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「 Google Workspace for Education 」を 徹底解剖

 2021.03.16  株式会社電算システム

今回のブログでは、2021年2月にリブランドされた「 Google Workspace for Education 」を徹底解剖してご紹介したいと思います。 「 Google Workspace for Education 」を 徹底解剖


これまで提供されてきた「 G Suite for Education 」が「 Google Workspace for Education Fundamentals 」に生まれ変わったということが基本ですが、たんに置き換わるだけではなく、その他のエディションも用意されました。

本ブログでは「 Google Workspace for Education 」の基本を押さえ、各エディションを比較しながら、教育機関のみなさまが目的に応じたエディションを選ぶヒントをご提供できればと思います。

「 Google Workspace for Education 」のコンセプトを知ろう

さて、「 Google Workspace for Education 」のご紹介をする前に、今一度、 Google の経営理念を確認したいと思います。

それは「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする」ということです。

Google が提供する Google 検索、Gmail、YouTube といった各アプリのユーザーは世界中で数十億人を超えると言われていますが、こうしたミッションに基づいて提供されていると考えると、納得感も強くなりますね。

Google は教育分野への取り組みでも大きな使命を掲げています。それは「誰でもどこからでも効果的に教育、学習できるようにする」ということです。

その中核を担うのが、教育機関向けの総合ソリューションである「 Google Workspace for Education 」です。現在、世界中で1億7000万人以上のユーザーがいるこのソリューションは、教師同士、教師と生徒のコミュニケーションやコラボレーションを強化し業務の効率性を高める各種ツールを、安全なプラットフォーム上で提供しています。

特徴は以下の4つのキーワードに集約することができます。

コラボレーション

Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォーム、サイト、Jamboard などを使用して、リアルタイムで共同作業を行い円滑なコラボレーション実現できる
Google Meet、Chat、Gmail を使用して、生徒、教師、保護者、管理者がどこにいても柔軟なコミュニケーションを図ることができる
Classroom 内で生徒と交流することで、課題や提出物をより良いものにするために生徒にわかりやすく指導できる

高い生産性

Classroom とアサインメントを使用すれば、教師はコースの作成、資料の配布、フィードバックの共有を簡単に行えるので、準備や指導の時間を有効に使える
教師は Classroom で学習カリキュラムの投稿とスケジュール作成、および ToDo リストの作成を行うことで、仕事を効率化できる
独自性レポート で引用の問題を簡単に確認して指摘できるため、独自の発想を促し、学問に誠実に向き合うことができる

安全

ユーザーの追加、デバイスの管理、セキュリティの設定を簡単に行え、データの安全性を確保することができる
あらゆるデバイスのセキュリティを確保し、モバイルデバイスにアプリを配布できる。また、任意のエンドポイントへのリモートアクセスを制限できる

コンプライアンス

コンプライアンスの遵守や電子情報開示を目的として、ユーザーデータの保持、記録保持、検索、エクスポートを実行できる
字幕、スクリーンリーダー、点字リーダー、画面拡大などの組み込みのユーザー補助ツールを使用して、あらゆる生徒に対応できる


いずれの点も教育現場での活用には必要不可欠で、学校におけるICT化を加速させてくれる頼もしい味方です。また、使いやすさを追求しシンプルに使えること、各現場ならではのニーズにあわせて機能拡張が可能な点も、多くの教育現場で受け入れられている理由になります。

「 Google Workspace for Education 」のエディション構成とは

今回のリブランドによって「 Google Workspace for Education 」には4つのエディションがラインアップされています。大きくわけると、無償版と有償版の2つにわけることができます。

まず、無償版は、以前の「 G Suite for Education 」である「 Google Workspace for Education Fundamentals 」があります。

以前からの変更点は、名称と追加される新機能のため、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォーム、サイト、Meet、Chat 、Gmail 、Jamboard 、Classroom といったアプリは以前同様に使うことができます。Classroom やアサインメントを利用してクラスを効率的に管理することも従来通りできます。なお、これまで無制限だった保存容量は組織全体に対し100TBが上限となりましたが、写真(4MB)であれば2,500万枚、約20分程度の授業動画(50MB)であれば200万本が保存できるなど十分な容量になります。

一方、有償版は、3つの商品が用意されました。

1つ目が、Education Fundamentals のすべての機能をベースに、セキュリティツールと分析ツールの高度な機能をプラスした「 Google Workspace for Education Standard 」です。

