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ほんとにノーコードでできるの?
営業がAppSheetやってみた

 2021.03.09  株式会社電算システム

ノーコード開発が盛り上がっています!
AWSでは「Amazon Honeycode」を公開し、Googleも遂に「AppSheet」をリリース。

開発者がいなくても、カスタムアプリが作れるようになったわけですが、果たして本当にノーコードでいけるのでしょうか?

今回は、開発経験ゼロ、「アジャイルって何?」というレベルの著者(これでもIT企業の営業です・・・)が、Googleの「AppSheet」を使ってアプリ開発してみます!

AppSheet ってなに?

Googleによると、”コーディングの経験がなくても誰でもモバイル アプリケーションやウェブ アプリケーションを構築できる、コード不要の開発プラットフォーム”だそうです。

■ 組織で AppSheet を使用する
https://support.google.com/a/answer/10100275?hl=ja
※「概要」参照。

つまり、プログラミングやGAS(Google Apps Script)の知識がなくてもアプリが作れるツール、という触れ込みです。

AppSheet ってなに?

AppSheet で何が作れるの?

さまざまなモバイルアプリ・ウェブアプリが作れる、ということですが、例えばどんなものが作れるのでしょう?

AppSheet は、Google スプレッドシートやSalesforce、box、aws など、あらゆるデータソースにアクセスしてアプリを構築できます。
ここで特筆すべきは、Google以外のデータソースも使える!ということ。
今まで使っていたデータを無理やりGoogleに移行する必要がありません。

もしGoogle スプレッドシートで在庫管理や顧客管理をしていたり、その他のツールで、例えば社員の検温結果などを記録していたりする場合は、このAppSheet でアプリ構築できるかもしれません。

生徒管理アプリ作ってみた

さて、今回は試しにAppSheet で生徒管理アプリを作ってみたいと思います。

というのも、わたしは学生時代に個別指導の学習塾で講師のアルバイトをしていたのですが、その日の授業内容や結果など、すべて紙で管理していました・・・。これをアプリ化できれば、ペーパーレスにもなりますし、なにより管理もラクです。

AppSheet で作るアプリでは、こんなことができるようにします。

  • 講師は、授業後に、授業内容や次回までの宿題などの記録を残せます。
  • 生徒の出席状況を選べるようにします。(出席・欠席・遅刻)
  • ユーザー登録できます。(生徒情報)
  • 生徒ごとに、授業履歴を見ることが出来ます。

まずは完成したアプリの動作をご覧ください!

 

Google Workspace 事例
Google Workspace

AppSheet でアプリを作る3ステップ

AppSheet でアプリを作るにはこんな3ステップがあります。

① データを接続
前述の通り、AppSheet はあらゆるデータソースにアクセスできます!該当のデータを選んで接続します。

② AppSheet 上でアプリを編集
AppSheet はブラウザ上でアプリを構築できるツールです。ブラウザからAppSheet にアクセスして、アプリをどんどん構築していきます。

③ アプリを展開(デプロイ)
アプリを作っているときも、リアルタイムにUIをプレビューできるのが便利!アプリができたらデプロイします。

AppSheet でアプリを作る3ステップ

まずはデータを用意

今回はこのようなデータを、Google スプレッドシートで用意しました。

シート名:生徒情報

  • 生徒名
  • 学校名
  • 学年

まずはデータを用意

 

 

シート名:授業履歴

  • 生徒名
  • 講師名
  • コマ
  • 出席状況
  • 授業内容
  • 宿題

まずはデータを用意

 

 

AppSheet でアプリを作る

データが用意できたらAppSheet にログインします。

https://www.appsheet.com/Account/Login

AppSheet でアプリを作る

AppSheet は今のところすべて英語なので、そこがちょっと引っかかりポイントです。
今回は、用意したデータを利用してアプリを作るので、「Start with your own data」を選択します。

AppSheet でアプリを作る

該当データを選んで進むと・・・

AppSheet でアプリを作る


こんな画面になりました!
ここであちこちいじると、画面右側でプレビューしながらアプリが作れるということです。

sales-tried-appsheet-009

そして、使うデータを選択します。今回はすでに「生徒情報」は自動で選ばれているので、その他の「授業履歴」を追加します。

Columns」から各項目について、どんな形式で入力させたいかを設定します。

AppSheet でアプリを作る


設定する項目の左側に編集マーク(ペンのマーク)があるので、こちらをクリック。

AppSheet でアプリを作る
例えば、「出席状況」ならリストから選ばせたいので、Typeを「EnumList」に変更。
Valuesに選択肢を入れていきます。

AppSheet でアプリを作る

こんなプレビューになりました!

AppSheet でアプリを作る

この他にも、生徒名は登録した生徒情報から選べるようにしたり・・・
AppSheet でアプリを作る
授業日は「年/月/日」の形式で入れられるようにしたり・・・
AppSheet でアプリを作る

何コマ目の授業なのかも選べるようにしました!
AppSheet でアプリを作る

登録した授業履歴はこんな感じで確認できます。
AppSheet でアプリを作る

アプリをデプロイする

デプロイの前に、少し体裁を整えます。

「UX」→「Brand」から、アプリのテーマ色などを変えられます。

アプリをデプロイする!


そして、画面左側の「Not Deployed」となっているところをクリック。
アプリをデプロイする!


「Move app to deployed state」をクリック。

アプリをデプロイする!

少しすると、アプリがデプロイされます!

アプリをデプロイする!

まだまだ基本的な操作しか行っていないのですが、簡単な生徒管理アプリがおよそ3時間でできちゃいました!

AppSheet の困りポイント

AppSheet は簡単な操作でアプリ開発できる画期的なツール!ですが・・・
実はこんな困りポイントがあります。

  • 開発画面は英語
  • 地味な見た目のアプリしか作れない
  • ちょっとは専門知識が必要


まずは言葉の壁。AppSheet は現時点で、開発画面やドキュメントが英語になっています。開発画面では「コレかな〜」という憶測でトライしてみてもなんとかいけるのですが、エラーメッセージなども、必要に応じてGoogle翻訳を駆使する必要がありました。

また、AppSheet はノーコードでアプリ開発できる反面、できることを制限しているようで、特にアプリのUIをおしゃれにいじるのは難しそうです。

そして、「ノーコード」ではありますが、すこしデータをいじるときの知識は持っていたほうが良さそうです。例えばココ。

AppSheet の困りポイント

「Column」からデータ形式を設定するときに、「TYPE」を選ぶのですが、このあたりの言葉がよくわかりませんでした。(Enumとか、Refとか・・・)
ググればなんとかなるのですが、このあたりは初心者だと時間がかかるポイントです。

他にも、実現したいことを形にしようとすると、やはりアプリ開発をかじったことのあるひとにアドバイスをもらわないとできないのかな?と思いました。

開発経験のない初心者でもアプリは作れますが、これまで普通にアプリを開発したことのある開発者であれば、AppSheet はより効果を発揮しそうです!

最後に AppSheet を使えるようにするには?

いかがでしたか?AppSheet は手軽にアプリを作れる開発ツールですので、一度触ってみたい!という方がいればぜひ使ってみてください。

無償版AppSheet であれば、すべてのGoogle Workspace エディションで利用できます。
より高度なモノを作りたいのであれば、AppSheet Pro ※ がおすすめです。

 ※ AppSheet ProはG Suite Enterprise/Google Workspace Enterprise Plusエディションに含まれています。
※ G Suite Enterprise/Google Workspace Enterprise Plus エディション以外のプランの場合は、別途ライセンスをご購入いただく必要があります。

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