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クラウドストレージに必要な3つのセキュリティ対策!
使用上の5つのリスクも解説

 2023.10.16  株式会社電算システム

クラウドストレージは、ローカル上に保存されていたファイルをクラウド上で一元管理できるサービスです。時間や場所にかかわらずアクセスでき、チーム内でのスムーズなファイル共有が可能です。ただし、常にインターネットに接続されているサービスだからこそ、いくつか注意すべきセキュリティリスクが存在します。

そのため、「クラウドストレージを導入したいものの、セキュリティ面が不安」「どのような社内体制を構築すれば良いかわからない」と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。このような不安を解消し、クラウドストレージを正しく利用するためにも、セキュリティリスクとその対策を理解しておくことが重要です。

本記事では、クラウドストレージのセキュリティ上に潜む5つのリスクと対策方法を解説します。セキュリティレベルの高いおすすめのサービスも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

cloudstorage-security

クラウドストレージとは?概要を解説

クラウドストレージとは、文書や画像などのさまざまなファイルをクラウド上で保管・共有できるサービスです。「オンラインストレージ」や「ファイル共有サービス」とも呼ばれています。

本来、ローカル上でファイル管理を行うには、独自のサーバーを設置して社内ネットワークを構築しなければなりません。社内ネットワークがなければ、複数人でファイルを共有する際に、外付けドライブなどを手渡しでやり取りすることになるからです。

一方のクラウドストレージは、クラウド上の1ヶ所にファイルを集約できます。インターネット環境とログイン情報さえあれば誰でもファイルの保存場所にアクセスできるため、サーバーや社内ネットワークを構築する必要がありません。また、メールには添付できない大容量のファイルを、複数人で共有できるのもメリットです。

クラウドストレージのセキュリティ上に潜む5つのリスク

利便性の高いクラウドストレージですが、企業が利用する際に注意すべきポイントがいくつか存在します。特に、以下のようなセキュリティ上のリスクには十分な注意が必要です。

  • 外部からのサイバー攻撃
  • 国外に設置されたデータセンターでのトラブル
  • 機器障害や災害などの発生
  • データの流出
  • データの消失

外部からのサイバー攻撃

クラウドストレージは、サービス提供事業者がサーバーを管理しています。各社ともに万全のセキュリティ対策を行っていますが、サイバー攻撃の標的になるリスクはゼロではありません。サービス提供事業者のサーバーが狙われると、そのなかに含まれているユーザー(法人や個人)のログイン情報や個人情報が盗まれてしまう可能性があります。

クラウドストレージの利用者側も注意が必要です。サイバー攻撃には、コンピュータウイルスやスパイウェアといったマルウェアが含まれており、悪意のあるメールの添付ファイルをダウンロードしたり、悪質なWebサイトを閲覧したりすると感染の恐れがあります。感染するとパソコンが起動できない、ハードディスクのデータが勝手に消去されるなど、さまざまな不具合が起こります。

国外に設置されたデータセンターでのトラブル

クラウドストレージに保管したデータは、サービス提供事業者が運営するデータセンター内で管理されるのが一般的です。特に、データセンターが海外の拠点に設置されている場合、保管されているデータに関して所在国の法律が適用されるため、次のような事態も起こり得ます。

  • サーバーが停止されてファイルにアクセスできなくなる
  • 企業の機密情報が国外の政府や捜査機関の手に渡る

サイバー攻撃に比べ、このような事態に陥るケースは稀です。しかし、過去には米国の法律「米国愛国者法」が起因となり、FBIによって突如データセンターが差し押さえられた事例があるのは事実です。企業の機密情報を保護するためにも、留意すべきポイントだといえるでしょう。

参考:参考資料|総務省

機器障害や災害などの発生

データセンターの機器が故障したり、災害などで機能停止に陥ったりする可能性も考えられます。これは、サーバーやデータの保管場所がサービス提供事業者に依存する、クラウドサービスならではのリスクです。

万一、上記のようなトラブルでファイルにアクセスできない場合、自社で復旧目途をコントロールしにくいデメリットがあります。クラウドストレージの利用者側は、機器障害や災害などで一時的にサービスを利用できなくなる可能性があることを、念頭に置いておく必要があるでしょう。

