電算システム主催「 Google Workspace(旧 G Suite) ユーザーフォーラム」が、2019年5月27日(月)に開催いたしました。
弊社と Google Workspace(旧 G Suite)をご契約頂いているお客様は既にご存知かと思いますが、「Google Workspace(旧 G Suite)ユーザーフォーラム」とは、電算システムと Google Workspace(旧 G Suite)のご契約をして頂いている企業様向けの限定イベントです。
本イベントでは、Google の最新ソリューション紹介や Google Workspace(旧 G Suite)に関するアップデート情報に加え、ユーザー企業に登壇して頂き、利用者目線での様々な活用事例のお話など、内容が濃く、魅力的なコンテンツをたくさんお届けしています。会場は グーグル・クラウド・ジャパン合同会社のオフィスである六本木ヒルズ内で行われ、イベントの最後の懇親会では、ユーザー様同士の情報交換と交流の場としてもご活用頂いています。
今年は、過去最高である156名のお客様よりお申込みを頂戴し、盛況のうちに幕を閉じました。
本稿では、当日のレポートを掻い摘んでお届けしたいと思います。
※電算システム撮影
オープニング:電算システムよりご挨拶
まずはオープニングとして、弊社電算システム 取締役執行役員クラウドインテグレーション事業部長 渡邉裕介より、日頃の御礼と電算システムのロードマップについてご案内しました。昨年サンフランシスコにて Google Cloud Japan Sales Partner of the Year を受賞したことを皮切りに、Google Cloud Platform(GCP)の分野におけるデータ活用・Search・トレーニングと、Google Workspace(旧 G Suite)から一歩先に進んだサービスをどんどんと展開しています。
Google の最新情報とロードマップをご紹介
続いて、グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 カスタマー エンジニア 深堀まど佳氏より、ここ1年の様々な新製品と製品アップデートをご紹介頂きました。このセッションは毎年恒例で非常に人気が高く、食い入るようにスライドをご覧頂くユーザー様たちの姿が印象的でした。
より速く・よりスマートに・よりコラボレーティブに、をテーマに発表された数々の機能の中でも、「Google ドキュメント 上でOfficeファイルを直接編集」「Hangouts Meetの自動文字起こし」、メールに有効期限や転送不可設定が出来る「 Gmail の情報保護モード」などに注目が集まりました。
また、ユーザーフォーラムの場のみでの公開となるコンフィデンシャルな情報もいくつかお届けをしました。こちらの情報をお伝え出来ず残念ですが、当日は会場内の多くの方々の興味を集めていました。
Google Workspace(旧 G Suite)の社内浸透・活用を後押し!おすすめ機能やノウハウをご紹介
株式会社ストリートスマート クラウドワーク事業部 部長 前川陽子氏より、「 Google Workspace(旧 G Suite)が業務を本当に変革するためのストーリー〜自社のあるべき姿をデザインし、ツールの本質的定着をしかけよう〜」、弊社電算システム クラウドインテグレーション事業部 技術サポート課 玉置南歩より「 Google Workspace(旧 G Suite)の使えていない機能 実践デモ解説」というテーマでそれぞれセッションを実施しました。
ユーザー様からお話を伺うと、どうしても Google Workspace(旧 G Suite)は導入したその当初の時点で活用が止まりがちだという声が多くあります。
そこで、実際の業務プロセス改善に繋げるためにはどのようなアプローチが必要なのか?どのように変革を起こすのか?という社内浸透にスポットを当てた前川氏のセッションと、今日からすぐ使える機能・見落としがちな便利な機能をまとめてご紹介する玉置のセッションで、様々な方面から Google Workspace(旧 G Suite)活用へのヒントをお伝えしました。
未来の働き方を実現させる組織論や事例も惜しみなくご紹介
ゲストセッションとして、Google で人材育成や組織開発、リーダーシップ開発に取り組み、「ニューエリート」や「 Google 流 疲れない働き方」等、Google 関連のビジネス書でもお馴染みのプロノア・グループ 代表取締役にご登壇いただきました。新しい時代の働き方として、どのようなマインドや考え方が必要になるのか、イノベーションの文化はどのようなカルチャーから産まれるのかなどをお話いただきました。
Google Workspace(旧 G Suite)の活用を推し進めるサードパーティ製品
続きまして、弊社電算システム Google 営業チーム 鈴木通裕より、海外初の新しいサードパーティ製品を5つ、ぎゅっと纏めてご紹介いたしました。エンタープライズポータル「Lumapps」、メール・ファイルの暗号化を実現するセキュリティーソリューション「Virtru」、Google Workspace(旧 G Suite)と連携するプロジェクト/タスク管理ツール「asana」、データ連携ソリューション「Boomi」、既存資産のPCを Chrome OS 化する「CloudReady」。日本に上陸したばかりの製品も多く、新しい情報をキャッチしようとユーザー様は目を輝かせてご覧になっていました。
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ユーザー様のご登壇
最後に、恒例のユーザー様の登壇セッションでは、Google Workspace(旧 G Suite)を一歩進んだ使い方をされている2社にご登壇頂きました。株式会社東急ハンズ / ITソリューション部 企画推進グループ 前川 直樹 様には Chromebook 全社利用化計画 〜全容と裏側をご紹介〜というテーマで Chromebook 活用に向けた計画・検証・実践の状況についてお話頂きました。また、中部日本放送株式会社 / グループ総務室 システム部 八嶋 信平 様には GCP や GAS を利用した業務紹介というテーマで、自社システムやアナログ業務にも Google Workspace(旧 G Suite)を連携させているというご講演を頂きました。
ユーザーフォーラム終了後の懇親会では、ビュッフェ形式で軽食やお酒を楽しみつつ、ユーザー様同士の交流にも活用頂けました。会場ではサードパーティ製品のブースや Chromebook / Jamboard の実機も設置し、セッションで聞いたばかりの製品を試して頂くユーザー様も多くいらっしゃいました。
特別企画の「 Google 製品ビンゴ」では、A5ランクの飛騨牛を目玉景品としてご提供し、賑やかな会となりました。
2011年に開始して以来、毎年の恒例イベントとなりました「 Google Workspace(旧 G Suite)ユーザーフォーラム」。当初は2時間のみの開催でユーザー様も30名程度でしたが、年々規模の拡大を続けております。
これからも弊社ユーザー様の満足度・活用度が高まることを目指していきますので、本年ご参加いただけなかったユーザー様も、来年ぜひお待ちしております!
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