新型コロナウイルスの感染拡大を受け、すでに多くの企業が社員に対し在宅勤務を命じています。このような非常事態下で、スピーディーかつ効率的にテレワークを導入するには、どうしたらよいのでしょうか。
テレワーク用システムの導入にあたり、端末の選定で Chromebook が最適になることは他の記事でも紹介しています。
『でも、緊急でテレワーク環境を整えなくてはならない!』といった場合に、いきなりこれまで使用していた OS と違う Chromebook を配布するとなると、ユーザーからの問い合わせが増えたり、不安に思う社員も出てくるかもしれません。
通常であれば、段階的に展開しつつFAQへの対応もマニュアル化しながら徐々に利用者を増やしていくのですが、緊急時の導入ではなかなかそうもいかないでしょう。混乱を防ぐために、電算システムからは「 Chromebook + リモートデスクトップサービス 」の組み合わせによるテレワーク環境の整備をオススメしています。
本稿では、当社で取り扱っているリモートデスクトップサービス「 Splashtop Business 」についてご紹介します。魅力や費用感、IT管理者 およびユーザー視点でのメリットをご理解いただき、実際の導入ご検討でお役に立てることができればと思います。
Splashtop Business が選ばれる理由
Splashtop Business とは上述の通り、リモートデスクトップアプリのひとつです。
遠隔地にあるPC、例えば職場のPCやデスクトップの画面をそのまま在宅環境であったりテレワーク環境の端末へとインターネット経由で画面転送を行います。手元にある端末からはマウスとキーボードの情報を入力するのみです。
つまり、手元にある端末でリモート接続をして、社内PCの画面を見ながらマウス・キーボードを打ち込むことによって社内PCを操作できる、というサービスです。
そのため、これまで利用していた別OSの端末を導入したとしても、リモートデスクトップアプリを利用すれば、既存の環境やシステムを使用しながら業務を行える、という運用になります。
では、数あるリモートデスクトップアプリの中で、なぜ電算システムでは Splashtop Business をオススメしているのかをご理解いただくために、このサービスの魅力をご紹介していきます。
魅力1 導入のしやすさ
Splashtop Business は、管理者側で設定しユーザに配布するまで簡単な4ステップで利用が開始できます。
1、管理者:サインアップ後、管理者権限でログイン
2、管理者:アカウントを作成し、ユーザーの招待
※CSVファイルからユーザーの一括登録も可能です。
3、ユーザー:アプリのダウンロード
4、ユーザー:デスクトップに接続
上記のステップのみで、社外・在宅・外出先から会社PCにインターネット経由でリモート接続し、メールや資料作成などの簡単な作業はもちろん、ハイスペックな処理が必要な画像、動画編集などまで快適に行うことができます。
魅力2 お求めやすい価格
アプリは無料でダウンロードすることができます。サーバーなどをご用意いただく必要がないので、アプリのサブスクリプションの費用のみで初期費用抑えてご利用いただけます。
(※費用の詳細は下記でご紹介します。)
魅力3 ユーザートレーニング不要
説明書を読まなくてもすぐに始められる直感的なインターフェイスとわかりやすい操作性が特徴です。なのでユーザートレーニングは不要です。
ユーザーだけでなく、運用・サポートの負担が大幅に軽減しますので IT 管理者の目線でも魅力的なポイントのひとつです!
魅力4 管理が簡単
Splashtop は商用利用を前提としているのでウェブ管理機能も搭載しています。
管理画面にはウェブブラウザでアクセス可能で、ユーザーのアクティブ・非アクティブ化、メンバーの招待、接続者のログレポート閲覧などが簡単に行えます。
主なセキュリティ対策
緊急的にテレワークを導入しなければならない場合でも、会社全体への展開をしていくためにはセキュリティが担保されているか、ということの確認が必ず必要になります。
導入する端末のセキュリティが強固なものであっても、使用するアプリケーションやネットワークから情報が漏れてしまったら意味がありません。
Splashtop Business の利用には、そんなお悩みも不要になります。安全に使用できるようセキュリティ機能がたくさん備わっていますので、今回は4つ紹介していきます!
情報漏えい対策
タブレットやスマートフォン、ノートPCに重要なファイルをダウンロードできない設定が可能です。端末を紛失してしまった場合でも情報漏えいの心配はありません。また、デバイス認証や2段階認証などにも対応しているためセキュリティは万全です。
暗号化通信
接続元のエンドツーエンドの強固な暗号化通信(送信されるデータを受信者の端末でのみ閲覧ができる通信方法)により、インターネット回線からでもセキュアな通信をご利用いただけます。第三者によるのぞき見ができない仕様になっております。
ブランクスクリーン
リモート接続中に接続先PCを単色表示にして画面を表示させない設定が可能です。そのため、接続先のPCでの作業内容を他の人に見られることも防げます。
自動ログオフ
回線が不安定で接続が切れてしまった場合でも自動でログオフを行う設定が可能です。重要なデータ情報を開きっぱなしと言った心配はありません。
ご利用料金について
Splashtop Business の魅力・セキュリティ機能をお伝えしたところで、では実際に検討となった際に気になるのがコスト面です。以下にご利用いただく場合の料金体系をご紹介します。
なお、電算システムでは Chromebook を管理するための機能をもった Chrome Enterprise Upgare ( 以下、CEU※ ) と一緒にご導入いただく場合のお得なセット料金を用意していますので、以下にご案内します。
※CEUとは?
CEUを利用することで管理者様は端末に触れることなく、ブラウザ上から端末の設定の簡略化や、各種制御、端末管理ができるようになります。(アプリ配布の設定、利用制限、デバイス情報の確認、リモートロック etc...)
Chrome Enterprise Upgrade をプラスしたお得なセット |
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Splashtop Business |
Splashtop Business 単品購入よりもお得です! |
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16,600 円 |
・Chrome Enterprise Upgrade(年額 7,000 円) |
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Splashtop Business Pro |
Splashtop Business Pro 単品購入よりもお得です! |
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22,600 円 |
・Chrome Enterprise Upgrade(年額 7,000 円) |
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Splashtop 単品価格 |
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Splashtop Business |
10,560 円 |
・Splashtop Business(月額 880 円 X 12ヶ月) |
Splashtop Business Pro |
16,800 円 |
・Splashtop Business Pro(月額 1,400 円 X 12ヶ月) |
※ 表示価格は全て税別です。
※ 記載の製品は全て年間契約の年払いとなります。
※ 月額金額は参考価格として記載しています。
※アプリのご利用料もすべて費用に含まれております。
必要なご利用人数分で年単位でご利用いただけます。
また、導入後にご利用人数の変更も可能ですので、常にコストを最適化しながらご運用いただくことが可能です。
まとめ
今回は、Splashtop Business の魅了をお伝えしながら製品の概要やセキュリティ機能、料金体系についてご紹介させていただきました。Splashtop Business の特徴は「簡単かつスピーディーに、初期費用を抑え、安全なリモートワークを実現できる」ことです。
実はこの特徴が Chromebook の仕様にとてもマッチしているために、電算システムからは「Chromebook + Splashtop Business 」の組み合わせをオススメしています。
セキュリティ強固な Chromebook を導入し、これまでと同じような業務環境で仕事ができる。いい事ずくめな組み合わせです。
電算システムでは Splashtop Business トライアル環境のご提供が可能です。
ご興味もっていただき、実際に自社のテレワーク環境で使用感を試したい、という方はまずは無料でご利用いただけるトライアルのお問い合わせをいただければと思います。
お申し込みはコチラから。
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