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Gemini 3とは?最新AIモデルの特徴や機能、
使い方、料金体系を徹底解説!

 2026.03.27  株式会社電算システム


資料作成や要約、スプレッドシート分析などの作業を自動化・効率化するために、生成AIサービスであるGeminiを活用している方も多いのではないでしょうか。Geminiには高度な推論能力と、多様なGoogleアプリと連携できる拡張性が備わっており、ビジネスのスピードと質を向上できるメリットがあります。

2025年11月には、モデルのアップグレードによりGemini 3がリリースされたことで、推論能力とマルチモーダルな理解力がさらに向上しました。より強力な推論能力と処理速度、そしてマルチモーダルな理解力によって、複雑なナレッジベースや分析システムにおける実用性が格段に高まり、多くのビジネスシーンで優れたパフォーマンスを発揮します。本記事では、Gemini 3の特徴や機能などを、過去のモデルや競合サービスと比較しながら詳しく解説します。使い方や料金体系も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

Gemini 3とは最先端の推論能力を備えたGoogle製の生成AIモデル

まずは、Gemini 3の概要や注目を集める背景について解説します。

Gemini 3の概要

Gemini 3とは、米国時間2025年11月18日にリリースされた、Google製の新たな生成AIモデルです。Gemini 2.5の後継モデルに位置付けられています。

Geminiシリーズの集大成としてリリースされたサービスだけあり、主要なAIベンチマークで基本性能が既存の生成AIモデルを凌駕しています。従来一般的だったテキストや画像の生成だけでなく、高度な推論能力やマルチモーダルな情報統合能力、自律的なタスク実行力が備わっている点が特徴です。そのため、データ分析システムやアプリケーションのプロトタイプ開発、業務代行ボットの構築など、いままでよりも高度な業務に活用できます。

Gemini 3が注目を集める背景

Gemini 3は、東洋経済やForbesをはじめとする大手メディアがいち早くリリース情報を報道しているほか、Googleの公式サイトでは、楽天グループBox社、GitHub社などのマネージャー層がその性能を高く評価しています。このように、Gemini 3が世界中で注目を集める理由は、「テキストを読むAI」から「空気を読むAI」へと大きな変貌を遂げたからだと考えられます。

従来のAIは、テキストや画像などに含まれた情報を読み取る能力には長けても、プロンプトのなかに含まれる本来の意図や言葉のニュアンス、文脈を理解することを苦手としていました。しかし、最先端の技術が採用されたGemini 3では、ユーザーの要求の裏にある細かな意図を正確に理解できるほか、アイデアのなかに含まれたわずかなヒントなども高精度で認識できます。

このような特徴により、いままでよりも簡易的かつ抽象的なプロンプトでも、ユーザーの要望に沿った適切な出力結果を得やすくなります。これはAI業界にとって革新的な進展であり、多くのユーザーから支持・評価される事由だといえるでしょう。

Gemini 2.5との違いから見るGemini 3の特徴

Gemini 3への理解を深めるためには、前モデルであるGemini 2.5と比較することでその特徴を見出しやすくなります。具体的な性能に関しては、以下のようなAIベンチマーク結果が公開されています。

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出典:Start building with Gemini 3|Google The Keyword

Gemini 2.5との違いやAIベンチマーク結果などを参考に、Gemini 3の詳細な特徴を解説します。

高度な推論能力

Gemini 2.5との違いやAIベンチマーク結果などを参考に、Gemini 3の詳細な特徴を解説します。

Gemini 3の最大の特徴は、ほかの生成AIモデルを圧倒する高度な推論能力を備えている点です。生成AIモデルの推論能力は、AIベンチマークのGPQA DiamondやMathArena Apexなどが参考になります。

例えば、問題を回答するために博士号レベルの知識が求められるGPQA Diamondにおいて、Gemini 3 Proは91.9%の高い正答率を記録しています。複雑な数理問題への解決力を測るMathArena Apexでもスコアが23.4%と、Gemini 2.5を大きく引き離していることがわかります。

