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有償版でオンラインとリアルの垣根を超える

 2022.02.17  2022.12.23

Google Workspace for Education の有償版だと、Google Meet の上位機能を利用することができます。ブレイクアウトセッションやQ&Aといった機能は、オンラインに限らずリアルの授業をも充実させる力があります。リアルの授業に Google Workspace for Education の有償版を取り入れる具体的な活用シーンをご紹介します。

ブレイクアウトセッションで意見交流を活性化

まず、1人1台の端末を用意して、教室内で生徒同士が Google Meet でつながりましょう。授業では Meet 上で発言したり、会話したりすることになるので、生徒各自でヘッドセットを用意するのがオススメです。これにより周囲の声が気にならず、集中して取り組むことができます。あるいはコンパニオンモードで Meet に参加することで、ハウリングなどを気にせず参加することができます。

教師は生徒に一斉に伝えたいことがあるときには、 これまでと同じように黒板に板書するほか、Meetで画面共有することも可能です。また、資料のリンク先は Meet のチャットに流すのもいいでしょうし、Classroom から共有することもできます。

ブレイクアウトセッションを利用するのは、生徒個々に意見を出したり、考え方を交流したりするシーンです。生徒たちをいくつかのグループにわけることができ、グループのメンバーも予め準備することができるほかランダムに人を入れ替えることもできます。意見の近い生徒でグループをつくったり、意見が真反対の生徒たちでグループを構成するといった運用も可能です。

また、ブレイクアウトセッションでグループで議論する時間はタイマーでセットでき、所定の時間が終了すると全体に戻るような仕組みになっているので、授業の運営もしやすくなります。

そして、何よりのメリットが、この機能をリアルで利用すると、今までは自分の発言に自信がなくて引っ込み思案となった生徒でも、閉ざされた小グループの安心感から積極的な発言が促されるということです。

授業に主体的に関わってほしいという教師の願いが、こうしたツールの利用により、手軽に実現するのです。

■時間指定できるので、議論にも集中しやすい

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Q&Aで質問を可視化する

授業を終えて、ある生徒が質問に来て、「いい質問するなぁ」と唸ることがあると思います。と同時に、「この質問は授業中にしてくれたら」と思ったこともあるでしょう。

こうした生徒の疑問や質問を可視化し共有するのに役立つのが、Meet のQ&A機能です。

Meet に参加している人であれば誰でも手軽に質問できます。質問を投稿すると、質問者とその内容が画面に表示されます。質問がいくつも出てくるようになれば、授業を通じて感じたことや疑問に思ったことについて、生徒ごとの違いが明らかになります。

■質問に「いいね」を加えることができる

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さらに便利なのが、出された質問に対して「いいね」を入れることができる点です。質問した生徒が他の生徒から「いい質問した」と認められることで、今後の授業への関わり方も変わってくるでしょう。

また、授業中のアンケートは Google フォームを用いて行うケースが多いと思いますが、Meet でつながっていればアンケート機能を用いることで手軽にアンケート作成と集計ができます。

このように有償版を導入すると Google Meet のさまざまな機能を使うことができ、リアルの授業であっても、テクノロジーがもたらす恩恵を受けて授業の質を向上することができます。

料金体系と考え方

この便利な有償版の気になる価格についてもご紹介します。

現在、2つの考え方で商品が用意されていて、授業の充実を図るために、まずは教師ができることを増やしたいということであれば、Teaching and Learning Upgrade のライセンスがオススメです。1ライセンスからのオーダーが可能で、年間5,760円(税別)と価格も手頃です。校内で必要な教師分のライセンスを用意すればよいので、学校単体での予算化も可能なラインでしょう。

もう一方は、せっかく導入を図るなら、教師も生徒も制限なくいろいろな機能を使うことができる Education Plus という選択です。こちらは1ライセンスは年間600円(税別)と価格は手頃ですが、学校に所属している全生徒分のライセンスを購入する必要があります。

■オンライン授業を活性化する有償版ライセンス

ライセンス名 最低購入ロット 価格:
年額(税別)
Teaching and Learning Upgrade 1ライセンス以上 教師 5,760円
Education Plus 学校に所属している全生徒分(生徒4人に1名分の教員用ライセンスを付与) 生徒 600円

 

学校の実態に合わせて有償版を導入することができますので、オンライン授業だけではなくリアルの授業もより充実したものにするために、ぜひ、有償版を検討いただければと思います。

電算システムでは、2月24日(木)に Google Meet の有償版機能にフォーカスしたオンラインセミナーを実施します。実際の機能の紹介も行いますので、ぜひこの機会にご参加いただければと思います。

■オンラインセミナー詳細
タイトル:Google Meet で豊かなオンライン授業を
概要・申し込み:https://www.dsk-cloud.com/seminar/20220224_education_seminar

Google for Education
Google for Education

まとめ

今回は、リアルの授業も充実させる Google Workspace for Education の有償版についてご紹介しました。

ご紹介したように Google Meet の上位機能がたくさん使えますので、ぜひ、お試しいただければと思います。

もっと詳しく有償版のことが知りたい方は、どこがくさんに制作いただいた動画でご確認をいただければと思います。また Education Plus を導入している湘南学園中学校高等学校様の事例や動画もご覧いただけます。

もっと使える!有償版

導入事例|湘南学園中学校高等学校

事例動画|湘南学園中学校高等学校

電算システムでは、 Google for Education のソリューションを中心に学校現場におけるDXを支援しています。学校現場における豊富な導入実績を誇る弊社ならではのご提案も可能です。Google Meet はもちろん、Chromebook や Google Workspace for Education などの導入や活用についてお困りごとなどございましたら、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

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