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Google ドライブ にデータ移行するならGoogle Workspace (旧 G Suite) Migrate

 2019.10.14  2023.05.02

Google Workspace(旧 G Suite)をご利用中の方、Google Workspace(旧 G Suite)をご検討中の方は、今後、オンプレミス環境のファイルサーバーを Google ドライブ に移行したいもしくは移行できないかと考えられたことが一度はあるのではないでしょうか。
ただ、ファイルサーバーのデータを全て手動で Google ドライブ へ移動させるのは現実的ではないですし、権限の引き継ぎにも頭を悩ませられますよね。

そんな方々に朗報です。この度、電算システム(以下、弊社)では、ファイルサーバーから Google ドライブ へのデータ移行を実現する、Google Workspace (旧 G Suite) Migrateを利用したデータ移行サービスの提供を開始いたします。

「Google Workspace (旧 G Suite) Migrate」を初めて聞いた方もいらっしゃるかと思いますので、本稿では、Google Workspace (旧 G Suite) Migrateの概要と、移行の実現方法についてご紹介したいと思います。

Google Workspace (旧 G Suite) Migrateとは

まず、Google Workspace (旧 G Suite) Migrateとは、Google 純正のデータ移行ツールです。旧 G Suite Business、旧 G Suite Enterprise を利用されているユーザー様がご利用可能です。まず、先にお伝えしておきますが、Google Workspace (旧 G Suite) Migrate自体の費用は無料です。安心してご利用頂けます。ただ、移行を進めるためには、Google Cloud Platform(以降、GCP)でサーバーを構築する必要がありますのでその費用と、必要に応じて弊社からの支援費用がかかります。GCP 環境に構築するサーバーは弊社が構築致しますので、GCP を取り扱ったことが無い企業様でもご安心下さい。

Google Workspace (旧 G Suite) Migrateのイメージをもう少し掴んでみましょう。大まかな手順としては、次の流れです。お客様環境内の中継サーバにアプリケーションをインストールし、データ移行元からインターネット上へセキュアにデータを受け渡す経路を用意します。その経路を通り、GCP 環境に構築したサーバーを経由し、Google Workspace(旧 G Suite)内にデータを移行します。

Google Workspace (旧 G Suite) Migrateとは※ 現時点で移行可能な環境: Microsoft Exchange|SharePoint|ファイル共有|Box
※ データ移行にはネットワーク要件があります。詳細はお問い合わせください。

また、多くの方が気になるアクセス権限についてもお話します。既存のファイルサーバで保持していたアクセス権限については、CSVファイルを用いてマッピングをし、Google ドライブ 内へのアクセス権限継承を実現します。共有ドライブ(以前は チームドライブ という名称でした)への移行も可能です。

Google 純正の製品のため、弊社を経由して Google からの公式サポートを受けることが可能なことも、魅力の一つです。

Google Workspaceの7つの特徴
移行時にまず読みたいガイドライン

Google Workspace(旧 G Suite)内での、ファイルサーバー実現方法

旧 G Suite Business、旧 G Suite Enterprise をご利用頂いている場合、共有ドライブの機能を利用することで、ファイルサーバの移行先として受け皿になることが可能です。

また、共有ドライブが利用できるユーザー様は、 Google Vault の機能も利用できますので、Google ドライブ 内に保存しているデータが Google Vault 側でも保管されます。これにより、ユーザーが誤って Google ドライブ 上でファイルを削除してしまっても、Google Vault から復旧することができますし、レポート機能を利用することで、どのユーザーが、どのファイルを、どのように操作をしたかなど、詳細な編集ログを確認することもできます。

ファイルサーバーでのログ取得は、スナップショットなどで日次バックアップを取得されているケースをよくお聞きしますが、Google Vault のログではファイルの最終更新時点での情報を保管していますので、ユーザーが操作したファイルの最新状況を取得できます。

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ファイルサーバーから Google Workspace(旧 G Suite)へのデータ移行方法

