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LINE WORKSの料金はいくら?
3種類のプランの特徴や無料・有料の違いを解説

 2024.02.05  株式会社電算システム

LINE WORKSとは、メッセージアプリのLINEと同じような感覚で利用できるビジネス向けコミュニケーションツールです。LINEならではのトークのほか、掲示板やカレンダー、メールなどの幅広い機能が備わっています。

LINE WORKSには3種類のプランが存在します。組織の規模や要件に合わせて適切なプランを選択するには、料金体系や各プランの特徴を理解することが重要です。

本記事では、LINE WORKSの料金に関する情報を網羅しています。よくある疑問も紹介していますので、悩みを抱えている方はぜひ参考にしてください。

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LINE WORKSの料金プラン

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出典:LINE WORKS

LINE WORKSの料金プランは次の通りです。

  フリー スタンダード アドバンスト
年払い料金(税抜) 無料 450円/ユーザー 800円/ユーザー
月払い料金(税抜) 無料 540円/ユーザー 960円/ユーザー
ユーザー数 最大30ユーザー 上限なし 上限なし

登録できるユーザー数に制限があるのはフリープランのみです。参加するメンバーが多い場合は、ユーザー数に制限がないスタンダード以上のプランに加入しましょう。

また、運用コストを抑えるには年間契約がおすすめです。月間契約よりも20%ほど料金を抑えられます。

料金プランごとの機能の違いは以下を参考にしてください。

料金プランによる主要機能の違い

まずは、トークや掲示板といった主要機能を比較してみましょう。

  フリー スタンダード アドバンスト
ストレージ容量 合計5GB 1TB
※ユーザーあたり1GB追加
100TB
※ユーザーあたり1GB追加
トーク
1対1の通話
グループ通話
※1回あたり60分まで
掲示板
カレンダー
Drive - -
※オプション契約で対応可
アドレス帳
メール - -
タスク
アンケート

フリープランでは、ストレージ容量や掲示板の作成数、アドレス帳の登録件数などが大きく制限されています。また、メールとDriveの機能が利用できません。

とはいえ、フリープランでもほとんどの機能が標準搭載されているのがLINE WORKSのメリットです。組織規模が小さく、登録するメンバーが少ないような企業では、フリープランを使って費用を大幅に抑えられるでしょう。

Driveとは、オンライン上で複数人とファイルを共有できるクラウドストレージです。Driveを利用する場合は、スタンダードプランでオプションを契約する、またはアドバンストプランに加入する必要があります。

料金プランによる管理・セキュリティ機能の違い

続いて、料金プランによる管理・セキュリティ機能の違いを紹介します。LINE WORKSでは、特に管理・セキュリティ機能で料金プランごとの差が現れやすい特徴があります。

  フリー スタンダード アドバンスト
メンバー管理
組織管理
ドメイン - -
サブドメイン - -
セットアップマネージャー -
統計 -
監査ログ
※2週間のみ保存可能でダウンロード不可

※6ヶ月間のみ保存可能でダウンロード可

※6ヶ月間のみ保存可能でダウンロード可
モニタリング -
※トークのみ

※トーク・Drive・メールに対応
トークのアーカイブ - -
※オプション契約で対応可
-
※オプション契約で対応可
メールのアーカイブ - - -
※オプション契約で対応可
シングルサインオン -

メール機能を利用する際は、現在使用中のメールアドレスに加え、新規でドメインを取得できます。ただし、メインドメイン・サブドメインともに、アドバンストプランのみでしか取得できない点に注意が必要です。

セットアップマネージャーとは、LINE WORKSの用途を選択するだけで適切な設定内容が自動的に反映される機能です。簡易的な操作のみで適切な環境を設定できるため、ビジネスチャットツールやグループウェアを使い始めたばかりの企業に向いています。

シングルサインオン(SSO)とは、一度のユーザー認証で複数のアプリケーションにログインできる機能です。LINE WORKSと連携しているサービスであれば、IDやパスワードを一元管理できます。

料金プランによる開発者機能やサポートの違い

LINE WORKSの機能を拡張したり、充実したサポートを受けたりする場合は、開発者機能やサポートの違いも理解しておきましょう。 

  フリー スタンダード アドバンスト
API 制限あり
SAML Apps -
カスタマーサポート -
※導入後1ヶ月間のみ利用可
SLA保証 -
広告表示 - -

LINE WORKSでは、ツールとの連携アプリを開発するためのWeb APIが公開されています。チャットボットの開発や外部システムとの連携などが可能です。

カスタマーサポートは、フリープランの場合、不明点があってもガイドやヘルプセンターを閲覧するしか選択肢がありません。一方の有料プランは、問い合わせフォームや電話でのサポートにも対応しています。フリープランでも、導入から1ヶ月間は有料プランと同様のサポートを受けられます。

無料プランと有料プランの違いから見る向き・不向き

LINE WORKSは無料プランでも一通りの機能を利用できますが、有料プランにも相応のメリットがあります。自社にとって適切なプランを選択するには、無料プランと有料プランの違いから見る向き・不向きを理解することが大切です。

