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高等学校での Chromebook 導入のポイント②

 2022.07.07  2022.12.23

高等学校でも1人1台端末の環境整備に取り組むケースが増えてきました。導入形態はさまざまありますが、学校が窓口となって機種選定から販売までを手掛けるケースも増えてきました。そこで前回に引き続き、 Chromebook 導入のポイントについて考えたいと思います。

販売方法を検討する

仮に高等学校が窓口となって Chromebook の導入を検討するとなった場合に、もっとも頭を悩ませるのが販売方法です。端末を公費で貸与するのではなく、保護者斡旋で販売していくケースでは、ここを軽やかに乗り越えていく必要があります。

まず、Chromebook を販売した高額な金銭の授受を学校担当者や事務担当者が行うのは、心理的安全性の面や働き方改革の観点からも得策とはいえません。

なるべく学校担当者の負担がかからない方法を検討しましょう。

その点で担任教諭が集金するといった従来型のスタイルは止めるべきでしょう。また、入学式に対面で販売するといった方法もあると思いますが、高額な金銭の授受を学校で行うリスクや購入者による密をつくり出すという点で、あまりオススメできません。

やはり、キャッシュレス化が進む現在にあっては、ECサイトを通じた決済を採択することがもっとも安心・安全な方法といえるでしょう。

この方法であれば、学校というスペースでの金銭のやりとりは発生しませんし、学校の専用サイトを作成して学校関係者だけがアクセスできるようにし、専用のパスワードを設定することでセキュリティを高めることもできます。

ECサイトを利用した保護者向け斡旋販売の仕組みは、電算システムをはじめとした各事業者でご用意があります。今年度導入のご支援をさせていただいた学校様から「ECサイトで販売するなんて言語道断」などといったお声はありませんでした。

保護者が慣れ親しんだ購入方法で対応することで、はじめてのことでもうまく立ち回る回ことができるでしょう。

■ECサイトを利用した購入フロー

高等学校での Chromebook 導入のポイント②-01

Google Workspace for Education のご紹介
高等学校における1人1台端末導入のご案内

ECサイトを利用するメリット

ECサイトを利用することで、販売の主体と受益者との間に学校が介在しなくなることで、学校担当者の負担がかからなくなることは最大のメリットです。

もちろん、負担がゼロになるわけではありませんが、ご利用いただいた学校様からは「金銭面でのやりとりがなかったのが精神的によかった」「端末購入の問い合わせなどをDSKさんで対応してくれたので助かった」とご評価をいただいています。

また、ECサイトは学校ごとに簡単にアレンジが加えられるのもメリットの一つです。

端末以外にPCケース画面保護フィルムなどを購入できるようにした学校様からは「簡単にカスタマイズが利くので、購入者に選択肢を与えるという意味でも導入してよかった」という声をいただいています。

当社では保護者用にECサイトでの購入案内動画を作成してご提供していますが、今年度は購入者の2人に1人はご覧いただいていました。こうしたお客様目線でかゆいところに手が届くよう販売体制を取らせていただいていますので、安心してお任せいただければと思います。

高等学校での Chromebook 導入のポイント②-02

事業者選びのポイント

これまでお伝えしてきた内容を、当社では高等学校様向けのECサイトの仕組みとしてご提供しています。とてもリーズナブルにご利用いただけるよう設定していますので、ぜひ、導入にお困りの際にはお声がけいただければと思います。

もし他社との比較で迷っているということであれば、私どものセールスポイントは以下の点になります。

  • 学校現場での導入実績が多い
  • Google for Education の書籍を出版するほど内容に精通している

高等学校での Chromebook 導入のポイント②-03

  • Google for Education のパートナー企業として厚い信頼がある

高等学校での Chromebook 導入のポイント②-04

今年度は様子見として、特に事業者の斡旋を行わなかった学校も多いようですが、やはり外部の力をご利用いただき、専門性の高い事業者にお任せいただくことで、購入もスムーズに進められるようになります。

また、機種をある程度絞り込むことで、運用がラクになったり、トラブル対応がしやすいといったメリットがあります。

さらに、端末の購入を済ませたとして、「購入後に困ったことがあったときに対応してもらえる事業者なのか」は見落としがちな視点です。

しっかり学校の悩みごとに寄り添ってくれる事業者をパートナーとして選んでいただくことで、活用の広がりも期待できるでしょう。

Google for Education
Google for Education

まとめ

今回も、高等学校における Chromebook 導入のポイントについてご紹介しました。

保護者斡旋による導入を検討していくなかで、まだまだ情報が不足しているという学校様もいるでしょう。そうした状況にあっては、情報収集とTo Doリストを整理することが最初のタスクです。

電算システムでは、以下の日程でオンラインセミナー「30分でわかる高等学校における Chromebook 導入のポイントと保護者斡旋販売の方法」を実施します。ご参加いただいて、アンケートにお答えいただいた方には”DSK特製To Do リスト”をご提供致します。ぜひ、お誘い合わせのうえ、ご参加いただければと存じます。

◎『30分でわかる高等学校における Chromebook 導入のポイントと保護者斡旋販売の方法』オンラインセミナー
日時:①2022年7月19日(火)17:30-18:00 | ②2022年7月26日(火)17:30-18:00 | ③2022年8月2日(火)17:30-18:00
概要:Chromebook 選びのポイント、来年度のオススメ機種、その他のマストバイオプション
申込み:https://www.dsk-cloud.com/seminar/20220719-0726-0802_education_seminar

電算システムでは、 Google for Education のソリューションを中心に学校現場におけるDXを支援しています。学校現場における豊富な導入実績を誇る弊社ならではのご提案も可能です。Chromebook や Google Workspace for Education などの導入や活用についてお困りごとなどございましたら、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

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