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Google Meetでの会議を手軽に録画!
操作手順とうまくいかない場合のチェックポイント5つを解説

 2025.04.10  株式会社電算システム

ビジネスシーンでWeb会議ツールとして、Google Meetを採用している方も多いのではないでしょうか。

このWeb会議ツールは簡単に使えるにもかかわらず様々な機能があり、有料プランでは会議の録画までできます。この機能を活用すれば、議事録の書き間違いなどもないため会議内容をより正確に共有することが可能です。

ただ、録画・共有する方法がよくわからない方もいるのではないでしょうか。また、録画がうまくいかない場合、その対処法を把握しているとより確実に対処できます。

そこで本記事では、Google Meetで録画・共有する手順や録画がうまくいかない場合の対処手段について解説します。有料版をお使いの方は、ぜひ参考にしてみてください。

Google Meetでの会議を手軽に録画!操作手順とうまくいかない場合のチェックポイント5つを解説

Google Meetは録画もできるGoogleのWeb会議システム

Google Meetは、Google社提供のWeb会議システムです。ブラウザやアプリから無料で会話できます。無料でも最大100人参加可能なオンライン会議を作成可能で、1on1なら24時間無料で会話可能です(3名以上なら60分間無料)。

また、有料プランを使えば参加人数を100名以上でもオンライン会議を開催できるなど、より充実した機能を使えます。それでは以下に、Google Meetのメリットについて2つ解説します。

参照元:Google Meet

ブラウザ上で利用できるためアプリのダウンロードは不要

Google Meetは、Googleアカウントを用いてログインするだけで利用できます。アプリ版もありますが、アプリのインストールでデバイスの容量を消費したくない場合にはブラウザ利用が可能です。

使い勝手を考えると、スマホで頻繁に使う場合はアプリのダウンロードがおすすめですが、PCから利用するだけであればブラウザ利用のみで十分です。 他メンバーを招待する場合でも、アプリをダウンロードしなくても招待用URLを送付するだけで会議に参加できます。

Googleの他サービスと連携して機能を拡張

Google社は様々なサービスを提供しています。これらのサービスとGoogle Meetを連携させることで、機能拡張でより便利に使えます。

例えば、Googleカレンダーと連携させれば、会議の時間帯をカレンダーに記入できる上に、会議開始時間前にアラームを設定することで会議のリマインドが可能です。また、Gmailと連携させれば、GmailでGoogle Meetへの招待リンクを送れます。

Google Meetの主要機能3つを紹介

Google Meetは、Web会議に役立つ様々な機能を使えます。ここでは、その中から主要3機能を解説します。

オンラインながら対面感覚で相手と話せるWeb会議機能

Web会議機能を活用すればカメラで顔を映しながら会議が可能で、オンラインながら対面感覚で相手と話せます。

カメラはオンオフでき、通信環境がよくない場所での会議など消費データをセーブしたい場面では、カメラをオフにすれば、消費データをセーブして話すことがおすすめです。

カメラはオンにしたいものの部屋の中などで背景を映したくない場合は、壁紙機能を使えば自分の顔はみせつつ背景を隠せます。背景に自社ロゴやQRコードなどを表示し、自社のPRを行うことも可能です。

有料プランで使える録画機能

有料プランであれば、画面右下のアイコンを押すだけで録画機能が使えます。

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録画機能を活用することで、オンライン会議に参加できなかったメンバーに議事録とともに会議状況のデータを容易に共有できます。これにより、会議内容をより正確に共有できます。また、抜け漏れなく議事録作成を行いたい場合や、会議内容を研修用の教材に流用したい場合にも便利です。

参加者全員に共通の資料を見せたい場合に便利な画面共有

画面共有機能を使えば、画面を全参加者に共有して同時閲覧できます。操作手順は、以下のとおりです。

1.「画面共有」ボタン

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2.「全画面・ウィンドウ・タブ」のいずれか

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▼全画面・ウィンドウ・タブの違い

全画面 共有したいPC画面すべてが共有される方式で、操作手順の解説や複数ファイルの切り替えを行いたい場合におすすめ
ウィンドウ 立ち上げているアプリのうち、共有したいアプリだけ選択できる方式で、社外プレゼンなどでおすすめ
タブ プラウザにて立ち上げ済みの画面を共有する方式で、インターネットサイトや動画を共有したい場合におすすめ(音声共有も可能)

3.「共有を停止」(共有終了)

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Google Meetで録画を行う手順

ここでは、Google Meet上で録画を行う手順について3つ解説します。録画開始から停止の流れに加えて、保存先やダウンロード方法まで併せて解説します。

参照元:ビデオ会議を録画する - Google Meet ヘルプ

Google Meetで録画を開始してから停止するまでの実行手順

録画開始から停止までは、以下の手順で行います。

1.会議開始(参加時は「今すぐ参加」)

