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【最新版】Google Meetの録画方法を5ステップで解説!
機能を利用するための条件や注意点

 2025.01.03  株式会社電算システム

Google Meetとは、Googleが提供するWeb会議システムです。Webブラウザ上で会議を開催し、参加者には共有URLを送信するだけで、簡単にWeb会議を開けます。

このGoogle Meetには録画機能が搭載されています。会議の内容を映像として記録することで、議事録作成時のミス防止や資料作成の工数削減などにつながるため、ビジネス効率を高める機能として有効です。

本記事では、Google Meetの録画機能の使い方や、利用時の注意点を解説します。

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Google Meetで録画機能を利用するための条件

Google Meetの録画機能を利用するには、次の両方の条件を満たす必要があります。

  • Google Workspaceの有料プランに契約していること
  • 録画をするユーザーが会議の主催者か同一組織のユーザーであること

本来、Google Meetは基本無料ですが、無料版の状態では録画機能は利用できません。録画機能を利用するには、Google Workspaceへの登録が必要です。

Google Workspaceとは、Google MeetやGmail、Googleドライブといった複数の有料サービスが搭載されたグループウェアです。料金は月額680~2,040円(年間契約時)で、どのプランに申し込んでも20種類近くのサービスを利用できます。最安値のプランまたは14日間の無料トライアルでも、Google Meetの録画機能は利用可能です。

また、録画可能なのは会議の主催者か同一組織のユーザーのみという点にも注意が必要です。他者から招待されたゲスト状態のときは、たとえ自身がGoogle Workspaceに加入していても録画機能は利用できません。

Google Meetの会議内容を録画する方法

Google Meetの会議内容を録画する手順は次の通りです。

  1. Google Meetにアクセス
  2. 録画機能を有効化
  3. 録画の開始と停止
  4. 録画データのダウンロード・共有
  5. 録画データの共有

手順ごとに進め方を解説します。

1. Google Meetにアクセス

Google Meetの録画機能は無料版では利用できないため、無料版を利用している場合は、まずGoogle Workspaceに登録しましょう。Google Workspaceの登録方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

Google Workspaceに登録したアカウントで、Googleの公式サイトまたはGoogle Chromeのトップページにあるアプリ一覧をクリックし、[Meet]を選択します。

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Google Meetのトップページに遷移するので、[新しい会議を作成]をクリックして、主催者として会議を開きましょう。

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2. 録画機能を有効化

会議を開始した後は録画機能を有効にします。画面右下にある図形マークをクリックし、[録画]を選択してください。

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すると録画設定画面が開きます。

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録画とともに字幕を付ける場合は、[字幕の言語を選択]から適切な項目を選択します。また、英語ではあるが、[文字起こしも開始する]にチェックを入れておくと、録画中に話した内容が自動的にテキスト化されるため、議事録を作成する際に便利です。

最後に[録画を開始]をクリックすると録画がスタートします。

3. 録画の開始と停止

録画を開始すると画面左上に録画マークが表示されます。このマークが表示されていれば、録画状態を表し、手動で停止するか会議を終了するまで消えません。

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録画マークをクリックすると、[録画を停止]のボタンが現れます。録画を停止する際はこのボタンをクリックしましょう。

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会議が終了すると、主催者のGoogleドライブの[マイドライブ > Meet Recordings]に録画ファイルがアップロードされます。

ただし、アップロードにはある程度の時間がかかるため、「マイドライブ内にMeet Recordingsのフォルダがない」「録画ファイルが見つからない」といった場合は、少し時間を置いてからGoogleドライブにアクセスしましょう。なお、アップロードが完了すると主催者のGmailに完了通知のメールが届きます。

4. 録画データのダウンロード・共有

録画データを確認するには、Googleドライブにアクセスして[マイドライブ > Meet Recordings]の順にクリックします。アップロードが完了していれば、そのフォルダ内に録画データが格納されています。

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録画データをダウンロードする際は、当該ファイルの三点リーダをクリックし、[ダウンロード]を選択します。

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5. 録画データの共有

録画データを共有するには、同じく三点リーダをクリックした後、[共有 > 共有]の順に選択しましょう。

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[ユーザー、グループ、カレンダーの予定を追加]の欄に、招待したいユーザーのGoogleアカウントを入力して登録すると、そのユーザーがいつでも録画データにアクセスできます。

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共有リンクを通知したユーザー全員にアクセス権を与えるなら、[一般的なアクセス]の項目を[リンクを知っている全員]に変更します。あわせて、その隣の項目で[閲覧者・閲覧者(コメント可)・編集者]のいずれかの権限を指定できます。

