを活用した授業環境高度化推進事業(84億円)】

  • 指導者用端末などが未整備・古い
  • 遠隔授業実施環境が不十分
  • 子供だけでなく教師にも1人1台端末を整備するとともに、高機能なカメラやマイク、大型提示装置など遠隔授業実施環境の高度化の支援が必要。

③デジタル教科書の活用や配信基盤の整備

【GIGAスクール構想推進のための学習者用デジタル教科書活用事業(65億円)】

  • デジタル教科書の導入が不十分
  • 全ての小中学校等でデジタル教科書の活用を可能にするとともに、デジタル教科書や連携するデジタル教材等がよりスムーズに活用できるよう、 実際の使用状況を踏まえた課題解決や配信方法等の検証の実施が必要

このうち②教室環境の改善を目的に行う「学校のICTを活用した授業環境高度化推進事業」については、”今年度限りの措置”という但し書きがついており、利用するには今しかないので、しっかり押さえていきたいと思います。

はじめてのオンライン授業 Google Meet でつながろう vol.1
Google Workspace for Education のご紹介

学校のICTを活用した授業環境高度化推進事業とは

GIGAスクール構想の実現に向けた取り組みにより、1人1台端末をはじめとした学校におけるICT環境の整備が進むなか、時間や場所に制約されずに質の高い教育を実行するため、オンライン教育の授業環境を高度化するとともに、その環境を最大限活用して対面とオンラインのハイブリッド教育をさらに充実化していく必要があります。

一方で、遠隔授業等のオンライン学習を本格化させている学校現場では、教室で教師が指導者用端末を活用して授業を行いながらもう1台の端末を使って自宅にいる児童生徒にも授業映像を配信したり、少人数指導等によって増加した学習グループに対してオンライン学習を行ったり、指導者用端末を活用した学習指導のためにオンライン教育を推進する機器や遠隔教育支援ツールが新たに必要となってきています。

こうした新しいニーズに早急に対応するため、指導者用端末やオンライン教育推進機器、遠隔教育支援ツールといった授業環境の高度化に資する機器などを追加的に整備する場合の経費を補助する事業が「学校のICTを活用した授業環境高度化推進事業」です。

まず、本事業の補助対象は国立・公立・私立の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校で、補助率は公立・私立は上限4.5万円の1/2で、国立は上限4.5万円の定額になっています。

続いて、補助内容は①指導者用端末と②オンライン教育の推進機器になります。ただし、①指導者用端末は、普通教室数分を超えて指導者用端末を整備する場合にのみ適用可能で、上限台数が(教員数ー普通教室数)という計算式になっていることは留意しておきましょう。②オンライン教育の推進機器は、すでに①を整備済みである場合にのみ使えるようになっており、カメラ、マイク、大型提示装置、モバイルルーター、授業環境高度化のためのツールなどに幅広く申請できるようになっています。

1/2国庫補助で指導者用端末の整備を

現在、多くの学校では、通常登校による授業が展開されているかもしれませんが、

新たに新型コロナウイルスのオミクロン株による脅威も確認されており、万が一に備える意味でも、対面とオンラインのハイブリッド教育を充実させておく必要があります。

その点、指導者用端末がまだ整備されていなかったり、整備されていたとしても端末が古かったりする学校では、今回の事業を大いに利用して指導者用端末を整備することをオススメします。

「生徒が持っている Chromebook と同じものが欲しい」「生徒が Chromebook を使っているので、自分も Chromebook に慣れておきたい」といった声に対応するには、本事業はうってつけの機会です。

生徒と同じ種類の端末を持つことで、操作方法の悩みに親身になって対応できたり、Google Workspace for Education との親和性の高さを実感できるでしょう。

ぜひ、ご要望を声高に挙げていただければと思います。

Google for Education
Google for Education

授業環境の高度化にピッタリの「Google Glass」

もし、すでに指導者用端末が整備されている学校様でしたら、授業環境の高度化としてお試しいただきたいものに「Google Glass 」があります。

■ Glass Enterprise Edition 2

今回限りの補正予算で、校内のICT環境を充実させよう-1

Google Glass はハンズフリーで利用できるウェアラブルデバイスで、Android OSを採用し、搭載する800万画素のカメラで目に捉えた映像を送信できたり、ビデオ会議ツール「 Google Meet 」も利用できます。

対面とオンライン授業のハイフレックス型の授業をする際、どうしても準備の手間がかかり、長く続けていくには教師の負担が大きくなるでしょう。Google Glassを利用すれば、必要以上にカメラ台数を確保することなく、手軽にハイフレックス授業を展開できます。

また、現在、 Google Glassを試用いただいている学校では、ビデオカメラだと生徒が構えてしまうため、Glass であれば日常の学級の様子を撮っておける点が重宝しているといいます。また、先輩の授業を見る機会はあっても、子どもとどう関わっているかを見る機会はなかなかないので、先輩の指導の様子を知ることもできるとも。

使用感についても、慣れれば気にならず、3時間ぐらい装着していることもあったといいます。

新しいテクノロジーを使って、授業環境のさらなる充実を。Google Glass の商品詳細はこちらからご確認ください。

■詳細
https://www.dsk-cloud.com/solution/googleglass

まとめ

今回は、補正予算案に示された「学校のICTを活用した授業環境高度化推進事業」を取り上げて最速解説を行いました。

学校の環境をさらに充実、改善するには、何より手を挙げることが何より大切です。そして、そのタイミングは今しかありません。このチャンスを逃さないよう、うまく予算折衝をしていただければと思います。

電算システムでは、 Google for Education のソリューションを中心に学校現場におけるDXを支援しています。学校現場における豊富な導入実績を誇る弊社ならではのご提案も可能です。Chromebook や Google Workspace for Education などの導入や活用についてお困りごとなどございましたら、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

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