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2.画面下の設定アイコンより、「ミーティングを録画」

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3.「開始」ボタン

4.「同意確認」で「承認」ボタン

5.録画開始

6.設定アイコンより「録画を停止」で録画が終了

この方法で録画機能を使えない場合も、後述のトラブルシューティングで解決できる可能性があります。

録画データの保存先はGoogle ドライブの「Meet Recording」

録画した会議動画データの保存先は、Google ドライブの「Meet Recording」フォルダです。録画の停止後、自動的に会議主催者と録画担当者の「Meet Recording」フォルダに送られます。

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録画ファイルの生成・アップロードが完了すると、Gmailで通知されます。なお、会議主催者が途中に変更になった場合でも、録画データの保存先は元の予定を作成した人物(オーナー)が管理している「Meet Recording」フォルダです。

Google ドライブに保存されているデータは右クリックで簡単にPCにデータ保存

「Meet Recording」に保存されている録画データは、PCにデータ保存することも可能です。こうすれば、オフライン環境でも録画データを視聴できます。

▼会議の録画データをGoogleドライブからPCに保存する手順

1.「Meet Recording」フォルダを開封

2.録画データファイルの右クリック

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3.「ダウンロード」クリック

Google Meetで録画したデータを共有する手順

録画した会議のデータは、以下の手順で共有可能です。

▼録画データの共有手順

1.Googleドライブを開く

2.該当ファイルの「⋮」アイコンをクリック

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3. [共有] > [共有] をクリック

4.共有ウィンドウで各種設定を実行

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(設定項目の例)

  • ファイルを共有したいユーザー(グループ)
  • カレンダーへの予定追加
  • アクセス制限

5.「リンクをコピー」でアクセスリンク発行

GoogleカレンダーでGoogle Meetの会議を作成した場合、カレンダーから録画データへのアクセスができます。

Google Meetの録画がうまくできない場合

ここまでGoogle Meetの録画方法やデータの保存方法などについて解説してきましたが、場合によっては録画がうまくできない場合もあります。ここでは、録画がうまくいかない場合の対応策について5つ解説します。

参照元:会議の録画に関する問題のトラブルシューティング - Google Meet ヘルプ

録画機能を使える契約プランになっているか確認

前述のとおり、無料プランと有料プランの「Business Starter」では録画は不可能です。

▼録画が可能な料金プラン

  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise Essentials
  • Enterprise Essentials Plus
  • Enterprise Standard
  • Enterprise Plus

そのため、以下のとおり録画ボタン自体が画面に反映されていない場合は、まずは料金プランを確認し、無料プランか「Business Starter」プランになっていないか確認しておく必要があります。

▼録画ボタン自体が画面に反映されていない状態

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参照元:柔軟な価格プラン オプションの比較 | Google Workspace

ゲスト参加者には録画権限がないためそもそも自分に録画の権限があるか確認

録画権限をもてるのは、会議主催者あるいは同じ組織のユーザーのみです。有料プランに入っていても、ゲスト参加者には録画権限がないため、録画権限の有無も録画がうまくいかない場合には確認する必要があります。

管理者が設定画面を確認して録画機能が有効か確認

録画機能を活用するには、Google Workspaceで録画機能を有効にすることが必要です。そのため、うまく録画できない場合は管理者側で設定画面を確認することが求められます。

▼Google Workspaceで録画機能を有効にする手順

1.Google Workspaceの「Google 管理コンソール」にアクセス

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2.「Google Workspace」の「Google Meet」を選択

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3.「Meet の動画設定」の「録画」を選択

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4.「録画」から「ユーザーに会議の録画を許可します」を選択

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処理速度が遅いと録画できないためCPUの確認

今まではGoogle Meetのサービス側が原因で録画できないケースを紹介してきましたが、場合によっては端末が原因で録画がうまくいかないケースもあります。端末の処理速度が遅いとうまくできない恐れがあるため、CPUの確認が必要です。

CPUに問題があると疑われる場合は、再起動や不要なアプリケーションの停止、さらには端末自体の変更を試みます。

録画できるのはPCからでスマホでは録画操作が不可

録画機能は、スマホでは使えずPCのみで使えます。スマホ版でも録画の開始・終了について通知を受け取れるものの、録画に関する操作は不可能です。

余談ですが、無断で録画を行うとそれが発覚した場合に相手の心象を損ねる恐れがあります。よって、録画機能を実行する場合には必ず参加者の了承を得ることが必須です。

Google Meetの録画機能で会議状況の共有をスムーズに

Google MeetはGoogle社提供のWeb会議システムで、Googleアカウントのユーザーにとっては馴染み深いサービスの1つです。

有料プランの場合はWeb会議や画面共有だけでなく録画機能も活用でき、Google ドライブ上に録画データを保存できます。また、録画データのダウンロードや共有も容易です。

録画がうまくいかない場合は、料金プランや権限、「Google Workspace」の設定などを確認する必要があります。

なお、電算システムでは「Google Workspace」の導入・活用支援サービスを提供中です。Google プレミアパートナーとして豊富な経験を有していますので、「Google Workspace」の導入・活用に関してお悩みの方は、一度ご相談ください。

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