3月30日に弊社主催で「 Google Meet で豊かなオンライン授業を・リターンズ」というオンラインセミナーを開催しました。授業や行事などで Google Meet を活用する方法について、さまざまな角度からご紹介しました。今回はその内容を取り上げたいと思います。また、このたび Google からGoogle Meet のアップデートの案内もありましたので、来月にも同様のテーマでセミナーを実施します。ぜひ、ご参加いただければと存じます。
Google Meet を徹底解説
セミナーでは、まず、弊社E&Eソリューション部の小林令奈が「Google Meet を徹底解説」と題して話題提供しました。
最初に、Google Meet で押さえておきたい機能として、「主催者の権限」「ホワイトボード(Jamboard)」「挙手」「画面の共有」「Google スライドのプレゼンター表示」を取り上げました。
「主催者の権限」では、管理機能として、会議に参加する人の承認・拒否ができたり、参加者の画面共有やチャットのメッセージ、マイク、カメラのオン・オフが設定できることを紹介しました。
また、共同主催者を設定することで、会議や行事をスムーズに運営するコツも伝えました。特に主催者としてやるべきことが多い場合には、本番が始まる少し前に運営側で Google Meet に入り、共同主催者を設定することで役割分担も明確になり、会議や行事をうまく進めることができるでしょう。
「ホワイトボード(Jamboard)」は付箋機能を使ってアイデア出しなどの場面で使えることや、「挙手」では参加者として手を挙げるだけではなく、教師は挙手された手を一斉に下げることできることを解説しました。
後半には、こうした機能などをどのような場面で生かすことができるか、具体例とともに紹介しました。
例えば、「ホワイトボード(Jamboard)」は背景に画像を設定して思考ツールとして用いることで、参加者の意見を出し合ったりするだけでなく、整理・分析もスムーズに行えることを伝えました。
また、Google Meet につながっている端末のカメラに加えて、Webカメラや実物投影機といったカメラを1台追加することで、アップとルーズを切り替えながらキーシーンを映し出すことができるようになり、行事や授業の配信がより便利になることを紹介しました。
■カメラを追加して、Google Meet のカメラ表示を切り替える
有償版で Google Meet をもっと便利に
続いてプレゼンテーションしたE&Eソリューション部の片山聡美は、「有償版で Google Meet をもっと便利に」として、Google Workspace for Education のエディション解説や有償版で使える 機能を紹介した後、参加者に実際にブレイクアウトセッションに体験する時間を設けてセッションを進行しました。
最初のエディション解説では、現在、Google Workspace for Education には4つのエディションがあることを伝え、3種類ある有償版エディションを選ぶには、実現したい内容を吟味し、誰がその機能を利用するのかを明確にすることで、正しく選択できるようになると説明しました。
有償版で使える機能としては、アンケートやQ&A、ノイズキャンセリングなどを実演を交えて紹介しました。録画機能では会議や授業の記録に用いるだけではなく、 “1人Meet” で授業者による解説動画の撮影用に使えることも取り上げました。
ブレイクアウトセッションの体験時間では、参加者に2つのグループにわかれてもらい、「ホワイトボード(Jamboard)」の付箋を用いながら話し合い活動を行ってもらいました。
さて、Google Meet の活用ノウハウを共有するセミナーですが、今後数週間で Google Meet のアップデートが行われるようですので、下記の要領にて来月にも開催させていただきます。ぜひ、奮ってご参加いただければと存じます。
■最新アップデートに対応!!Google Meet の使いこなし術
日時:5月11日(水)・5月12日(木)・5月13日(金)13:30-14:00
場所:オンライン|EDXI会場からの中継
申し込み・詳細:只今準備中 ※ページが公開され次第ご案内致します。
■アンケート機能
まとめ
今回は、先日実施したオンラインイベントについてご紹介しました。
Google Meet はシンプルで使いやすいビデオ会議ツールですが、便利な機能が次々に付け加えられています。ぜひ、今回ご紹介した方法を取り入れて、授業や会議、行事をアップデートしていただければと存じます。
電算システムでは、 Google for Education のソリューションを中心に学校現場におけるDXを支援しています。学校現場における豊富な導入実績を誇る弊社ならではのご提案も可能です。Google Meet はもちろん、Chromebook や Google Workspace for Education などの導入や活用についてお困りごとなどございましたら、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
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