このような結果からGemini 3は、数学や科学、論理などの分野において、人間と同等あるいはそれ以上の推論能力を有していることが証明されています。

マルチモーダルな情報統合能力

マルチモーダルとは、テキストや画像、動画、音声といった複数の異なる形式のデータを同時に処理する技術です。この情報統合能力が高いほど、異なる形式のデータを入出力する際の理解力や精度が向上します。AIベンチマークでは、MMMU-ProやVideo-MMMUで能力を評価しており、Gemini 3はそれぞれ81.0%・87.6%と、Gemini 2.5を上回る記録を出しています。

一度に処理できる情報量を表すコンテキストウィンドウは、最大約100万トークンと、Gemini 2.5から大きな変化はありません。しかし、100万トークンは日本語で70~100万文字程度に相当し、数ある生成AIモデルのなかでもトップクラスの水準を誇ります。そのため、数百ページの資料を要約したり、数時間分の動画を解析したりと、膨大な量のデータもスムーズに処理できるのが強みです。

実務にも対応できるコーディング能力

プログラミングコードの生成や修正が得意な点も、Gemini 3の特徴の一つです。

AIベンチマークでは、ソフトウェアエンジニアリングの問題解決力を測るSWE-bench Verifiedにおいて、Gemini 2.5を大きく上回る76.2%のスコアを記録しています。また、Web開発能力を評価するWebDev Arenaでは、リーダーボードのトップとなる1487 ELOを獲得しているのも特徴的です(※)。

このような点からGemini 3には、単なるプログラミングコードの生成だけでなく、既存コードを深く理解したうえでのデバッグやレガシーコードの移行など、実務にも対応できるコーディング能力が備わっています。

※参考:Gemini 3による知性の新時代|Google Japan Blog

ChatGPTやClaudeとの性能比較

AIベンチマークでは、Geminiの旧モデルだけでなく、競合サービスであるChatGPTやClaudeと比べても、Gemini 3の性能が突出していることがわかります。特に、流動性知能を測るARC-AGI-2や、複雑な数理問題への解決力を測るMathArena Apex、画面上のボタンや入力欄などに対する理解度を測定するScreenSpot-Proでは、競合サービスを大きく突き放す結果が現れています。

また、Gemini 3は、長期的な視野で計画を立てる能力にも優れています。自動販売機ビジネスのシミュレーションによって長期計画能力を評価するVending-Bench 2では、GPT-5.1やClaude Sonnet 4.5を押さえ、Gemini 3がリーダーボードの頂点に立っています。

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出典:Gemini 3による知性の新時代|Google Japan Blog

Gemini 3に搭載されている6つの機能

Gemini 3には次のような機能が搭載されています。

  • Deep Think
  • Generative UI(生成UI)
  • Vibe Coding
  • Google Antigravity
  • Nano Banana Pro
  • Gemini Agent

各機能の使い方次第で詳細なリサーチや高度なコーディングなどに発展が可能です。それぞれの機能について詳しく解説します。

Deep Think

Deep Thinkとは、Geminiの推論能力を最大限にまで引き上げて結果を出力する機能です。このDeep ThinkはGemini 2.5にも搭載されていましたが、Gemini 3ではその性能がさらに向上しています。

通常モードとDeep Thinkモードで出力結果にどの程度の差が出るのか、Googleの公式サイトでAIベンチマーク結果が公表されています。

AIモデルの推論能力の限界を測るHumanity’s Last Examでは、37.5%の通常モードに対してDeep Thinkモードは41.0%、さらにGemini 2.5のスコアよりも大幅に向上していることもわかります。また、物理学や化学、生物学などの問題を提示して推論能力を測定するGPQA Diamondでも、91.9%の通常モードよりも2%ほどDeep Thinkモードのほうが優れた結果が出ています。