直近でデータ移行を対応されている場合には、ユーザーインターフェースからドラッグ&ドロップにて、手作業をされているケースがほとんどではないでしょうか。

弊社では、過去に Appbridge という製品を利用して、Sharepointサーバーやオンプレミス環境のファイルサーバーを、Google ドライブ へ移行するご支援を行っておりました。ですが、Appbridge社を Google 社が買収したことにより、Appbridgeのサービスが終了しました。

Appbridge製品が提供できない期間にも、多くのお客様から移行のご相談をいただいており、複数の移行製品を調査・検証いたしましたが、いくつかの要件が見合わずファイルサーバーからツールを利用した移行が進まない状況でした。

ファイルサーバーからの移行を行う際に必要な機能がいくつかございます。ここでは、代表的なものを2つ記載いたします。

1. Google ドライブ 内の共有ドライブへ移行ができること
 →ファイルサーバーの移行では、アクセス権限の継承が必須となります。
 Google ドライブ のマイドライブ機能では、管理者側がアクセス権限を設定することができない
 ため、ファイルサーバーと同等の運用は難しいです。
 データの移行先は、管理者が強制的に管理をできる共有ドライブが向いてます。

2.「差分移行」が行えること
 →データ移行は、稼働中のファイルサーバーを停止させずに、並行して実施する必要がありま
 す。ツールを利用して Google ドライブ へのファイル移行を実施した後、その移行作業中に上書
 きされたファイルの差分は、まだ Google ドライブ へ反映されていないタイミングができてしま
 います。
 差分移行が行えると、移行タイミングから変更があったファイルだけを Google ドライブ 内へ反
 映し、上書き保存することができます。

Google Workspace (旧 G Suite) Migrateは、上記2点について問題なく対応しています。

Google Workspace 事例
Google Workspace

Google Workspace (旧 G Suite) Migrateでのデータ移行

ファイルサーバーからのデータ移行について、少量のデータであれば手作業でも行えるケースもあると思います。しかし、データ量が多ければ多いほど、移行ツールを用いての作業を行わないと、作業効率やデータの整合性を担保するのが難しいです。

Google Workspace (旧 G Suite) Migrateを用いてデータ移行をすることで、安全に、確実にデータ移行を行うことができます。データ移行ができずにエラーとなった場合には、各ファイルごとにエラーログが残りますので、なぜ移行できなかったかを調査することができます。

弊社では、Google Workspace (旧 G Suite) Migrateを利用したサービスメニューをご用意しておりますので、費用感のご参考として確認をいただければと思います。

【費用例】

容量、期間 電算システム支援費用
参考価格(税抜)
移行サーバ(GCP)
参考価格(税抜)
移行パックA
容量: 1TB未満
プロジェクト期間: 2ヶ月
1,500,000円 最小構成(1ヶ月)
750,000円〜
移行パックB
容量: 1〜3TB未満
プロジェクト期間: 3ヶ月
3,000,000円 最小構成(2ヶ月)
1,500,000円〜
個別見積
容量: 3TB以上〜
プロジェクト期間: 4ヶ月以上
5,000,000円〜
最小構成(3ヶ月)
2,300,000円〜

※ 移行サーバ(GCP)参考価格については、仮想サーバがプロジェクト期間において一定期間稼働していること想定し算出しております。
※ 容量、期間に基づくサンプル費用を記載しています。詳細は個別に確認の上、ご提案します。

弊社では、Google Workspace (旧 G Suite) Migrateの前身となる Appbridgeを用いての移行実績が豊富にございますので、データ移行においてどのような準備・対応をすべきなのかのノウハウがあります。データ移行に特化したチームを作り、多くのお客様の移行をサポートできるよう、体制を準備をしています。

このブログが、情報収集をされている皆様のお役に立てていれば嬉しく思います。
今後、Google Workspace (旧 G Suite) Migrateのセミナーも行っていく予定です。

何かございましたら、ぜひ、お気軽にご相談くださいませ。

IMV 株式会社 導入事例

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