例えば、セキュリティセンターのダッシュボードを使用して、スパムの量、メール認証、Google ドライブの共有など、組織全体の重要なセキュリティ指標の概要をすばやく確認できるほか、新たに出現する脅威を防止・検出して、解決することができます。また、デバイスとアプリを一元管理し、監査を実施してルールを適用できます。さらに、Gmail と Classroom のログを BigQuery にエクスポートしてデータを詳しく分析し活用度合いを把握することや、監査ログを使用してドメイン全体の使用状況を追跡することもできます。

このように Education Standard を導入することで、セキュリティ計画をより予防的なものにできます。高度なセキュリティ管理および分析機能を活用して、データを保護し、プライバシーを保ち、デジタル脅威から学校コミュニティを守ることが可能です。

2つ目が、Education Fundamentals のすべての機能をベースに Google Meet、Classroom、アサインメントの高度な機能をプラスした「 Google Workspace for Education Teaching and Learning Upgrade 」です。

Google Meet では、一度に最大 250 人が参加できるビデオ会議を実施できるほか、最大 1万人の視聴者を対象としたライブストリーミングも可能です。また、Meet の利用時にインタラクティブな Q&Aやアンケート、出欠状況の確認、ブレイクアウト セッションなどを行うことで、オンライン授業をよリ効果的に行うことができます。 Classroom では、お気に入りのツールを直接統合したり、コースのテンプレートを使って大規模にクラスを作成したりすることで、より魅力的な Classroom コンテンツを作成できるようになる予定です。

生徒が提出した作文に盗用の可能性がないかどうかを簡単に確認し、自分以外の著作物を作文の中に適切に盛り込めるよう支援できる Google 検索の独自性レポートの機能を活用することで、教師が盗作の特定にかける時間を短縮でき、生徒は提出物の信頼性を確保することができます。保存容量は1ライセンスあたり100GBの追加のストレージを利用できます。

このように Teaching and Learning Upgrade を採用することで、動画によるコミュニケーションが豊かになり、クラスやレポート作成で利用できる機能が向上し、教師は生徒の学習機会の充実に最大限の力を発揮できるようになります。

最上位のエディションに当たるのがEducation Fundamentals、Education Standard、Teaching and Learning Upgrade のすべての機能が搭載された「 Google Workspace for Education Plus 」です。かつての「 G Suite Enterprise for Education」になります。

この商品は、セキュリティ、分析、教育・学習をはじめとした各種アプリの高度な機能を兼ね備えた「 Google Workspace for Education 」のすべてのプレミアム機能を提供しています。

Education Fundamentals、Education Standard、Teaching and Learning Upgrade でできることに加えて、 Cloud Search を利用して学校ドメイン全体に Google の高度な技術を活用することができたり、1ライセンスあたり20GBの追加のストレージを利用できます。また、最大10万人の視聴者を対象にライブストリーミングができたり、スペシャリストで構成されたメンバーのサポートを受けることができるなど、デジタル教育・学習環境を充実させることで、学校のデジタルトランスフォーメーションを実現できます。

Google for Education
Google for Education

4つのエディションを比較検討する

さきほどご紹介した4つのエディションですが、表にまとめると以下のようになります。

4つのエディションを比較検討する

このようにそれぞれのエディションで実現できることに、違いがあることがおわかりいただけたかと思います。

Education Standard、Teaching and Learning Upgrade、Education Plus のいずれかのエディションにアップグレードするには、Education Fundamentals エディションを利用している必要があります。

また、Education Plus は、Education Standard または Teaching and Learning Upgrade と組み合わせて使用することはできず、組み合わせることができるのは Education Fundamentals に限られます。

Education Standard と Teaching and Learning Upgrade は同時にご利用いただけますが、 この 2 つのエディションの組み合わせによって得られる最大の価値は Education Plus でも実現可能だと Google は説明しています。

このため、まずは教育のICT化で実現したいことが何なのかをしっかりと決め、その目標に到達するためにはどういったことができるツールや機能が必要かを吟味し、エディション選択をすることをおすすめします。また、学校規模やアカウントを配付したい教職員・学生の在籍数によってエディションの選択が変わってくると思いますので、機会をみて解説していきたいと思います。

それでは次回はアップデートされた各種アプリの新しい機能について、詳しくご紹介したいと思います。

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