さまざまなコミュニケーション機能を備えたグループウェア「desknet's NEO」は、他社の製品に比べて独特なログインページの構成に特徴があります。例えば、契約企業ごとにページURLが異なったり、IDやパスワード以外のログイン情報を求められたりといった形です。
そのため、「desknet's NEOのログインページURLがわからない」「ログイン情報がわからずログインできない」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。ユーザーがストレスなくツールを利用するためにも、管理者の方は適切なログイン方法を押さえておくことが重要です。
そこで本記事では、desknet's NEOのログイン方法やトラブル発生時の解決方法を紹介します。また、ログイントラブルを根本的に解決できる便利なサービスも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
desknet's NEOのログイン方法
desknet's NEOのログイン方法は次の通りです。
- ログインページにアクセス
- 必要な情報を入力してログイン
それぞれの手順ごとにログインまでの流れを解説します。
1. ログインページにアクセス
まずはdesknet's NEOのログインページにアクセスします。desknet's NEOは全ユーザー共通のログインページURLがなく、契約企業単位で異なるログインページURLが発行されます。そのため、契約時に発行されるログインページURLにアクセスしましょう。
ページにアクセスすると次のような画面が表示されます。
2. 必要な情報を入力してログイン
必要な情報を入力してログインしましょう。まずは該当する組織を選択します。
ユーザー名を選択しましょう。
パスワードを入力してください。
最後に[ログイン]をクリックします。
これでdesknet's NEOの管理画面にログインできます。
desknet's NEOログイン時のよくあるトラブルと解決方法
desknet's NEOにはクラウド版やパッケージ版の種類があり、なおかつ管理すべきユーザー数も多くなりがちな点から、ログイン時にトラブルが発生するケースも珍しくありません。「desknet's NEOにログインできない」「ログインURLがわからない」といった問題がある場合は、以下の内容を参考にしてください。
クラウド版のログインURLがわからない
desknet's NEOは、サービス登録時に契約企業単位で専用のログインURLが発行されます。そのため、発行されたログインURLをしっかりと記録しておく必要があります。
そのログインURLは「本体版」と「モバイルブラウザ版」によって表記がやや異なります。それぞれのURL表記は次の通りです。
- 本体版:https://~~~.dn-cloud.com/cgi-bin/dneo/dneo.cgi?
- モバイルブラウザ版:https://~~~.dn-cloud.com/cgi-bin/dneosp/dneosp.cgi?
それぞれの「~~~」の部分には、サービス登録時に設定したサブドメイン名が入ります。もしログインURLがわからない場合は、管理者に問い合わせてみましょう。ログインURLそのものを紛失した場合は、desknet’s NEOの運営元である株式会社ネオジャパンに問い合わせるのが良いでしょう。
パッケージ版のログインURLがわからない
desknet's NEOのパッケージ版はクラウド版と異なり、従業員の各端末にソフトウェアをインストールして使用します。そして、クライアント端末やスマートフォンからは、専用のURLを経由してシステムにログインできます。ただし、そのログインURLは、ソフトウェアのインストール方法によって異なる点に注意が必要です。
OS | 製品種別 | ログインURL |
Windows | 本体版 | http://(サーバーのIPアドレス or ホスト名) /scripts/dneo/dneo.exe? |
モバイルブラウザ版 | http://(サーバーのIPアドレス or ホスト名) /scripts/dneosp/dneosp.exe? | |
Linux | 本体版 | http://(サーバーのIPアドレス or ホスト名) /cgi-bin/dneo/dneo.cgi? |
モバイルブラウザ版 | http://(サーバーのIPアドレス or ホスト名) /cgi-bin/dneosp/dneosp.cgi? |
パッケージ版のログインURLもクラウド版と同様、全ユーザー共通のログインページが存在するわけではなく、URLが契約企業単位で異なります。そのため、ログインURLがわからない場合は、管理者もしくは株式会社ネオジャパンに問い合わせる必要があります。
ログインパスワードを忘れてしまった
desknet's NEOのログインパスワードを忘れてしまった場合は、株式会社ネオジャパンによる再発行はできません。そのため、管理者側で仮パスワードを設定する必要があります。設定手順は以下の通りです。
まず管理者用のdesknet's NEOにログインし、左側のメニューから[設定メニュー]をクリックします。
[利用者名簿 > 機能管理 > ユーザー管理]にアクセスします。
該当するユーザー名をクリックしましょう。
[パスワード]の項目を変更して設定を反映します。
後は、その内容を該当するユーザーに通知すれば手続きは完了です。
ログイン時にエラーが表示される
ログインに失敗した際のエラー表示は、エラーコードごとに対処方法が異なります。
エラーコード | エラー内容 | 対処方法 |