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最後に[リンクをコピー」をクリックし、メールやチャットで別のユーザーに通知すれば完了です。

Google カレンダーを作成していた場合は、会議終了後にカレンダーに自動で添付されます。

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Google Meetで録画機能を利用する際の注意点

Google Meetで録画機能を利用する際は、いくつか注意すべきポイントが存在します。「録画機能が使えない」といった事態に陥らないよう、あらかじめ確認しておきましょう。

モバイルアプリで録画機能は使えない

Google Meetの録画機能に対応しているのはWebブラウザ版のみです。たとえGoogle Workspaceに契約済みの状態でも、モバイルアプリからGoogle Meetにアクセスした場合は録画機能を利用できません。会議で録画機能を利用する必要がある場合は、必ずWebブラウザ版を利用しましょう。

主催者以外のユーザーが録画する際は事前設定が必要

Google Meetの録画機能は、会議に招待されたユーザーは利用できませんが、主催者以外でも主催者と同じ組織にいるユーザーであれば利用可能です。ただし、主催者と同じ組織にいるユーザーが録画機能を利用するには、次のような設定が必要です。

  1. Google Workspaceの管理画面にアクセスする
  2. アプリ一覧からGoogle Meetを選択する
  3. [Meetの動画設定 > 録画]の順に移動し、[ユーザーに会議の録画を許可する]を有効にする

常に会議の参加者が多く、同組織内のユーザーが多数参加する場合は、事前に上記の設定を行っておくことをおすすめします。

録画機能を利用する際は参加者全員の同意が必要

Google Meetを利用する際、参加者に予告なく録画機能を有効にするのは、プライバシーや信用問題の観点からおすすめできません。

Google Meetの録画機能を有効化する際でも、画面上に「参加者全員の同意なく録画をすると、違法行為として起訴の対象になる場合がある」と警告が表示されています。仮に法に問われない場合であっても、主催者と参加者との信頼関係が悪化する可能性もゼロではありません。そのため、会議の冒頭や録画する前に、参加者から明確な同意を得ることが大切です。

録画中は電力消費量が大きくなりやすい

Google Meetの録画中は、通常よりも電力消費量が大きくなりやすい点に注意が必要です。そのため、ノートパソコンやタブレットで会議に参加する場合、事前にフル充電するか、モバイルバッテリーを用意しておくと良いでしょう。端末の電源が切れると会議が終了する可能性があるため、事前対策が欠かせません。

Google Workspaceを導入するメリット

Google Meetの録画機能を利用するには、費用を払ってGoogle Workspaceに登録しなければなりません。そのため、Google Meet以外のサービスを利用していない方は、「録画機能を利用するためだけに費用を捻出するのは避けたい」と考えるケースも多いでしょう。

ただし、この機会にGoogle Workspaceの機能を最大限に活用するのも一案です。Google Workspaceには、Google Meet以外にもGmailやGoogleドライブ、Googleカレンダー、Googleスプレッドシートなど、さまざまな有料サービスが搭載されています。豊富なコミュニケーションツールを1種類の料金プランで利用でき、セキュリティやユーザー権限などを一括で設定できるのが特徴です。

例えば、Google Meetの録画データや、Googleスプレッドシート・Googleドキュメントの資料データをGoogleドライブで一元管理すれば、社内コミュニケーションの円滑化やDX化に寄与します。Google Workspaceの有料プランでは、Googleドライブに30GB~5TB(1ユーザー)のデータを保存できます。また、Gemini for Google Workspace のAdaptive Audio機能を使うと、Web会議中のエコーやハウリングを防げます。

Googleドライブを頻繁に利用する方は、Google Workspaceへの登録と同時にGoogleサービスの活用範囲を広げてみてはいかがでしょうか。

Google Meetの録画機能を活用してビジネスの効率を高めよう

Google Meetの録画機能は有料版限定ではあるものの、ボタン一つで簡単に会議の内容を記録できるのが利点です。この利点を活かすことで、議事録を作成する際の記載漏れを防げます。また、録画データを活用すれば、研修用や講演向けの資料を作成する際の手間を省けます。今回紹介した録画機能の使い方を参考に、Google Meetを最大限に活用しましょう。

電算システムでは、環境構築やコンサルティングなど、Googleサービスの導入支援サービスを提供しています。Google Meetはもちろん、Google Workspaceのサポートにも対応しています。専門領域に精通した数多くのエンジニアが在籍しているので、スピーディかつ質の高いサポートを行えるのが強みです。「Googleサービスを活用したいが具体的なイメージが湧かない」といったお悩みを抱える方は、ぜひ電算システムへと気軽にお問い合わせください。

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