データの流出

従業員の不正や過失により、重要なデータが外部に流出してしまうのもリスクの一つです。企業の機密情報をダウンロードして持ち出したり、ファイルの共有設定を誤って一般に情報が公開されたりといったケースが想定されます。

いつでもどこでもアクセスできる便利なクラウドストレージだからこそ、徹底したガバナンスやルールを整備する必要があります。

データの消失

クラウドストレージのデータが保管されているデータセンターでトラブルが発生すると、ファイルや情報が消失する恐れがあります。人為的に発生するトラブルだけでなく、地震や台風など、予期せぬ事態でデータセンターの稼働が停止するリスクも考えられます。

また、クラウドストレージの利用者側である従業員のヒューマンエラーも要因の一つです。ファイルの削除や上書きなど、単純なミスでデータが消えてしまう可能性があります。

クラウドストレージに必要な3つのセキュリティ対策

クラウドストレージにおけるセキュリティリスクを和らげるには、サービスの利用方法の見直しや、導入段階でのツールの厳選といった対策が必要です。具体的には、次のような3つの対策が考えられるでしょう。

  • 強固なパスワード設定と管理の徹底
  • 定期的なデータのバックアップ
  • セキュリティ対策が徹底しているクラウドストレージの導入

強固なパスワード設定と管理の徹底

クラウドストレージは多要素認証のセキュリティ機能を持つサービスが多いものの、ログインIDやパスワードが流出すると、セキュリティの甘い別のサービスから機密情報を盗まれる可能性があります。そのため、強固なパスワードを設定したうえで、アカウント情報を厳格に管理することが重要です。

アカウント情報を管理する際は、次のような行為には十分に注意しましょう。これらの行為はすべて、アカウント情報の流出につながる恐れがあるためです。

  • ログインIDやパスワードをメールで共有する
  • ほかのサービスで利用しているログインIDやパスワードを使い回す
  • 従業員やオフィスへの来訪者の目に触れる場所にアカウント情報をメモする
  • 退職者のアカウントをそのまま放置する

定期的なデータのバックアップ

クラウドストレージに限らず、重要なデータを保管する際は必ずバックアップを取りましょう。仮に経営指標のような分析データが消失すると、意思決定に遅れが生じる可能性があります。顧客情報が消失した場合も、いちからデータを収集する必要があり、マーケティングや営業活動に支障をきたします。

その点、バックアップがあれば、必要に応じてデータの復元が可能です。クラウドストレージの場合は、クラウドとローカルの組み合わせや複数のクラウドサービスの利用など、データの分散化を意識すると良いでしょう。

セキュリティ対策が徹底しているクラウドストレージの導入

クラウドストレージは、サービス提供事業者によってセキュリティ対策の内容やデータセンターの堅牢度に大きな差があります。そのため、あらかじめ複数のサービスを比較し、慎重に選び分けることが大切です。

企業の場合は法人向けクラウドストレージの利用をおすすめします。個人向けのサービスに比べてセキュリティレベルの高いものが多いためです。アップロード可能な容量が大きく、転送速度が速いというメリットもあります。

クラウドストレージにセキュリティ対策が必要な4つの理由

アカウント情報を一元管理したり、クラウドストレージの運用ルールを策定したりするには、実際にツールを操作する従業員側の理解が求められます。従業員側のスムーズな理解促進につなげるためにも、クラウドストレージにセキュリティ対策が必要な理由を押さえておきましょう。

情報漏洩を防ぐため

クラウドストレージのセキュリティレベルが低いと、企業の機密情報が流出する恐れがあります。アカウント情報や顧客・取引情報など、重要なデータを保護するためにも、セキュリティ対策の整ったサービスを選ぶことが肝要です。利用時のルール策定やセキュリティポリシーの明確化など、社内でのセキュリティ対策も欠かせません。

データ消失に備えるため

クラウドストレージには、大規模なトラブルやわずかなミスなど、さまざまな要因でデータを失うリスクが潜んでいます。地震や台風といった自然災害や、ヒューマンエラーなどが代表例です。

企業にとって重要なデータが消失すると、経営上大きなダメージを被る恐れがあります。そのため、事前にセキュリティ対策を施し、万一データが消失した際でも、すぐに復旧できる環境整備が必要です。