 

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出典:Gemini 3による知性の新時代|Google Japan Blog

Deep Thinkを利用するには、Google Oneの最上位エディションであるGoogle AI Ultraへの契約が必要です。モデルの選択時に「Deep Thinkモード(日本語では思考モード)」を選ぶとDeep Thinkの機能が反映されます。

Generative UI(生成UI)

Generative UIとは、ユーザーのニーズに沿った動的ビューを生成できる機能です。テキストや画像、図解、映像などを組み合わせた独自の出力結果が提供されます。Google検索のAIモードに搭載されているほか、Gemini 3をバックエンドにして独自の動的ビュー生成型システムを構築することも可能です。

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出典:Generative UI: A rich, custom, visual interactive user experience for any prompt|Google Research

目的の出力結果が得られない場合は、Geminiと対話を繰り返して最適な情報へと更新できます。従来はテキストのみで理解しなければならなかった情報が、より視覚的な形式で出力されるため、複雑な概念でもより直感的に理解できるようになります。

Vibe Coding

Vibe Codingとは、専門的な知識や技術がなくても扱えるコーディング支援用の機能です。プログラミングに関する仕様書や複雑な指示がなくとも、「横スクロール型のアクションゲームを作って」といった簡易的・抽象的なプロンプトを与えるだけで、AIが目的に沿ったプログラミングコードを生成してくれます。

コーディングの初心者だけでなく上級者でも活用できるため、アプリケーション開発やプロトタイプの構築といった作業の効率化につながります。また、開発初期段階では、視覚的なモックアップ作成やチーム内でのイメージ共有といった形でも活用可能です。

Google Antigravity

Google Antigravityとは、専門的なAIエージェントをIDE(統合開発環境)で展開するための機能です。従来のIDEでは、プログラミングコードの提案や補完など、あくまでAIは人間の業務をサポートする位置付けでした。一方のGoogle Antigravityでは、AIが主体となってIDEにアクセスし、主要業務を自律的に実行できます。

具体的には、目標にもとづいたタスクの抽出や開発計画の策定、情報収集、コーディング、検証・修正など、アプリケーション開発に必要なほとんどの業務が対象となります。AIは、ターミナルやWebブラウザ、エディタなどに直接アクセスできる権限を持っており、複数のプラットフォームを横断して作業を実行できるのが特徴です。

Nano Banana Pro

Nano Banana Proは、Google社が提供する画像生成や画像編集に特化した生成AIモデルで、被写体の一貫性を保持したまま、プロンプトの内容に沿って既存の画像を修正・変更できます。このような点から、人物の髪型や服装のみを変更する、あるいは被写体の特徴を変えずに背景を除去したり構図を変えたりと、さまざまな画像編集が可能です。

自然言語の簡易的なプロンプトでAIが作業を行ってくれるため、高度な知識や技術が求められません。画像編集のために高性能な有料グラフィックソフトを購入せずに済み、写真を再撮影する機会も最小限に抑えられます。

Gemini Agent

Gemini Agentとは、さまざまなGoogleアプリを横断しながら段階的にタスクを実行できるAIエージェント機能です。GmailやGoogleカレンダー、Google Keep、Googleマップ、YouTubeなど、さまざまなアプリを組み合わせてAIに指示を与えられます。

例えば、Gmailの受信トレイから特定のメールを抽出し、重要な情報をGoogle Keepのメモとして残すといった活用が可能です。ほかにも、Googleマップから企業情報を読み取り、サービスの予約を手配すると同時にGoogleカレンダーへ予定を登録するようなプロセスにも対応します。

このように活用次第でさまざまな形へと発展できます。定型業務や雑務などをGemini Agentに一任することで、従業員はより創造的で付加価値の高い業務に注力できます。