無料プランに向いている企業の特徴

無料プランに向いている企業の特徴は次の通りです。

  • 企業規模が小さくユーザー数が限られている
  • 有料プランの機能はオプション契約でも十分に満たせる
  • 試用としてLINE WORKSを利用したい

LINE WORKSには、無料プランでもほとんどの機能が標準搭載されているため、上記のような条件に該当する場合は、無理に有料プランを契約する必要性は薄いといえます。Driveなどの機能やストレージ容量の追加は、オプションで対応可能です。

機能が豊富な点から、操作性や機能性を確認するために無料プランを活用するのも良いでしょう。

有料プランに向いている企業の特徴

有料プランに向いている企業の特徴は次の通りです。

  • ユーザー数が多く、高度なメンバー管理やセキュリティ対策が求められる
  • LINE WORKSの機能を柔軟に拡張し、自社に合った業務システムを構築したい
  • グループウェアの利用経験がなく、運営側の手厚いサポートを受けたい

企業規模が大きく、メンバーの数が多かったり外部企業を招待したりする場合は、無料プランのメンバー管理やセキュリティ機能では不安が残ります。万一、顧客情報などの重要なデータが外部に流出した場合、信用失墜の恐れがあるため、メンバー管理やセキュリティ機能が充実している有料プランを利用したいところです。

また、APIを利用できるのも有料プランのメリットです。社内にエンジニアがいる場合、機能を拡張してツールの使い勝手を向上できます。

LINE WORKSのオプション料金

LINE WORKSは、オプションを増やして独自のプランを構築できるのも特徴です。
オプションの内容は次の通りです。

オプション名 概要 料金(税抜)
Drive クラウドストレージ機能を追加 月額100円/ユーザー
トークのアーカイブ トーク送受信データを最長10年間保存 月額300円/ユーザー
メールのアーカイブ メール送受信データを最長10年間保存(アドバンストプランのみ) 月額300円/ユーザー
追加ストレージ 1~500TBのストレージ容量を追加 月額12,000~4,800,000円
アドレス帳登録数拡張 アドレス帳に保存できる連絡先を25万~500万件追加 月額40,000~250,000円

※すべて年契約時の料金

このようなオプションは、無料プラン・有料プランにかかわらず利用できます。そのため、無料プランと組み合わせれば、有料プランを契約するよりも費用を抑えられる可能性があります。

LINE WORKSの無料トライアルについて

LINE WORKSには、永年無料で利用できるフリープランが用意されていますが、それとは別に無料トライアルも活用できます。

無料トライアルは、30日間のみ、LINE WORKSの有料プランを含む全機能を試用できるサービスです。例えば、フリープランに搭載されていない機能を試用的に使ってみたい場合は、無料トライアルを活用すると良いでしょう。

無料トライアルを利用するには、次のいずれかの窓口に連絡する必要があります。

または、LINE WORKSの販売代理店でも無料トライアルを取り扱っている場合があります。

LINE WORKSの料金に関するよくある疑問4選

最後に、LINE WORKSの料金に関するよくある疑問を紹介します。

フリープランに利用期間の制限はある?

LINE WORKSのフリープランには、原則として利用期間に制限がありません。そのため、永年無料で利用できるのが利点です。

ただし、1年間に一度もログインしなかった場合、強制的に退会手続きが行われます。

契約後にプランを変更できる?

フリープランからスタンダードプラン、スタンダードプランからアドバンストプランなど、プランのアップグレードであれば契約後でも変更可能です。

管理者画面からアクセスできる購入ページにて、アップグレードしたいプランを選択しましょう。アドバンストプランに変更する際は、ドメインの取得と所有権確認の手続きが必要です。

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なお、上位プランから下位プランへの変更はできません。

LINE WORKSの支払方法は?

LINE WORKSは、クレジットカード決済とLINE Payに対応しています。ほかの決済方法を希望する場合、LINE WORKS 相談窓口か問い合わせフォームに連絡しましょう。

当月に発生した料金を翌月に支払う仕組みで、年間契約・月間契約にかかわらず、支払日は毎月1日です。

ストレージ容量とDriveの違いは?

ストレージ容量とは、トークや掲示板、カレンダーなどでファイルを送受信するための空き容量です。例えば、フリープランの場合、最大5GBまでのファイルを送受信できることを表します。

Driveとは、LINE WORKSのクラウドサーバーにファイルを保管できるサービスです。フリープランでは利用できない、有料プランまたはオプション限定の機能です。

Drive内に保存したファイルもストレージ容量を消費します。仮に1TB(約1,000GB)のプランで、Drive内に100GB分のファイルが保存されていれば、残りのストレージ容量は約900GBとなります。

プランごとの特徴を理解して適切な予算設定を行おう

LINE WORKSには3種類のプランがあり、料金や機能に大きな違いがあります。ツールを導入する前に適切な予算を設定するには、それぞれの特徴をよく理解することが重要です。あらかじめ招待するユーザー数や利用する機能、セキュリティ要件などを明確にし、自社にとって最適なプランを選択しましょう。

グループウェアには、LINE WORKSのほかにも数多くの選択肢があります。もしGoogleサービスをよく利用する場合は、「Google Workspace」を検討するのも方法の一つです。Gmail や Googleドライブ、Google Meetといった20種類のサービスが搭載されており、組織内での効率的な情報共有を行えるのが特徴です。

Google Workspaceに関しては、以下の資料で詳細を解説していますので、ぜひ参考にしてください。

Google Workspaceの7つの特徴

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