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1人1台の導入形態とは
〜BYOD・BYAD・CYODを比較する〜

 2021.08.19  株式会社電算システム

GIGAスクール構想により、多くの小中学校では1人1台の環境と高速通信ネットワーク環境が整いました。今後、高等学校においても切れ目なく環境整備をすることが、新しい学習指導要領の全面実施に向けて必要不可欠になるでしょう。では、どのように1人1台を整えるとよいか、端末導入の形態について詳しくご紹介したいと思います。

1人1台の導入形態

GIGAスクール構想という政府の肝いり施策で行われた全国の公立小中学校における1人1台の導入は、教育委員会によって端末が指定されたうえで自治体による負担で端末の一括購入が行われました。

しかし、今後整備が見込まれる高等学校では、都道府県教育委員会によって整備方針が異なり、その導入形態もさまざまです。それぞれの特徴をしっかり捉え、メリットやデメリットを理解したうえで、導入計画を立てる必要があります。

まず、端末の費用負担を誰が担うかというのが大きな分岐点になります。現状、義務教育下では学校・自治体による費用負担が大多数ですが、高等学校では学校・自治体が費用負担するパターンは少数派になります。

費用負担別の1人1台の導入形態
学校・自治体 ご家庭
機器の貸与 BYOD・BYAD・CYOD


学校・自治体で購入を行う際には、予算の範囲内で学習活動に最適な端末を選ぶことができますので、活用用途や場面をしっかり吟味して端末選びをするのが良いでしょう。有事に備えて、オンライン授業に対応できるようにすることも必要な要件といえるでしょう。

また、これまでのコンピュータ室の整備などと同様に、数年後に機器更新のサイクルが巡ってくることや、古くなったパソコンの処理方法などもを考慮に入れて検討を行う必要があります。さらに、学校からの貸与という形態を取っているため、故障や紛失に備えて代替機などの準備もしておくとよいでしょう。

学校現場の1人1台環境に最適な Chromebook
Zoom と Google Meetの機能比較表

自由に端末を持ち込むBYOD

一方で、ご家庭による費用負担を前提とした導入方法はBYOD・BYAD・CYODの3つがあります。高等学校での端末導入の主流はこれらの方法になるでしょう。

まず、BYODとは、Bring Your Own Device の略で、自分が持っている端末を自由に持ち込む形態です。

端末の種類はパソコンもあれば、タブレットもあり、スマートフォンの場合もあります。すでに手持ちの端末を学校に持ち込むことができるため、ご家庭の負担を最小限に押さえることができます。また、生徒は普段から使い慣れていた端末を使うことができるため、スムーズに授業で使い始めることができます。さらに、複数台の端末を所持する必要がなくなるため、生徒の荷物を軽減し紛失リスクも最小限にできます。

一方で、普段使いしている端末では、生徒はさまざまなアプリケーションをインストールしています。そこからパソコンウイルス感染が起きたり、学校の情報が流出したりといったリスクを考慮する必要があります。

また、端末にはタッチパネルやペン、カメラの有無などの固有差が生じますので、そうした点を考慮に入れて、授業を組み立てる必要があります。さらに、紛失や盗難といったトラブルが起こった際に、管理運用面での支援が難しい点も予め織り込んでおく必要があるでしょう。

東京都や神奈川県の公立高等学校では、数年前から私物のスマートフォンを授業に取り入れて活用しています。スマートフォンを利用した学習では、YouTubeやテキストチャットなどの手軽なコミュニケーションには適しているものの、ドキュメントやレポートを作成するといった際には不向きという研究結果も公表されています。こうした先行研究も踏まえて、BYODの採用を検討するのがよいでしょう。

学校が端末を指定するBYAD

次にご紹介する方法は、BYADです。Bring Your Assigned Deviceの略で、学校が端末の種類やスペックをすべて指定して導入する形態です。

導入する機種が統一されているというのが最大の特徴でありメリットです。まず、操作やトラブルの対応が統⼀されるため、教員の負担が⼩さくなります。次に、端末の故障や紛失などトラブルの際の対応フローが明確でシンプルです。 管理運用面では、OS バージョンが統⼀されているため、アプリやソフトウェアのバージョン管理が容易なのもメリットです。家庭の経済格差によって、低スペック端末や中古端末を使うことによるいじめ等の問題が発⽣しない点も見逃せません。