Gemini 3を使ってできること・活用例4選

Gemini 3は突出した性能を誇り、さらに豊富な機能も備わっていることから、旧来の生成AIサービスよりも高度なタスクを実行できます。具体的な活用例について詳しく解説します。

部門横断型ナレッジベースの構築

約100万トークンものコンテキストウィンドウに対応したGemini 3は、膨大な量の情報を素早く処理できます。この利点を活かすことで、ワンストップで部門横断型ナレッジベースの構築が可能です。これは特に大企業の情報管理に効果的で、データベースやクラウドストレージ、社内Wikiなど、情報管理システムの氾濫によって起こりがちなサイロ化の課題解消につながります。

社内の文書やファイル、データ群をGeminiにインプットしてインデックス化することで、自然言語のプロンプトのみで社内全体を横断した情報の検索や抽出が可能です。業界トップクラスのコンテキストウィンドウにより、数千ページ分の資料やGB単位のデータベースにも対応できます。

データ分析システムとしての活用

Gemini 3のGenerative UIを活用することで、独自のデータ分析システムを構築できます。

例えば、Gemini 3をバックエンドにして独自の動的ビュー生成型チャットボットを構築すれば、AIと対話を繰り返すだけでデータの収集から抽出、分析、可視化までの作業を自動化できます。任意のファイルやデータベースをソースとして指定できるため、プロンプトも「昨年の売上データを時系列で表示して」といった簡易的なもので済みます。さらにGenerative UIの機能によって、テキストだけでなくグラフや図解、音声、動画など、マルチモーダルに結果を出力できるのもポイントです。

従来のデータ分析業務は、BIツールをはじめとするシステムの導入や社員教育が必要でしたが、Gemini 3を活用することで、一つのプラットフォームのみで一連のプロセスを完結できます。

AI主導の開発環境の整備

Google Antigravityを活用すれば、AIが主体となってシステムやアプリケーションを自動構築する環境を整えられます。これまでも、既存のIDE上に機能を追加することでAIがコーディングをサポートしてくれるツールはありましたが、Google AntigravityはIDE自体がエージェントファーストであることが特徴です。単なるコード生成だけでなく、ユーザーが求めるアプリケーションを開発するために、AIエージェントが自律的にタスクを遂行します。

IDE自動化のハードルが高い場合でも、Vibe Codingの機能によって開発業務の効率化や生産性向上につなげられます。非エンジニアで正確なプログラミングコードを記述できない場合でも、自然言語のプロンプトを与えるだけでAIがコーディングやデバッグの作業を行ってくれる点は、今後の開発環境を大きく変容させ得る大きなメリットだといえるでしょう。

業務代行ボットの構築

Gemini 3のGemini Agentの機能は、ノンコア業務の作業時間や負担を軽減したい場合に大きな効果を発揮します。複数のGoogleアプリを横断して特定のタスクを自動的に実行できるため、Gemini 3が業務代行ボットとして機能します。メールの分析や抽出、資料の要約、スケジュール登録、営業ルート作成など、さまざまなタスクを自動的に処理できるのが魅力です。

普段からGmailやGoogleカレンダーなどのツールを多用している場合は特に効果的で、うまく活用すれば、RPAツールや外部の業務代行ボットの導入・運用コストを大幅に削減できる可能性もあります。上記のほかにも、情報収集や資料作成、画像生成、コンテンツ企画など、従来のGeminiでできていたことにも対応可能です。Geminiを使ってどのような作業を行えるのか、より具体的にイメージしたい方は、以下の記事を確認してみてください。

Gemini 3の使い方

Gemini 3はGoogleの幅広いサービスに搭載されており、その使い方も一様ではありません。GeminiアプリやGoogle検索、Google AI Studioなど、さまざまな手法があるので、それぞれの使い方を押さえて適切な場面・業務でGemini 3を活用することが大切です。