データの整合性を維持するため

クラウドストレージを利用する際は、利用者側が保管されているデータの整合性をいつでもチェックできることが重要です。ファイルの内容に改ざんの記録がないか、誤って更新されていないかといった点を、定期的に確認する必要があります。

そのためにもクラウドストレージには、ログ履歴やバージョンなどを効率的に管理できるセキュリティ機能が必要です。

サービス停止に備えるため

サービス提供事業者の都合や突発的なトラブルなどで、突然サービス停止になることも考えられます。サービスが利用できなくなると、データへのアクセスやファイルのダウンロードができず、業務に大きな影響を与えてしまうでしょう。

このような状況に備えるには、定期的なデータのバックアップや、いつでもサービスを切り替えられる事前準備が必要です。

クラウドストレージ「Googleドライブ」のセキュリティ機能5選

法人向けのクラウドストレージを検討している方には、「Googleドライブ」がおすすめです。15GBまでの保存容量なら無料で利用でき、ファイルを共有する第三者が容量を消費しないというメリットがあります。さらに有料版は、自動バックアップやGoogle独自の特典など、機能・サービスが拡充されます。

Googleドライブを活用する際は、さまざまなアプリケーションが統合された「Google Workspace」に登録すると良いでしょう。Google Workspaceのアカウントがあると、Googleドライブで幅広いセキュリティ機能が使えるからです。

ここでは、そのセキュリティ機能について詳しく解説します。

2段階認証の強制

Google Workspaceを活用すると、従業員が利用するGoogleドライブへと強制的に2段階認証の仕組みを実装できます。ログインするためにはGmailアドレスとパスワードに加え、認証コードが必要です。認証コードはログインの度に発行されるため、不正ログインのリスクを最小限に抑えられるのがメリットです。

共有範囲の制限

Googleドライブに保存したファイルを、管理者が自由に共有管理できるのもポイントです。共有オプションを設定することで、次のような共有範囲を指定できます。

  • 外部に一切共有しない
  • 一部のGmailアカウントにのみ共有する
  • 共有リンクを知っている全員がアクセス可能

また、ファイルを共有する場合、閲覧権限や編集権限を細かく付与できるのも特徴です。セキュリティポリシーや使用状況に応じて、柔軟に共有範囲を制限できるのは大きな利点だといえます。

ダウンロードの検知

Google Workspaceには、第三者がGoogleドライブのファイルをダウンロードした際に、アラートとして管理者に知らせてくれる機能が搭載されています。不正ダウンロードや無許可での情報コピーを未然に回避できるのがメリットです。

管理コンソールから[ルール > 監査ログイベントからアラートを作成]の順にアクセスすると、機能を有効にできます。

クライアントサイド暗号化

クライアントサイド暗号化(CSE)は、独自の暗号鍵によって組織内のデータを暗号化するためのセキュリティ機能です。

暗号化されたデータは、サービス提供事業者であるGoogleでさえ読み取れず、非常に堅牢度の高い機密性を確保できます。金融サービスや行政機関など、特に機密性の高い情報を扱う企業や、法令遵守のコンプライアンスが必須な組織に向いているでしょう。

セッション継続時間のコントロール

利用者が継続してサービスを使い続ける時間を、管理者が自由に調整できる機能です。デフォルトの状態では16時間に設定されています。機密情報を取り扱う部署のみ時間を短くすることで、こまめなログインが必要になるため、不正なアクセスを防げます。

クラウドストレージにおけるセキュリティの重要性を理解しましょう

クラウドストレージは、いつでもどこでも保管されているファイルにアクセスできる、非常に利便性の高いサービスです。しかし、データの流出・消失やサイバー攻撃など、さまざまなセキュリティリスクが存在する点には注意が必要です。

クラウドストレージにおけるセキュリティリスクを和らげるには、自社の組織体制を整えるほか、高度なセキュリティを有したサービス提供事業者を選び分ける必要があります。なかでも、企業がクラウドストレージを利用する場合は、有料のGoogle WorkspaceとGoogleドライブを組み合わせるのがおすすめです。

Google Workspaceの有料プランには幅広いセキュリティ機能が搭載されており、データの流出や消失のリスクを最小限に抑えられます。こちらから無料の資料をダウンロードできますので、ぜひ一度参考にしてみてください。

オンプレファイルサーバーからGoogleドライブへの移行はできる

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