例えば、Chromebook を導入した場合には、Chrome Education Upgrade (CEU)という MDM を活用することで、授業中に不必要なサービスやアプリの利⽤を一括して制限することが可能です。また端末の紛失時の遠隔からロック、ワイプすることが可能ため、盗難時のデータ漏洩対策、盗難対策も可能です。


1人1台の導入形態とは
〜BYOD・BYAD・CYODを比較する〜01
画像キャプション:CEU(Chrome Education Upgrade)でできること

BYADによる導入は、機種を指定でき、端末を管理するMDMを使えるため、生徒が自由に端末を持ち込むBYODと比べて、安心して端末を使える環境を整備でき、運用もラクにできます。

電算システムでは、Chromebook 購入に掛かる集金・確認・督促といった先生方の一連の作業負担を軽減し、迅速な導入を図ることを目的に、学校専用ECサイトによる Chromebook 販売を行っています。

まずは、導入したい機器や設定するオプション、スケジュールなどの確認します。続いて、弊社が学校様専用のECサイトを構築します。専用サイトのため、端末の買い間違えなどのリスクを低減できます。ECサイトが完成したら、学校より購入対象の生徒の保護者様に購入のご案内をいただきます。

注文を開始した後は、受付や入金管理は弊社が行います。これにより先生方の集金負担を削減します。すべての入金が確認できた段階で、端末の納品を学校宛に一括で行います。初期設定や管理ライセンスも紐付けたうえで納品しますので、すぐに活用・管理が可能です。

ぜひ、こうしたサービスもご利用いただき、スムーズな端末導入計画を立てていただければと思います。


1人1台の導入形態とは
〜BYOD・BYAD・CYODを比較する〜02

Google for Education
Google for Education

複数の端末候補から選べるCYOD

もし、家庭による費用負担で購入するのに、学校が完全に端末指定するのはいかがなものかという指摘を受けた場合には、端末の指定を少し緩やかにしたCYODという方法が有効でしょう。

CYODとは Choose Your Own Device の略で、学校がある程度端末の機種やスペックを指定しながら、利用者に複数の候補を示しながら導入する形態です。

ご家庭に選択を委ねることができるため、完全に指定するBYADよりは、生徒が自分自身の端末という気持ちを持ちやすい点がメリットとして挙げられます。

例えば、学校が Chromebook を導入しようとした場合には、「キーボード付きで画面サイズが11インチ以上で、ハードディスクが4GB以上、ストレージが32GB以上の Chromebook 」と指定すれば、複数メーカーのいわゆるGIGAスクール端末モデルが候補として挙がってきますので、そのなかから利用者に選んでもらうことができまう。

人によってはハードディスクが8GBの端末を採用するケースも出てくるでしょうが、授業で活用するのに支障のない最低基準のスペックを提示することで、オンライン授業を含めたさまざまな場面でのスムーズな活用を後押しします。

また、Chromebook での CYOD を採用した場合でも Chrome Education Upgrade (CEU)は適用できるため、端末の管理運用面での快適さは損なわれません。

とはいえ、端末を購入するための手順や方法は、学校がより具体的に示す必要があります。前述したようなECサイトによる保護者向けの斡旋販売などはその解決策として有効でしょう。

まとめ

今回は、1人1台の端末を導入する形態の特徴をご紹介しました。高等学校をはじめ、今後の整備計画を検討する際の参考にしていただければと思います。

電算システムでは、Chromebook の導入や CEU のライセンス販売、Google Workspace for Education の導入を中心に学校現場におけるDXを支援しています。また高等学校におけるBYADによる端末導入なども多数手掛けており、学校現場における豊富な導入実績を誇る弊社ならではのご提案も可能です。Google for Education などの導入や活用についてお困りごとなどございましたら、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

また、YouTubeやSNSなどで随時情報発信をしています。ぜひ、こちらもチェックしていただければと存じます。

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