Geminiアプリでの使い方

Geminiアプリとは、Geminiの機能をWebインターフェースやモバイルアプリ上で手軽に利用できるようにしたサービスです。パソコンの場合は公式サイトにアクセスし、スマートフォンやタブレッドでは、Google PlayApp Storeからモバイルアプリをダウンロードします。いずれの場合でもトップページにプロンプト入力欄が用意されており、指示や質問を与えることで回答が返ってくる仕組みです。

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[+]アイコンをクリックすると画像やファイルのアップロード、[ツール]をクリックすると画像生成や動画生成といった機能を利用できます。また、プロンプトに「@(Googleアプリ名)」を入力すると、GmailやGoogleカレンダー、Googleドキュメントと連動した指示出しやアクションを行えます(一部のアプリは有料版のみ)。

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Google検索での使い方

Google検索には、Gemini 3が搭載されたAIモードと呼ばれる機能が用意されています。検索エンジンにキーワードを入力するようにプロンプトを与えることで、AIがWeb上の情報を横断的に収集し、最適な検索結果を生成してくれます。

 

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複数のWebサイトの情報を統合し、資料のようなわかりやすい形で出力されるほか、参照したページURLも表示されるため、情報収集の効率性が飛躍的に高まります。また、普通の検索モードとは異なり、Geminiと対話を繰り返して情報を追加・修正できるのもポイントです。

Google AI Studioでの使い方

Google AI Studioは、エンジニアや開発者向けのAIプラットフォームです。Gemini 3はもちろん、Nano BananaとNano Banana Pro、Imagen 4など、GoogleのさまざまなAIモデルを独自にカスタマイズしてテスト運用を行えます。使い方はGeminiアプリとよく似ており、使用したいAIモデルを選択し、プロンプトを入力すれば回答が返ってくる仕組みです。

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また、既存のAIモデルを使ってプログラミングコードやバックエンドロジックなどを生成できるBuild機能のほか、システム・アプリケーション開発に使えるテンプレートも用意されています。

Google WorkspaceやGoogle Cloudでの使い方

Gemini 3は、Google WorkspaceやGoogle Cloudといった有料サービスと組み合わせることも可能です。

Google Workspaceには、有料版のGmailやGoogleドライブ、Google Meetなどのアプリが搭載されており、Geminiと組み合わせてメール作成や資料の要約、議事録生成、スライド作成などの作業を自動化できます。各アプリの利用画面にGeminiサイドパネルが表示され、ドキュメントの編集や関数入力といった作業を行いながらAIに指示を与えられるのが特徴です。

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Google Cloudには、アプリケーション開発やデータ分析基盤構築などに関するプロダクトが搭載されており、その一部がGeminiとの連携に対応しています。例えば、BigQueryでSQLとPythonのコーディングをサポートしたり、Vertex AIで独自のAIモデルをデプロイしたりと、さまざまな活用方法があります。

Google Antigravityでの使い方

Google Antigravityを導入する手順は次の通りです。

  1. Google Antigravityの公式サイトにアクセス
  2. 端末にGoogle Antigravityをインストール
  3. セットアップウィザードで開発スタイルを選択
  4. Google Antigravityを起動しプロンプトを入力

開発スタイルは複数の選択肢が用意されていますが、初心者の場合は[Agent-assisted development]を選ぶのがおすすめです。導入後、自然言語のプロンプトを与えるだけでプログラミングコードの生成やデバッグが実行されるため、開発業務の効率化につながります。

Gemini CLIでの使い方

Gemini CLIとは、ターミナル上でGeminiを利用できるオープンソースのAIエージェントサービスです。Webブラウザやアプリケーションを起動することなく、ターミナルから直接Geminiの機能を利用できます。

Gemini CLIを導入する手順は次の通りです。

  1. ターミナルからnpmコマンドを使ってGemini CLIをインストール
  2. Gemini CLIを起動してテーマを選択
  3. 認証(ログイン)方法を選択