1002・11004 | ログインIDまたはパスワードに誤りがある | 正しいログイン情報を入力 |
11003 | ユーザーが選択できていない | プルダウンからユーザーを選択 |
2710 | メールサーバーへの接続に失敗している | 管理者に問い合わせて、受信メールサーバーのホスト名やポート番号などを確認 |
2719 | タイムアウトによりメールサーバーへの接続に失敗している | アカウント設定からサーバータイムアウト値を調整 |
多くの場合はログイン情報の誤入力や入力漏れが原因です。システム設定に問題がある場合は、管理者に問い合わせてみましょう。
ログインの再試行回数が制限を超えてしまった
desknet's NEOでは、同じタイミングで何度もログインエラーが起きると、しばらくの間ログインできません。これはある程度時間を置いてから試すことで問題が解決します。
もし、すぐにログインしなければならない場合は、管理者側でログイン拒否状態を解除する必要があります。ログイン拒否状態のユーザーが存在する場合、ユーザー管理画面の左側[組織]のなかに、[(ログイン拒否中)]という項目が表示されます。
そのページにアクセスし、対象ユーザーにチェックを入れ、[その他の機能]からログイン拒否状態を解除しましょう。
上記のように繰り返しログインエラーが起きるのは、ユーザーが自身のログイン情報を覚えていない可能性が高いといえます。そのため、ユーザーにログイン情報を確認し、IDやパスワードを忘れたようなら、管理者側で再設定しましょう。
desknet's NEOのログイン方法を変更する手順
desknet's NEOでは、ログイン方法を柔軟に設定できます。その手順は次の通りです。
- 管理者設定からログイン方法変更画面にアクセス
- ログイン方法を変更
IDやパスワードを用いた、より簡易的な方法にも変更できるため、変更方法を覚えておくと便利です。以下で具体的な変更方法を解説します。
1. 管理者設定からログイン方法変更画面にアクセス
管理者用のdesknet's NEOにログインし、左側のメニューから[設定メニュー]をクリックします。
[管理者設定 > 基本設定 > ログイン方法設定]にアクセスしてください。
2. ログイン方法を変更
[ログイン方法]の項目で、ドロップダウンから該当する項目を選択します。デフォルトの[組織一覧からの氏名選択によるログイン]を選択すると、次のようにログイン画面が表示されます。
[氏名選択によるログイン]を選んだ場合、次のようにログイン画面が変化します。
[ログインID、パスワード入力によるログイン]を選んだ場合は次の通りです。
ユーザーが使いやすいようにログイン方法を調整することで、ログイン時のトラブル解消につながります。
ログイン時のトラブルをなくすなら「Google Workspace」がおすすめ
desknet's NEOでログイントラブルが起きやすいのは、全ユーザー共通のログインページURLが用意されていない、あるいは製品種別ごとにログイン方法が異なるといった独自の環境が原因です。ログイントラブルが増えると従業員が不満を感じ、ツールの定着化に悪影響を及ぼす可能性も考えられるでしょう。
そのため、より利便性の高いグループウェアに乗り換えるのも一つの方法です。例えば、グループウェア大手の「Google Workspace」は、保有しているGoogleアカウントを使用するだけで効率良くシステムにアクセスできます。
個別のGoogleアカウントにログイン情報が記録され、ワンクリックで呼び出せるため、「IDがわからない」「パスワードを忘れてしまった」といったトラブルが起きにくくなります。また、desknet's NEOのように契約企業単位で異なるログインページURLが発行されることなく、全ユーザー共通のログインページが用意されています。
Google Workspaceに登録すると、GmailやGoogle Meet、Googleドライブなどの有料サービスを利用できます。無料版よりもストレージ容量や登録ユーザー数などが拡張されているほか、有料版独自の機能を利用できるのがメリットです。普段から使い慣れているコミュニケーションツールをより便利に利用できるため、組織内の業務効率化や生産性向上に大きな効果を発揮するでしょう。
ログイン時のトラブルを防げる使いやすいグループウェアを検討しよう
desknet's NEOはユーザーインターフェースの仕様がやや独特で、契約企業ごとにログインページのURLが異なります。そのため、「URLを忘れてしまった」「ログイン方法がわからない」といったトラブルが生じがちです。このような事態を放置すると、ユーザー満足度が低下するだけでなく、システム管理の工数が増える可能性も考えられます。
そのため、Google Workspaceのような利便性の高いグループウェアに乗り換えるのも良いでしょう。Google Workspaceでは、普段から使用しているGoogleアカウントでログインできます。また、グループウェアに搭載されている機能も、GmailやGoogleドライブといった普遍性の高いサービスなので、全体を通して利便性の高さに特徴があります。
以下の資料を参考にすると、Google Workspaceと他製品との違いがわかります。他社のグループウェアと比較しつつ、Google Workspaceの強みや特徴を押さえてください。自社に合ったグループウェアを導入することで、業務効率化や生産性向上といった成果が目に見える形で変化するでしょう。
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