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企業が選択すべきテレワークとは?

 2020.03.16  2021.12.23

2019年末ごろから、テレワークを意識した内容のお問い合わせをよくいただくようになりました。2020年 東京オリンピックを控えた今、テレワークを行うべきだから検討しよう!となっていた皆様が、この度の新型コロナウイルスの影響で検討を急ぐ必要が出てきました。

テレワークを行うために企業は、ルールの整備とIT環境を運用できるようにしなくてはいけません。考えること、検討する部門が情報システム部、総務部等、複数をまたがるケースも多いです。かつ一過性にならないように今後の在宅勤務の推進等にも役立てられるように考えなければいけませんし、BCP対策として事業継続も意識した内容となっていないといけません。

検討を急ぎつつ石橋を叩くことが求められ、かつ、予算を使うのであれば今までと同じ、ではなく新しい要素も必要となります。

業務は止めず、むしろ効率化する環境を作りを目指すことが求められています。
ユーザも今をどう乗り切ればいい?と思っているものの、興味はあれど、具体策までは思いつかない。会社の方針に従うしかなく、、。というのが現状かと思います。

日本のテレワーク現状は・・

テレワーク、BCP対策、働き方改革と様々な場所で聞くことが多いですが、実際に浸透しているかと言われると対応している企業は少ないのが現状だと思います。

その一因として環境の整備が大きな理由にあります。

環境の整備については大きくコストがかかることと、社内システムをどこからでも見えるようにしつつセキュリティリスクを最低限に抑えることの2つが、導入がなかなか進まない要因としてあります。

社外で利用できる端末を揃え、社内に接続するためのVPN等のネットワーク面を整備する。どこからでも仕事のできることを社員に通知し、業務で対応してもらう必要があります。これを短期間ですぐに、というのはかなりパワーを使います。

情報システム部の皆様は、セキュリティに気を使いつつも、ユーザが利用し始めた際のQAや問い合わせ対応も考えて、十分にテレワーク業務の内容を練る必要があります。現場は早くほしい!といいますが、簡単なことではないと思います。

一度にすべてを解決することは難しいですが、弊社でどのように対応をしているかも踏まえて簡単にですが、次でご紹介させて頂きます。

移行時にまず読みたいガイドライン
Google WorkspaceとMicrosoft 365で悩んだらまず読もう

Google 製品がテレワークに向いているワケ

私の所属している部署には180〜200人のメンバーが在籍しています。

そのメンバーが共通のインフラで日々仕事をしています。主に利用するツールは、「Google Workspace(旧 G Suite)」&「 Chromebook 」です。

(私も含めて)営業はテレワーク、テレワークと世間が興味を持つ前から、当たり前に社外で仕事をし、当たり前に Google の世界で日々仕事をしています。

Google Workspace(旧 G Suite)がなぜテレワークに向いているか。それは「どの環境でも同じように仕事ができるように設計されているから」です。

PCに依存することなく、ブラウザを開くことさえできれば、いつもと同じ仕事の環境が即座に立ち上がり、会社のPCはもちろん、自宅のPCや、スマートフォン、タブレット等、どんな端末からでも仕事をすることができるように設計されています。

そして Google Workspace(旧 G Suite)にはメール、チャット、カレンダー、ファイル共有、ビデオ会議、資料作成等の仕事で使うためのすべてのアプリが揃っています。

ユーザは Google Workspace(旧 G Suite)だけあれば、ほぼ一日の業務が在宅勤務で全く問題なく業務ができます。メールでお客様とやり取りを行い、カレンダーで社内メンバーと状況を共有しておき、資料作成を行って、社内メンバーやお客様に資料を送付し、ビデオ会議で打ち合わせする。十分に1日の仕事がすべて完結できます。

ただ、唯一できないことが「社内システム」です。こればっかりはどこからでもどんな端末でもアクセスしていい、とはならない部分です。端末を制限してアクセスをさせたり、AWS Workspaces等のDaaS製品を利用して業務をさせる等、セキュリティを高めながら実現しなければなりません。

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外部でPCを使用するときはどんな端末が安全なの?

「 Chromebook 」をおすすめします。

 Chromebook を利用することでセキュリティに対してのリスクを低減でき、同時に社内に限定してアクセスする端末として社員に配布が可能です。

 Chromebook と合わせて運用管理や、アクセス情報の配布ができるMDM機能として Chrome Enterprise Upgrade (以下、「CEU」)があります。 CEU を利用して様々なポリシーの配布が可能となるので、Google Workspace(旧 G Suite)をはじめ必要となるアプリ配布や、URLの情報等をユーザが端末を利用する瞬間にはすべて配布しておくことができます。

合わせて社内につなぐためのアクセス方法も配布ができます。どのような環境を構築しているかはお客様次第になりますが、ネットワーク情報や、証明書の配布なども行なえます。

 Chromebook から直接社内に。という環境を整えることもよくあることですが、それよりも早く、セキュアに。を望まれるケースもあります。

その場合はDaaSと呼ばれる、デスクトップ環境のクラウド利用する場合があります。細かな説明はこちらをご確認ください。

 Chromebook 自体は守られ、DaaSの環境も制限し、DaaSからしか社内につながらない環境が作り上げられます。ユーザは意識しませんが、 Chromebook 上でDaaSを起動することで、DaaSにログインすることのできる端末・ユーザしか、社内環境に接続できない環境が実現できます。

これと同じことを社内の環境だけで作り上げようとすると大きなコストがかかったり、機器の調達や、構築までに3ヶ月〜半年はかかります。スピーディーに必要な分の環境がすぐに利用できる。しかもセキュリティはサービスベンダーが常に考え最新を適用してくれている。という環境をてにいれられるため、サービス型を採用する、というニーズが非常に増えてきています。

Google Workspace 事例
Google Workspace

2020年東京オリンピック期間中でもテレワークが大活躍!!

簡単にですが、「Google Workspace(旧 G Suite)」「 Chromebook 」を利用したテレワークのご紹介をさせて頂きました。

テレワークの導入を考えるときには、今の延長線上で検討をするよりも、将来の働き方を想像して、製品選定や、環境整備をして頂いた方が社内の説得、ユーザ展開の際にうまく進むことが多いです。テレワークを検討する前までの仕事環境は、会社に来て自席で仕事をするために、営業先に言って帰ってきて全部終わらせて家に帰るために、考えて作った仕組みだからです。

いつでも、どこでも、どんな端末でも仕事ができる環境を用意し、社員毎の働き方を考えながら環境を働いてもらうことを検討していくことが大切です。

オリンピックや、新型コロナウィルス(いいニュースではありませんが)、少し前には震災等もありましたが、出社が困難な状況となっても業務を止めないような環境を考え、整えていってほしいですし、そのご協力ができればと思っております。。

本日ご紹介したテレワークの内容が少しでもご興味を引く内容となっていれば幸いです。直近でGoogle 社開催となりますWebinarも開催予定となっておりますので、ご参加頂ければ幸いでございます。

【開 催 概 要】

日時 2020 年 3 月 18 日 (水)  15:00 開始 16:10 終了予定
オンライン開催 Hangouts Meet からご参加可能です。
主催 Google Chrome Enterprise
お申し込み お申し込みはこちらまで
Google Workspaceの7つの特徴

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