Gemini CLIには、AIと質疑応答を繰り返して作業を行う「対話モード」と、一度きりの質問や指示を与える「非対話モード」が用意されています。いずれもプロンプトを提示するとGeminiが自動でアクションを実行する仕組みです。

導入手順や使い方に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

Gemini 3の料金体系

Gemini 3では多くの機能を無料で利用できますが、回数制限(プロンプトの入力回数やDeep Thinkでの出力回数など)が設けられています。機能や使用回数を拡張したい場合は、有料版へのアップグレードをおすすめします。個人向けのGoogle Oneと組織向けのGoogle Workspaceが用意されているため、それぞれの料金体系を解説します。

Google Oneの料金体系

Google Oneは、Googleドライブのストレージ拡張やGoogle Workspaceの一部機能を利用できる、個人・小規模事業者向けの有料サービスです。ストレージ容量が最大2TBまで拡張されるほか、Google Meetの録画やノイズキャンセリングの機能を利用できるなど、さまざまな恩恵を受けられます。

Gemini 3の機能を利用するには、Google Oneのなかに含まれているGoogle AIプランに加入する必要があります。エディションごとの料金は次の通りです。

  • Google AI Pro:月額2,900円(初月のみ無料)
  • Google AI Ultra:月額36,400円(最初の3ヶ月間のみ月額18,000円)

無償版でも有償版でも、高速・軽量なGemini Flashは回数無制限で使用できます。より高度な推論が可能なGemini Proは、Google AI Proが1日100件、Google AI Ultraなら1日500件まで使用回数が拡張されます。

Geminiの無償版と有償版の違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

Google Workspaceの料金体系

Google Workspaceは、GmailやGoogleドライブ、Googleドキュメントなど、複数のコミュニケーションアプリが統合されたグループウェアです。アカウント・権限情報を一元管理できる管理コンソールや高度なセキュリティ機能が備わっているほか、ストレージ容量も組織単位でプールされる仕組みで、中小~大企業まで利用できる汎用性の高さに特徴があります。

料金体系は次の通りで、Business Standard以上になるとGeminiの機能が拡張されます。

  • Business Starter:月額800円/ユーザー
  • Business Standard:月額1,600円/ユーザー
  • Business Plus:月額2,500円/ユーザー
  • Enterprise:要問い合わせ

Google Workspaceでは、既存のGoogleアプリとGeminiを組み合わせて活用できるほか、2025年12月4日(米国時間)からは、新機能であるGoogle Workspace Studioを利用できるのも特筆すべきポイントだといえます。Google Workspace Studioは、Gemini 3の高度な推論能力とマルチモーダルな理解力を活かし、Google Workspace内からノーコードでカスタムAIエージェントを構築できるのが特徴です。

新しくなったGeminiを使ってビジネスのスピードと質を高めよう

Gemini 3の大きな特徴としては、従来のAIが得意としていたテキストや画像などから特徴を読み取ること以外にも、プロンプトの意図や空気を敏感に察知し、より適切な回答を返せるようになった点があげられます。これにより、簡易的かつ抽象的な指示に対しても、具体的で正確な出力が可能になります。そのため、部門横断型ナレッジベースや独自の分析システムなど、ビジネスシーンでのより高度な発展へとつなげられます。

企業でGeminiを活用する場合は、組織での利用に最適化されたGoogle Workspaceを導入するのがおすすめです。Geminiサイドパネルを使って各Googleアプリと連携できるほか、Google Workspace Studioを使って高精度なAIエージェントを作成できるなど、機能性に優れています。

電算システムでは、Google Workspaceだけでなく、Google Workspace with Geminiの導入支援サービスを提供しています。Geminiの活用方法や体系的な知識を学べるハンズオントレーニングやワークショップ、カスタマイズトレーニングを提供しており、Google Workspace with Geminiのスムーズな定着を支援します。Google Workspace with Geminiの特徴や機能、最新情報などに関しては、以下の資料で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。